Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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Rescue Line 2017 3.3 Start of Play 続き

2017-04-08 | Rescue Rules 2017

「競技開始」の続きです。

 

3.3.9 Calibration is defined as taking sensor readings and modifying the robot's programming to accommodate such sensor readings. Any and all pre-mapping activities will result in immediate disqualification of the robot for the round.
3.3.10 Teams may calibrate their robot in as many locations as desired on the arena, but the clock will continue to run. Robots are not permitted to move on their own while calibrating. 
3.3.11 Once a team is ready to start a scoring run, they must notify the referee. To begin a scoring run, the robot is placed on the starting tile of the course as indicated by the referee. Once a scoring run has begun, no more calibration is permitted, this includes changing of code/code selection.
3.3.12 Once a robot begins its scoring run, the referee will roll a standard 6-sided dice to determine in which corner the evacuation point will be located.
3.3.13 Obstacles may be removed, added or changed just before a run starts to prevent teams from pre-mapping the layout of the fields. 
3.3.14 Individual tiles may be changed or switched just before a run starts to prevent teams from pre-mapping the layout of the fields. This may happen on the basis of a die rolled by the referee or with another method of randomization announced by the organizers. 
3.3.15 The difficulty of the run and the amount of points that can be reached will be the same or usually the same for every team in a given round on a particular field. 

3.3.9 調整(較正)では、センサーの値を読んで、ロボットのプログラムを修正することができます。コースの情報をあらかじめプログラムに埋め込むなどの Pre-mapping をした場合には、その競技への参加資格がなくなります。
3.3.10 決められた時間内であれば、チームはアリーナの様々な場所でロボットの調整することができます。ただし、調整の間はロボットを自走させることはできません。
3.3.11 チームが得点走行の準備ができたら、チームキャプテンが審判にその旨を伝えます。得点走行を開始するために審判の指示で、ロボットをスタートタイルに置きます。一旦得点走行が開始されると再び調整をすることはできません。これはプログラムの修正や選択を含みます。
3.3.12 得点走行が開始されたら、審判は6面の標準的なサイコロを振り避難場所を避難区域の角に設置します。
3.3.13フィールドのプレマッピングを防止するために、得点走行を開始する直前に障害物を置いたり、動かしたり、取り除いたりすることがあります。
3.3.14コースのプレマッピングを防止するために、得点走行を開始する直前にタイルの交換や向きを変える場合があります。これは、審判がサイコロを振るなど、競技の運営者によるランダム化に基づいて実施されます。
3.3.15コースの難易度や得られる最高得点は、ラウンド毎に同じになるようにします。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

3.3.9と3.3.10は、得点投稿前の調整です。「較正」という表現の方が意味的にはより的確だと思います。実際の競技フィールドでセンサーの値を読んで、その値をプログラムに反映すること・・・と定義されています。でも、実際には、その時間でロボットを組み立てていたり、プログラムを作っていたり、修理をしたり・・・いろいろ使い道はあります。ただし、競技フィールド上でロボットを自走することだけは厳禁です。

ここでも、プレマッピング禁止をうたっています。もし、プレマッピングをすると(それがバレると・・・)失格になります。

3.3.11は、チームが得点走行の準備ができたら、審判にその旨を伝えます。審判は、ロボットをスタートタイルに置いて、(審判の指示で)スタートさせて得点走行を開始します。一旦、得点走行を開始したら、再び調整をすることはできません。

得点走行を開始する前に、これから実行するプログラムが正しいかどうかを落ち着いてもう一度確認しましょう。

3.3.12は、避難場所を設置する場所です。得点走行が始ったら、審判がサイコロを振って、避難区域の四隅の(出た目によって)決められた場所に避難場所を設置します。

3.3.13は、プレマッピング防止措置の一つです。得点走行を開始する直前に審判は障害物の場所を変更することがあります。変更というか、追加したり、場所を変更したり、取り去ったり・・・もう、なんでもありですね。でも、現実的には、追加したり、取り去ったら、(最高)得点が変わってしまうので・・・位置を変えるしかないですね・・・

3.3.14も、プレマッピング防止措置です。今度は・・・得点走行を開始する直前に審判がコースを変えるかもしれません・・・。ルールには、コースタイルの交換や向きを変える・・・などと書かれています。それもサイコロを振って決める・・・いったい何回サイコロを振れば良いのでしょうか!? (笑)

3.3.15は、競技毎に障害物の位置を変えたり、コースタイルを変えたりしても、競技のレベルが一定になるようにしなさい・・・という、運営者にとって、とても厳しいルールです。競技毎に多少のアレンジしても良いけど・・・公平性を保ちなさい・・・ということですね。(サイコロを振って決めるのも、公平性のため) 競技なので、ごく当たり前のことですが、難しいかも・・・

 

で・・・競技時間8分の中で得点走行までにやることのまとめ

(競技開始)
①調整(チーム)
②調整が終って得点走行を開始するアピール(チーム)
③ロボットをスタートタイルに置く(チーム)
④避難場所を2種類から選択する(チーム)
⑤障害物を変更する(審判)
⑥サイコロを振ってコースを変更する(審判)
⑦チェックポイントマーカーを置いてチェックポイントを決める(チーム)
⑧ロボットをスタート(チーム)
⑨サイコロを振って避難場所を設置する(審判)

こんな感じでしょうか・・・チームも審判もやることが多くて大変ですねぇ!

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無線機器禁止

2017-04-08 | RoboCup2017

私が、今回のジャパンオープンで一番素晴らしいと思ったこと・・・

 

 

この、「無線機器禁止」です。

きちんと守られていたかどうかは判りませんが・・・

ちゃんと構内アナウンスもされていました。

これが、ロボカッパーの常識になることを望みます。

 

さらに・・・この写真の一番下にある

アドバイス禁止!!

これも良いです・・・世界大会の時にも、これを掲示しましょう。

 

 

ちなみに・・・メジャーと一緒の会場で実施した昨年(2016年)のジャパンオープンで、メジャーからジュニアに「無線機器を勝手に使わないで」とクレームがあったことを、どれだけの人が知っている(認識している)のでしょうかねぇ。リチウム電池がどうの、という前に、メジャーに迷惑を掛けないことを教育、啓蒙して欲しいです。そういう意味でも、ジュニアだけの大会で、こういった案内をしてくれた今回の大会運営は素晴らしいです。

 

この看板のゲーム機が、ちゃんと3DSになっているところも・・・素晴らしい!

コメント (2)
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