さて、今度は Rescue Maze の2024ルール(DRAFT)についてです。
まだ、チャチャっと読んだだけですが・・・
まず被災者毎に必要なレスキューキットの数が変更になりました。
というか、私としては整理されてスッキリです。
(Hと赤の被災者が2つ、Sと黄の被災者が1つ、Uと緑の被災者が0)
これまでは被災者の得点を計算するのにリニア壁、フローティング壁で判断していましたが、今回から壁ではなくタイル(リニアタイル、フローティングタイル)で判断するように変更されました。
ただ、2.3.2の次の絵(図)は間違っているようなので、後でForumで修正依頼をしたいと思います。
それから障害物の設置条件が変更になり、壁に接して設置できることになりました。これにより、広場ではない普通の通路にも障害物が置かれる可能性がありますね。
階段(と言っても、たったの2段ですが)の最上段の板の長さが15cm以上に変わりました。
ダミーの被災者が、より明確に定義されました。
文字の被災者が回転して貼り付けられる可能性があることが明記されました。
色の被災者の大きさの規定がより明確になりました。
レスキューキットの大きさの規定がより明確になりました。
3.4.1 と 3.4.2 が2つあるけど、これは項番の記述ミスでしょう。
あとは、Rescue Line と同様に5章にCompetitionが追加されました。
さて、ここまでは大した変更ではありません。
今回、一番大きな変更は立体交差だと思います。
2.2.6に書かれたのですが・・・ { } で囲まれているのは、何なのでしょうか? 正式な追加ではないのでしょうか? 謎です。
で、この立体交差ですが・・・ これまでは、マッピングを2次元の配列で実施すれば良かったのですが、立体交差があると3次元でのマッピングが必要になります。
(x,y)座標と高さ z が必要になりますね。
で、この高さはセンサーなどで測れないので、傾斜路の角度と傾斜路を走行した距離を測って積分することでロボットの高さを計算する必要があります。
さらに・・・「スタートは1階から」という限定もないので、2階や3階からスタートかもしれません。
う~ん、これは難しい!(笑)
Forum で「Rescue Maze は大きな変更しない」と書かれていたのですが・・・これは超大インパクトの大変更だと思います。
ということで・・・いまのチームは大変だなぁ(他人モード!)
また、そのうち、時間のあるときにじっくり読みたいと思います。