もう、ジュニア・ジャパンオープンから2週間も経過してしまいました。
Rescue Line については、あまり競技を見ていないので、単に競技結果からの感想です。
まず・・・本質的な部分では無いのですが・・・この(上の)成績表について、一番右側の枠線が無かったり、表題の「Nagoya」が2行目になっていたり・・・なんか、もう一工夫が欲しい感じです。(苦笑)
さて、成績を見ると・・・優勝の Remenber と2位の 沙羅曼蛇 が飛びぬけています。優勝と2位の差は、たったの39点です。(いい勝負!)
1位~2位が大体2000点、3位~6位が1200点位、それ以下は1000点以下です。
表で「救助」というのが、被災者救助だと思うのですが・・・これに成功しているのが、たったの3チームしかありません。(1位と2位の他に16位の Eastman)
まず、救助成功したチームは素晴らしいと思います。
で、他のチーム!
これ、レスキュー競技なんだから、ちゃんと救助しましょうよ!
こんなに、救助しない(できない)チームが沢山あるのは、やっぱりルールが悪いのですかねぇ!
さて、毎回書きますが・・・この優勝チームの1987点が素晴らしいのか? それとも全然ダメダメな点数なのか? これだけでは判断できません。
だから、満点を計算てみます。
今回はCMSの結果を掲載(リンク)してくれているので・・・なんとか手動で計算できますね。
一回目(フィールドC)
得点イベント:275
チェックポイント:275
脱出ボーナス:60
合計:610
二回目(フィールドD)
得点イベント:260
チェックポイント:235
脱出ボーナス:60
合計:555
三回目
得点イベント:300
チェックポイント:265
脱出ボーナス:60
合計:625
そうすると、被災者救助やレスキューキットの配布などが無いと、合計で1790点になります。
MAXを考えると、これに 1.4×1.4×1.4×1.6=4.3904を掛けるので 7800点超になるのですが・・・現実的には、レベル2の被災者1人+レベル1のレスキューキット程度が妥当と考えて1.4×1.2=1.68 で 3007点になります。
そうすると優勝の Remenber と2位の 沙羅曼蛇の1900点というのは、なかなか良い成績だったのではないかと・・・
しかも、この2チームはレベル2のレスキューキットに挑戦して、何回か配布(レスキューキットを避難場所に入れる)を成功させています。
ただ、(これも毎回書きますが・・・)競技進行停止がやっぱり多いです。(2チーム共に、3回の競技で23回。 ただ、他のチームも総じて多く、一番少ないのが4位の meiden カチューシャ の19回です。 私は、これではレスキュー競技になっていないと考えます 笑)
あと・・・ちゃんとフィールドの写真を撮っていなかったので・・・雰囲気こんな感じ、というのを掲載しておきます。
競技コースですが・・・私から言わせると・・・
得点イベントが多く(多すぎる)それが連続しているのが良くないです。
どこで得点が入るのか・・・が複雑すぎます。
競技の前のレスキューのスタッフミーティングですが・・・Rescue Mazeはあっさり終わりました。 でも(いつものように 笑)Rescue Lineは延々と続き、1時間半やっていました。
見に行くと・・・コースの1つ1つの得点イベントについて説明しています。
例えば・・・
「ロボットの半分がタイルに入ってライントレースしていたら得点になるとのことですが、このシーソーの得点はいつ入るのですか? シーソーの次がギャップになっていて、ロボットが半分以上入ってライントレースできるのはギャップを越えてからですよね?」「だから、シーソーの得点はギャップを越えた後にライントレースできていたら入ります。キャップで外れたらシーソーの得点は入りません・・・」
という感じでした。
シーソーをうまく越えても、ギャップに失敗すると(せっかくうまく越えた)シーソーの得点も入らないとは・・・やっぱりコース設計が良くないですよね!
それと、今回素晴らしいなと思ったのがこれ。
レベル1の避難場所(正確に書くと Level one の・・・)です。
ちょっと変な形をしていますが・・・でっぱり部分を壁に挟むとズレないようになっています。(なるほど!)
フィールドも日々、進化していますねぇ。