前の記事はこちら 親指シフトキーボードプロジェクト その21
さて、親指シフトキーボードの第2弾です。
前の記事で書いたように、2台目(2台目)の親指シフトキーボードを作成するにあたって、いくつかの改善点を列挙しましたが、その実現を目指します。
また、部品調達からですが・・・今回は、意外とあっさり揃いました。
PCBとプレート
キースイッチは Gateron の青軸を注文しました。
今回は、PCBとのセットで注文したので、揃うのが早かったのかな・・・と考えています。
では、まずは、PCBにスタビライザーを設置します。
今回は ISO ENTERキーなので、1つは縦に配置します。
PCBには沢山の穴が開いているので、間違わないように、キーキャップを並べてキースイッチを差し込む場所を確認して慎重に作業します。
全てのキースイッチを(PCBの)穴に挿したら、半田付けです。
ここら辺は、一気に作業しました。
自作キーボード製作も4つ目なので、ここら辺は早いです。
とりあえず、これでハードは完成です。
さてここからが、本番です。
まず、デフォルトで定義されているキー設定を確認します。
こんな感じで・・・肝心のBSキーや ISO ENTERキーの隣が機能していない感じです。
さて、これを機能するように定義しなければなりません。
また、カット&トライで、何度も失敗しながら・・・見つけたのが、以下の設定です。
config.h に以下の定義を追加しました。
#define LAYOUT_67_iso( \
K00, K01, K02, K03, K04, K05, K06, K07, K08, K09, K0A, K0B, K0C, K0D, K49, \
K10, K11, K12, K13, K14, K15, K16, K17, K18, K19, K1A, K1B, K1C, K1D, \
K20, K21, K22, K23, K24, K25, K26, K27, K28, K29, K2A, K2B, K2C, K2D, \
K30, K32, K33, K34, K35, K36, K37, K38, K39, K3A, K3B, K47, K3D, K3C, \
K40, K41, K42, K46, K45, K44, K4B, K48, K4C, K4D \
) { \
{ K00, K01, K02, K03, K04, K05, K06, K07, K08, K09, K0A, K0B, K0C, K0D }, \
{ K10, K11, K12, K13, K14, K15, K16, K17, K18, K19, K1A, K1B, K1C, K1D }, \
{ K20, K21, K22, K23, K24, K25, K26, K27, K28, K29, K2A, K2B, K2C, K2D }, \
{ K30,KC_NO, K32, K33, K34, K35, K36, K37, K38, K39, K3A, K3B, K3C, K3D }, \
{ K40, K41, K42, KC_NO, K44, K45, K46, K47, K48, K49, KC_NO,K4B, K4C, K4D } \
}
全体で67キーなので LAYOUT_67_iso という定義名にしました。
これで、後は keymap.c で1つ1つのキー設定をするだけです。
続く・・・