2007年3月11日
中島先生から「2007年ルールは2階に黒線が無くなった」との話を伺って、それがどういうものなのか偵察に(調査に)行くことにしました。 スケジュールを見ると神奈川ノード大会が3月11日(東京ノード大会の1週間前)にあるということで、そこにMと一緒に行って見ました。
場所は電気の史料館というところで、川崎駅からタクシーで行きました。 関東ブロックのHPには
開場 9:00~(車検、マシン調整)、大会開始 10:30~
※参加チームは9:00より、一般の来場者は10:00より入場可能です。
と記載されていたので、10:30から何らかの競技が始まると思い、それに間に合うように行ったのですが、レスキューの競技は12:00~トライアルでした。 HPでの案内で見学者用のスケジュールをしっかりしてほしいなあ。
レスキューの競技台を見てみると、確かに 2階に黒線がありません。 それでも被災者がちらばっており、ゴールらしきものもあります。 どうも、2階までは黒線をたどって行き、2階になったら(なんとかして)被災者を救出して、最後にゴールする、という筋書きのようです。 ウームどうすれば良いのだろう。 ここは今回の出場者の作戦を見学させてもらおう。 ということで、トライアルが始まるまでサッカーなどを見て過ごしました。
この大会でも杉並区の競技会でお世話になった、「P1」、「P2」が審判として参加していました。(ご苦労様です)
神奈川大会は規模が小さいらしく、レスキューの参加者はプライマリーが5チーム、セカンダリーが1チームだけでした。 12:00になり、トライアルが始まりました。 どのチームも線を外れたりはしましたが、なんとかスロープを登っていき2階に入って行きます・・・さあ、どんな動きをする・・・と期待していると「リタイア」という声があがり、終わってしまいます。 結局全チームが2階をリタイアしてしまいました。(審判の「P1」が、参加チームメンバーに「お前らまじめにやれよ!」と言っていたのが印象的でした) どうも、どのチームも、まだレッドゾーンの対応策を実現できていないようでした。
レスキューのチームのプレゼンンポスターを見ていると、その中にRCXを2台積んでいるロボットがあり「こんなのもありか?」とびっくりしました。 (ずっと後で、日本チャンピオンの「THE LATEST」もRCX2個積みだったので、行き着くところはこれなのかと、2度びっくりしました。)
帰りに、Mと2階の対応策について話し合いました。
・2階は被災者救出をあきらめてゴールだけ狙う
・被災者の位置を測って、1人1人プログラムで狙って救出する。(決め撃ち方式)
・2つの壁の間を少しずつずらして探していく。(スキャン方式)
協議の結果「M&Y」はスキャン方式でやろうということになりました。
どちらにしても、とりあえず大会の進め方や、レッドゾーンはこんなもの、ということが分かっただけでも行ったかいがありました。 さあ来週はいよいよロボカップジュニア初挑戦だ!
「M」から「帰る」というメールが来たときはどうしようかと思いました。
説得して、「M&Y 父」に電話したら、「え~~~もう改札入っちゃった」というし、二人の説得は大変です。
結局、伝家の宝刀「母の臨界点突破」に渋々二人で会場に行ったようです。
二人で行ってよかったでしょ。