前の記事はこちら 関東ブロック大会 2022 レスキュー日本リーグのフィールド - Re: The history of "M&Y"
今回は、先日開催されたRCJJ関東ブロック大会2022の ワールドリーグ レスキューラインのフィールドです。
※この記事は、個人的なものであって、大会公式のものではありません・・・ご理解をお願いいたします。
フィールドは2つあり、別のコースが設定されていました。
まずは・・・フィールドAです。
以前の記事で紹介した、トンネルとロボットホイホイが設置されたフィールドです。(笑)
関東ブロック大会のレスキューフィールドとしては、大人しいですよねぇ!
難しいかな・・・と思えるのは、傾斜路の前後の直角くらいだと思います。
上の写真だと瓦礫としての楊枝が黒線が見えないくらいに密集していますが・・・競技の時にはもうちょっと「ふわっと」大きく撒かれて黒線が見えるようになっていました。
得点を確認すると
スタート(5)
交差点(右折)(10)
交差点(左折)(10)
チェックポイント(5×6)
傾斜路(上り)(10)
ギャップ(10)
傾斜路(下り)(10)
チェックポイント(7×5)
障害物(15)
交差点(直進)(10)
ギャップ×2(10×2)
シーソー(15)
チェックポイント(5×9)
(救助ゾーン)
チェックポイント(5×1)
ギャップ×2(10×2)
スピードバンプ×2(5×2)
チェックポイント(5×5)
脱出ボーナス(60)
ここまでのライントレース得点の 合計は 345点になりました。
被災者はルールの通りに 銀×2 と 黒×1 だったので MAXは 1.4×1.4×1.4×1.6=4.3904 になります。
これを掛けると(四捨五入すると)・・・1,515 点になります。
とてつもない数字ですねぇ
現状では、レスキューキットのレベル2は現実的ではないので、レスキューキットのレベル1で計算しなおすと・・・
MAXは 1,136 点です。
これでも・・・とてつもない感じです。
次は、フィールドB です。
こちらは、行き止まり(Uターン)があり、経路が長く設定されていました。
こちらは・・・往復する経路に障害物があります。 そして障害物の片側に(得点にならない)スピードバンプが設置されました。 ということは、往路か復路で必ず障害物回避でバンプを乗り越えることになります。
後は、難しいのは(こちらも)傾斜路の前後の直角くらいでしょうか・・・
それでは、得点の確認をしてみます。
スタート(5)
交差点(直進)(10)
ギャップ(10)
傾斜路(上り)(10)
チェックポイント(5×9)
傾斜路(下り)(10)
障害物(15)
行き止まり(10)
障害物(15)
傾斜路(上り)(10)
チェックポイント(16×5)
傾斜路(下り)(10)
ギャップ(10)
交差点(右折)(10)
チェックポイント(5×7)
スピードバンプ×2(5×2)
ギャップ×2(10×2)
チェックポイント(5×7)
(救助ゾーン)
チェックポイント(5×1)
スピードバンプ(5)
ギャップ×2(10×2)
チェックポイント(5×5)
脱出ボーナス(60)
ここまでの合計が 465 点です。
フィールドAとは、かなり違いますね。
救助ゾーンの被災者数は、(フィールドAと)同じなので・・・
MAXは 2,042 点 です。(デカい!)
こちらも、レスキューキットのレベル1で計算しなおすと・・・1,531 点です。
従って、2回の競技の合計の満点は、2,667 点です。
優勝した RAOH は 722点でした。
被災者を救助できないと、こんなものなのですかねぇ。(彼らは、確かレスキューキットの移送は、成功していたはず)
ただ、RAOH は、カメラを搭載していて、レスキューキットのレベル2も実現可能のようです。 今後(近未来)に期待してます。
今時のレスキューラインですが・・・私から言わせると・・・やっぱり競技進行停止(LOP)が多すぎます。
これはで、レスキューの競技ではないです。(笑)
続きの記事はこちら RCJJ関東ブロック大会2022でのローカルルールについて - Re: The history of "M&Y"