前の記事はこちら いまさらながらRCXを動かしてみるプロジェクト!? その16
うん十年前の LEGO MINDSTORMS RCX を現代に蘇らせるプロジェクトですが・・・
少しずつ、動くようになってきました。
で、本日は、光センサーを量産しました。
量産といっても・・・ケーブルがボロボロの光センサーを復活させる作業です。
以前に、RCX用の光センサーは、ケーブルのソケットのように勘合で嵌っている(かんごうではまっている)訳ではないので、修理するためにはケースを壊さなければなりません。
壊し方ですが・・・ずっと前のハードの師匠さんに教えてもらった方法です。
(ちゃんと教えを守っています 笑)
光センサーは、青いケースとその下に灰色のプレートがくっ付いている(接着されている!?)ので、この2つの部品を切り離します。
2つの部品の接合部にカッターの刃をあてて、上から(カッターの刃を)金槌でたたきます。
すると、接合部が切り離されます。(昔は、「殻割り」と言っていました)
これで・・・青いケースと灰色のプレートが分かれるはずなのですが、そう簡単には分かれません。
ケーブルが抜けないようにケースとプレートで凸凹の形で挟んでいる部分が抜けません。
ここは、仕方がないので、無理やり(プレートを)剥がして、その凸部分を折ります。
これで、青いケースから灰色のプレートが外れます。
次に、ケーブルを挟んでいる(挟んでいた)凸凹の部分のケーブルを切ります。
そうすると、基盤が青いケースから外れます。
凸凹の部分に残ったケーブルは、抜けないし、どうしようもないので、ニッパーで切っておきます。
さて、基盤に残ったケーブルの残骸を半田コテで溶かして抜きます。
そして、新しいケーブルを半田付けします。
ケーブルの反対側は、ソケットを圧着します。
この状態で、動作確認をします。
動作確認がOKであれば、青いケース、に(新しいケーブルを付けた)基盤を入れて、灰色のプレートと合わせれば完成ですが・・・私は、瞬接で軽く接合しました。
本日は、5個の光センサーを再生しただけですが・・・めっちゃ疲れました(笑)
新しく再生した光センサーを M&Y Zwei に組み込んで動作確認をしました・・・やっぱり、ロボットがきちんと動くと報われますねぇ・・・
自分で再生すると、必要に応じてケーブルの長さを調節できるので、いいですね。
続きの記事はこちら いまさらながらRCXを動かしてみるプロジェクト!? その18
やはりケーブル類が同様にボロボロにとなり,
あと一部のゴムタイヤやヌメッとしております.
殻割りは面倒ですが,ケーブルの長さが調節できるというように前向きに捉えるとよいですね.
RCXを大事に使われているとのこと
そういう仲間がいることが分かって心強いです。
ロボットの競技会にRCXを持っていくと「えっ、これ何? LEGOみたいだけど・・・」と珍しがられます。 まだまだRCXは使えると思います。