いよいよ第11回です。
今回は、「競技進行停止」です。
2014年ルールで一番の変更点は、この競技進行停止だと思います。
これまで、競技進行停止で再スタートになる場所は、部屋の入口でした。
しかし、2014年ルールでは部屋という概念がなくなりました。
そして、競技進行後の再スタートは、最後に訪れたチェックポイントからになりました。
(ここまでは、大したことありません。)
また、これまでは、再スタートする際に位置情報(再スタート位置の座標など)を入力することが許されていたのですが、2014年ルールでは、それが禁止されました。
(ここが、マッピングしているチームにとって、インパクト大ですよね)
つまり、ロボットは競技進行停止の後の再スタート位置を(何らかの方法で)自分で判断しなければなりません。
通常は、最後に訪れたチェックポイントをセーブしているようです。
まず、この競技進行停止のルール変更に対応する一番簡単な対策は・・・
競技進行停止にならないロボットにすることです。(当たり前!!)
今回の世界大会では、ほとんどのラウンドで、傾斜路の上下の踊り場にチェックポイントが設置されたので、競技進行停止をすると通常は、ここから再スタートでした。
ところで、どういうときに競技進行停止になるかというと・・・
・チームキャプテンが「競技進行停止」の宣言をしたとき
・黒タイルに入って(訪れて)、バックで出なかったとき
・ロボットやチームメンバーがアリーナを傷つけたとき
・チームメンバーが(審判の指示ではなく)ロボットに触れたとき
普通は、一番上しかないのですが・・・・
中国チームは、審判へのアピールも無く、勝手にロボットを持ち上げていました。
しかも、チームキャプテン以外が・・・
(勿論、その度に、「競技進行停止」をとられていますけど・・・)
それで、何度も注意しました。
まあ、中国だから・・・