昨日の記事で、2021年のロボカップジュニアの日本大会(のOnStage)について書きましたが・・・
2月22日の日付で、レスキューとサッカーも記事を出していました。
2021年2月23日火曜日 ロボカップジュニア・ジャパン2021 オンライン大会 について
「ロボカップジュニア・ジャパンオープン2021名古屋」は、コロナ禍で中止になりましたが、その代わりに開催する競技会は「ロボカップジュニア・ジャパン2021 オンライン大会」というものらしいですね。
で・・・レスキューではオンラインの大会で、いったいどんなことをするのでしょう・・・
この記事に書かれている内容を読むと・・・
資料と動画を提出して、インタビューに答えて・・・あれ、これだけ!? 競技はしないの!?
どうも、私の理解では、いわゆる競技会ではなく、チームのアピールの(インタビューを含めた)プレゼン審査会のようです。
じゃあ、サッカーの方も見てみます。
2021年2月23日火曜日 ロボカップジュニア・ジャパン2021 オンライン大会 サッカー競技について
さて、サッカーは・・・こちらも、資料と動画を提出して、インタビューを実施する、チームアピールのプレゼン審査会のようです。
(サッカーは世界大会でも、競技結果よりもチームアピールで世界一が決まるので、あまり違和感が無いのかも・・・)
まあ、実際に集まって競技ができないから、仕方が無いのででしょうね。
ところで、Rescue Simulation(旧CoSpace)は、どうなっているのでしょか? まだ、どこにもアナウンスがありません。今年のロボカップジュニアでまともに競技会ができる数少ない競技だと思うのですが・・・
CoSpace 技術委員会のブログの記事は2019年12月13日の記事が最後で、それ以降は更新されていません。(もう、1年以上更新されていません) ということは、今年度のチーム募集もされていない・・・ということになりますね。
※実際には、2021年1月28日に書いた記事のように、阪神ブロックのHPにRescue Simulationの競技会の記事が掲載されていたのですが・・・私は、これは全国的なものではなく、阪神ブロックだけの地域限定の競技会だと考えております。(笑)
さて、今回のオンライン大会がどうなるのか心配なのは・・・世界大会へのロードマップが明確でないことです。
例えばRescue Lineを例にすると・・・
①ノード大会でRescue Lineの競技が実施されて、優勝(上位)チームがブロック大会に参加する。
②ブロック大会でRescue Lineの競技が実施されて、優勝(上位)チームが日本大会に参加する。
③日本大会でRescue Lineの競技が実施されて、優勝(上位)チームが世界大会に参加する。
④世界大会ではRescue Lineの競技が開催される
というような流れができていますよね。
これは、世界大会でRescue Lineの競技があるから、それに向けて手前の競技会での作業が明確になっています。
しかし、今年(2021年)は、世界大会もオンライン競技会(表現は "a fully remote event")になりましたが・・・ジュニアはどんな競技を実施するのかが未公開なので、ロードマップが見えていません。
例えば、仮にオンラインでの Virtual Rescue Line という競技が実施されるとした場合に・・・その競技に日本代表として参加するのは・・・上の「プレゼン審査会」の優秀チームなのでしょうか? それとも、すべてをリセットして、新たに参加チームの募集をするのでしょうか? (それとも、これまでのRCAPのように、勝手に参加申請しなさい・・・なのかな!?)
なんとなく、まだまだ混沌とした世界のようで・・・(笑)