本日は・・・8月に実施されたNESTロボコンの第2部ということで残りの競技(オンサイト時で実施する競技)を実施しました。
私は、WL(ワールドリーグ)レスキューのスタッフとして参加しました。
参加チームとしては、10チームでした。
競技結果としては、ちょっと寂しい感じで・・・レスキューキットの配置(輸送)や被災者の救出もありませんでした。
でも、さすがに日本リーグのレスキューとは違って、ライントレースで外れるようなチームは、ほとんどありません(ゼロではない 笑)でした。
で・・・今回の競技会で「なるほど」と思ったのは、本来の Rescue Line のルールで
ロボットが競技進行停止になったときには、レスキューキットは、そのままの場所から再開されます。
そのままの場所というのは、ロボットに搭載されていれば、搭載したまま再開します。ロボットから落ちていたら、落ちていた場所にそのまま放置して再開します。
ところが、被災者(銀や黒のボール)の方は、ロボットが被災者を持ったまま競技進行停止になると、ロボットの居た場所に被災者を置いて(置きなおして)再開します。(ロボットが被災者を持ったまま、救助ゾーンを出た場合は、被災者を落としてランダムな場所に配置する。)
と、レスキューキットと被災者の考え方が統一されていないのがルールとして美しくないです。
さらに、ロボットが被災者をガッチリ掴んだまま競技進行停止になり、ロボットから被災者(ボール)を外すのに、アームを動かしたり、閉じた扉を開いたり・・・競技進行停止の間にロボットを変形させるのは良くないですよね。
ということで、今回のNESTロボコンでは、ローカルルールで、「ロボットが被災者を持ったまま競技進行停止になった場合は、ロボットが被災者を持ったまま競技再開する」にしました。
私も、この方が、ルールとして美しいと思います。
それから・・・
主審をやったので、インタビュー用にプレゼンポスターを読んだのですが・・・
レスキューキットのレベル2を実施するアイディアを持ったチームが居ました。
ロボットの前方にカメラを搭載して、青色を探してレスキューキットを認識します。 ロボットには、アームがあり、そのアームには数本の輪ゴムが張られて、うまくレスキュ-きっとの上でアームを下ろすと、張られたゴムの間にレスキューキットが引っかかる・・・という説明でした。
なるほど、これなら、経路に置かれたレスキューキットを取れるかも・・・と思いました。
ただ、現実的には、まだアイディアであり、レスキューキットレベル2は、前人未到のルールとなっていました。
ということで・・・なかなか楽しい競技会でした。
参加者の皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。
(全然写真を撮っていないことに、後で気が付きました・・・フィールドの写真も一枚も撮っていません・・・)