Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

Rescue Line 2017 3.3 Start of Play

2017-04-07 | Rescue Rules 2017

今回のお題は「競技開始」です。

あまりにも長いので・・・2つに分けます。

では、前半

 

3.3 Start of Play 
3.3.1 A run begins at the scheduled starting time whether or not the team is present or ready. Start times will be posted around the venue.
3.3.2 Before the scoring run begins, the team defines which evacuation point tile should be used (see 1.7.4).
3.3.3 The checkpoint marker is a marker that indicates for humans which tiles are checkpoints. It can be 5 mm to 12mm thick and up to 70 mm in diameter. The number of possible checkpoints will depend on the length of the course.
3.3.4 Before the scoring run starts, the team captain will decide which tiles should be checkpoints and place the markers on those tiles. 
3.3.5 Only one checkpoint marker may be placed on a tile.  Checkpoint markers may not be placed on tiles with scoring elements. Once the scoring run has begun (see 3.3.11), the markers cannot be changed. Note: If a robot moves a marker, it is still the original tile that is the checkpoint. The marker is only there for humans to remember where the checkpoints are located.
3.3.6 The start tile is a checkpoint, where the robot can restart. The team doesn't need to use one of their checkpoint markers for the start tile.
3.3.7 Once the scoring run has begun, the robot is not permitted to leave the competition area.
3.3.8 Each team will be given a maximum time of 8 minutes to calibrate the sensors, select the checkpoints and let the robot complete the course. The time for each run will be kept by the referee.

3.3 競技開始
3.3.1 競技は(チームの準備の状況に関わらず)あらかじめ決められたスケジュールに従って開始されます。スケジュールは会場に提示されます。
3.3.2 得点走行の前に、どちらの避難場所を使用するかをチームが決めます。(1.7.4を参照)
3.3.3 チェックポイントマーカーは、チェックポイントのタイルの位置を人に示すものです。マーカーは厚さ5mm~12mmで直径最高70mmの大きさです。チェックポイントの数は、コースの長さによって異なります。
3.3.4 得点走行を開始する前に、チームキャプテンはどのタイルをチェックポイントにするかを決めて、それらのタイルにマーカーを置きます。
3.3.5 一つのタイルに複数のチェックポイントマーカーを置くことはできません。また、得点要素のあるタイルに置くこともできません。得点走行の開始後(3.3.11を参照)はマーカーの位置を変えることはできません。
注:ロボットがマーカーを動かしてしまっても、チェックポイントは変わりません。マーカーは人がチェックポイントをどこに設定したかを示すためにあるものです。
3.3.6 スタートタイルは無条件に、ロボットが再スタートできるチェックポイントになります。チームは、スタートタイルにチェックポイントマーカーを設置する必要はありません。
3.3.7 得点走行が開始されたら、ロボットは競技エリアの外に持ち出すことはできません。
3.3.8 ロボットの調整と得点走行を合わせて競技時間は(チェックポイントマーカーを置く時間を含めて)最大8分間です。競技の時間は審判によって計測されます。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

2017年ルール特有の変更に伴って、競技スタートも微妙に変更があります。

3.3.1は、あらかじめ決まったスケジュールに従って競技は(チームの準備ができていようといまいと)開始されますよ、というものです。競技時間(時刻)は、会場内に掲示されます。世界大会では、チームを呼びに行ったりはしません。チーム自身で掲示されているスケジュールを見て準備をして、時間に間に合うように会場に(競技場所に)行きます。「そんなの知らなかった」「そんなの聞いてなかった」などという言い訳は通用しません。 

それに比べると・・・日本の大会のなんとも甘ちゃんなことか・・・(笑)

3.3.2は、2017年ルールに従って追加されたものです。チームは、2種類の避難場所のどちらかを選択します。自分達の(ロボットの)実力を評価して、高得点を狙うか、確実性を活かすか・・・面白いルールだと思います。

3.3.3は、チェックポイントマーカーの話です。チェックポイントマーカーは、人間(審判)が「どのタイルがチェックポントであるか」を確認するためのものであり、例えばロボットが押して動かしてしまっても、チェックポイントに指定したタイルは変わりません。(というか、ロボットがマーカーを動かしそうになったら、審判はマーカーを移動しても良いと考えます。)

ここに、マーカーの大きさが規定されていますが・・・これ意味無いでしょう!? 何でも良いし、もっと小さくても良いでしょう。まあ、オレンジ色限定で無くなったのが一歩前進ですかねぇ。

3.3.4は、得点走行の前にチームキャプテンがチェックポイントにするタイルを決めます。チェックポントマーカーを置いて、どのタイルをチェックポイントに指定したかを明確にします。

3.3.5は、チェックポイントの指定の制限です。2016年ルールから、ちょっと変更されていますね。

3つの重要なことが書かれています。

・1つのタイルには複数のマーカーを置けません。
 →1つのタイルに置けるマーカーは1つだけ
・得点要素のあるタイルにはマーカーは置けません。
 →減速バンプや障害物、交差点、ギャップなどがあるタイルにはマーカーは置けません。
・得点走行を開始した後は、マーカーの位置を変更することはできません。

こんな感じです。

3.3.6は、スタートタイルは無条件に最初のチェックポイントになります。ここにはタイルを置く必要はありません。(というか置いちゃダメ)

スタートタイルはチェックポイントなので、ロボットが次のチェックポイントに行く前に再スタートになった場合は、スタートタイルから再開(再スタート)になります。

3.3.7は、得点走行を開始したら、ロボットを競技フィールドから持ち出すことができません。まあ、これはもう常識でしょう。修理もできないのですから・・・

ただ、得点走行を開始する前は、ロボットをパドックに持ち帰っても良いのですね・・・私は、ここを誤理解していました。

3.3.8は、競技時間の話です。ここも大きく変更されました。これまでは、8分の競技時間の外にチェックポイントの設定があったのですが、2017年ルールでは8分間の中に入れられました。これでスッキリです。

 

続く

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

双葉黒ラーメン

2017-04-07 | ブログ

ジュニア・ジャパンオープン2017ぎふ・中津川に移動する日の朝食

中央道の双葉SAで朝食

 

 

青空と山が綺麗・・・

朝からラーメンを食べます。

双葉黒ラーメン

 

 

かまぼこの富士山が・・・神々しい!!(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Rescue Line 2017 3.2 Humans

2017-04-06 | Rescue Rules 2017

今回のお題は「メンバー」です。

 

3.2 Humans 
3.2.1 Teams should designate one of their members as “captain” and another one as “co-captain.” Only these two team members will be allowed access to the competition fields, unless otherwise directed by a referee. Only the captain will be allowed to interact with the robot during a scoring run.  
3.2.2 The captain can move the robot only when they are told to do so by a referee.
3.2.3 Other team members (and any spectators) within the vicinity of the rescue field have to stand at least 150 cm away from the field while their robot is active, unless otherwise directed by a referee.
3.2.4 No one is allowed to touch the fields intentionally during a scoring run. 

3.2 メンバー
3.2.1 チームはメンバーの中からチームキャプテンを1人、副キャプテンを1人決めます。審判によって特別に指示が無い限り、これらの2人だけが競争アリーナを使用することができます。得点走行中はチームキャプテンだけがロボットを操作できます。
3.2.2 審判に指示にされたときだけ、キャプテンはロボットを操作することができます。
3.2.3 審判によって特別に指示されないかぎり、キャプテン以外の他のチームメンバー(や観客など)はフィールドから少なくとも150cm離れます。
3.2.4 得点走行の間は、誰も故意にフィールドに触れてはいけません。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

今回の大きな変更は3.2.1です。

3.2.1は、競技フィールドに入れる人員についてです。これまでは、チームキャプテンだけが競技アリーナにアクセスできました。今回は、メイズと同様に、キャプテンと副キャプテンの2人が、競技用フィールドにアクセス可能になりました。

競技の時に2人で見守るのは結構大切だと考えます。キャプテンは(必要に応じて)ロボットを操作します。で・・・もう一人が、ロボットの動きを記録します。この記録をインプットにして改善につながるのではないでしょうか!?

後は・・・変更なしですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プリウスαねた 今回の燃費は最悪! 18.5km/L

2017-04-06 | プリウスαねた

あるふぁ君で中津川まで往復しました。

距離にすると片道300km程度です。

以前に日帰りで名古屋まで往復した時には、東名高速道路を走りました。

高速道路では、燃費が落ちるとはいえ、21.4km/L だったのですが・・・

今回は、759kmを走破して、給油量が41.0Lでした。

だから燃費は・・・18.5km/L

う~む、ダメダメですね。

 

中央道は起伏が激しく、そこを100kmの定速走行をしていました。

上り坂ではエンジンを吹かしてました。

さらに、中津川も高低差が激しく・・・上りではエンジンを吹かして、下りではエンジンブレーキを使って・・・充電した電気を使って走ることがほとんどありませんでした。

だからこの燃費なのですね。

名古屋往復を無給油でこなしたので、今回も無給油で往復できると思ってはいたのですが・・・帰り道にとっても不安になって、双葉SAで20Lだけ給油してしまいました。

結局合計41Lを給油したのですが・・・あるふぁ君の燃料タンクは45Lなので、(もし途中で給油しなければ)4Lだけしか残っていなかったことになります。給油ランプも点灯したことでしょう。

 

(まあ、18.5km/L でも、セプター君よりとっても良いのですがねぇ。)

今回のことで、中央道がちょっと嫌いになりました(笑)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロボカップジュニアをはじめよう ロボカップジュニアガイドブック

2017-04-05 | RoboCup2017

ジュニア・ジャパンオープン2017ぎふ・中津川の受付で配布されていた冊子

ロボカップジュニアをはじめよう ロボカップジュニアガイドブック

です。

 

 

前にも書きましたが・・・本来なら、ジュニア・ジャパンが作成して配るべきものですよね。

表紙と裏表紙を除くと、6ページしかないようなペラペラなガイドブックですが・・・内容が素晴らしいです。

1ページ目はロボカップジュニアの紹介

2ページ目は世界大会に続く、ノードやブロックの構成

3~4ページが各リーグの紹介です。
ジュニア・ジャパンのHPなんて、Cospace Rescue がなかったり、ダンスチャレンジなんて言葉が残っているのに・・・ガイドブックの方はちゃんと最新化されています。ちょっと残念なのが「CoSpace」という表現です。ここはちゃんと「Cospace Rescue」と書いて欲しかったです。(CoSpace には Rescue だけでなく、Dance、GrandPrix、@Homeなどがあるので)

5~6ページ目は、選手やメンターの説明です。

 

 

裏表紙には、岐阜ブロックの5つのノードの説明があります。

 

今回のジャパンオープンの運営も良かったけど・・・岐阜ブロックは頑張っていますねぇ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Rescue Line 2017 3.1 Pre-round Practice

2017-04-04 | Rescue Rules 2017

今回のお題は、「競技前の調整」です。

 

3.1 Pre-round Practice  
3.1.1 When possible, teams will have access to practice fields for calibration and testing throughout the competition.
3.1.2 Whenever there are dedicated independent fields for competition and practice, it is at the organizers’ discretion if testing is allowed on the competition fields. 

3.1 競技前の調整
3.1.1 競技会の期間中は練習用フィールドで練習や調整を実施することができます。
3.1.2 競技運営者の許可がある場合にだけ、競技フィールドで練習や調整を行うことができます。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

練習や調整についてです。

ブロック大会やノード大会では、フィールドの数が少ないので、同じフィールドを時間を分けて使いますよね。

世界大会では、練習用のフィールドと競技用のフィールドが分かれて競技用のフィールドでは練習はできません。(昔・・・競技用のフィールドで練習をしていて怒られた日本チームを見たことがあります。)

フィールドで練習する場合には、使っていいのか、ダメなのかを確認しましょう。(笑)

 

ところで・・・日本の大会と、世界大会の決定的な違いは・・・

競技の本番のコースで練習をやらせるのが日本の大会

競技フィールドは練習に使わせないのが世界大会

その代り、世界大会では、練習用のフィールドを(ある程度)自由に使わせます。コースの変更などもチームメンバーが自主的に行います。見てると、なかなか面白いです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中津川旅行 3日目概要

2017-04-04 | RoboCup2017

3日目

本日は雨

住み慣れた家を離れ、近くの喫茶店に・・・折角名古屋に来たのだから(名古屋じゃないけど)モーニングを食べようと、07:00に喫茶店に来ました。

コーヒーを頼むと・・・トースト、小さなサラダ、ゆで卵と、なぜか味噌汁が付いてきました。(これで400円)

朝食後に、会場へ・・・

(ジャパンオープン3日目)

レスキューは午前中で競技が終了し、午後は3チームほどが口頭プレゼンして、私がレスキューメイズの2017年ルールの解説、新技術委員長の森重さんがレスキューラインの2017年ルールの解説をしました。その後に2017年ルールでのデモチャレンジで終わりです。

もう、私の仕事は終わりなので、@Home education のデモをやってくれていた Jeffrey先生の撤収作業を手伝って・・・

東京に向かいます。

なぜか・・・Amyさん母子と Jeffrey先生も一緒に中央道をぶっ飛ばして帰りました。

途中・・・諏訪のあたりで、結構な雪が降っていましたが・・・特に困りませんでした。

ただ、暗くなり、ヘッドライトの光を頼りに進むのですが・・・

夜の雨の高速道路の運転は結構疲れました。

 

本来であれば、名古屋までの往復くらいなら無給油でこなすハズなのですが・・・起伏の激しい中央道は、燃費が伸びずに・・・心配になったので、談合坂で給油してしまいました。

とにかく、無事に帰ってこられて良かったです。

次の月曜日は・・・なんとなく疲れが取れなくて、一日つらかったです(苦笑)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Rescue Line 2017 2.5 Violations

2017-04-03 | Rescue Rules 2017

今回のお題は「違反」です。

 

2.5 Violations
2.5.1 Any violations of the inspection rules will prevent the offending robot from competing until modifications are made and the robot passes inspection.
2.5.2 Modifications must be made within the time schedule of the tournament and teams cannot delay tournament play while making modifications.
2.5.3 If a robot fails to meet all specifications (even with modifications), it will be disqualified from that round (but not from the tournament).
2.5.4 No mentor assistance is allowed during the competition. (See 6. Code of Conduct.)
2.5.5 Any violations of the rules may be penalized by disqualification from the tournament or the round or may result in a loss of points at the discretion of the referees, officials, organizing committee or general chairs. 

2.5 違反
2.5.1 ルールに違反している部分があった場合には、問題のあるロボットの修正が完了して再検査で確認されるまで、競技に参加できません。
2.5.2 修正は決められた競技時間に影響の無い範囲で行います。修正が必要な場合でも競技時間の変更はありません。
2.5.3 ロボットがルールに適合しない場合、その競技に参加できません。(競技会に参加できない訳ではない)
2.5.4 競技会の間は、メンターはチームの支援をしてはいけません。6章の行動規範を参照してください。
2.5.5ルール違反は、審判やスタッフ、OCなどの運営者の判断で競技や競技会への参加資格を失ったり、減点されることがあります。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

違反についてですが・・・Rescue Maze と同じなので・・・さらっと

ルールに違反しているロボットは競技に参加できません。ロボットを修正して(ルールに適合させて)再車検を受けます。そこで、ルールに適合していることを確認してもらえれば、競技に参加することができます。

ロボットの修正のために、特別に時間を貰える訳ではありません。最初に決められたスケジュールのままです。だから、早く修正しないと、どんどん競技が進んじゃいます。

というか・・・ル-ルに適合するロボットをちゃんと作ってきてください。(笑)

2.5.4は、時間が無いからと言って、メンターがロボットを直したり、プログラムを直したりしちゃダメですよ・・・

2.5.5は、新しく追加されました。とにかく問題があった時には、OCの権限で失格にスルぞ! まあ、世界大会では、なんでもアリだから・・・(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジュニア・ジャパンオープンの競技結果

2017-04-03 | RoboCup2017

ジュニア・ジャパンオープンが終了して、一週間が経ちました。

ジュニア・ジャパンのHPには、表彰されたチームが掲載されています。

 

http://www.robocupjunior.jp/result.html

 

競技全体の結果は・・・「準備中」になっています。

この「準備中」・・・昨年は、準備に半年以上の期間を費やされていました。(よっぽど入念な準備が必要だったですね・・・皮肉)

で、各技術委員会のブログを見ると・・・レスキューとOnStageは競技結果を発表してくれています。

サッカーは競技結果はありません。

CoSpace に至っては、今年の記事すらありません。なんか CoSpace Rescue を(ピィ~ 禁則事項です)る活動を(ピィ~ 禁則事項です)いのでしょうか!?

 

ところで、レスキューの競技結果についてですが・・・今回は、満点を掲示してくれています。(素晴らしい)

私は常々、レスキューの競技結果の得点だけでは、全く意味が無い・・・と思っていました。

例えば、「得点が500点で優勝」というチームが素晴らしい成績なのか、平凡な成績なのか・・・これだけでは判りませんよね。せめて、500点満点のコースだったのか、2000点満点のコースだったのかが分かれば、一歩踏み込んだ評価ができますよね。

それから、各チームの成績と満点を比べると、そのコースの難易度が適切だったのかを(ある程度)判断できます。

 

それでは結果を見てみます。

Rescue Line のワールドリーグは、1回の競技では484点満点のコースで、2チームが満点を出しています。そして、2回の合計だと968点が満点で、中央値が429点なので・・・なかなか良い難易度だったのではないでしょうか?

では、Rescue Line の日本リーグは・・・1回の競技では311点満点のコースで、満点のゲームはありません。一番の高得点が246点です。2回の競技の合計点で見ると、満点が622点なのに、最高得点が354点、中央値が206点です。ちょっと・・・参加者に対して難易度が高かったのではないかと・・・

さて、言いたい放題を書いてきて、肝心の Rescue Maze はどうなのでしょうか?

1回の競技では615点満点です。満点を出したゲームが1つだけあります。そのチーム以外で高い点数を出したのが、「玉川サイエンス」の3回目の310点、「LINQ」の2回目の265点、「Otemon Rocket Brothers」の3回目の220点と続きます。それ以外のゲームは200点未満という寂しい結果です。

う~ん、Rescue Maze ・・・なかなか残念な結果です。

 

Rescue Maze は3回の競技の合計点なので、満点は1845点です。

最高得点は、「技志向」の1560点です。そして、中央値は210点です。数値だけを見ると、「難易度が高すぎてチームが得点を取れない」という判断になってしまいますねぇ。私的には、簡単なコース設定にしているつもりなのですが・・・特に最後の競技(3回目)はめっちゃ簡単なコースにしました。(2016年ルールらしく、2cmの減速バンプを設置しましたが・・・)だから、平均点も一回目、二回目に比べて30点以上高くなっています。これ以上、簡単なコースにすることは・・・逆に難しいのではないかと・・・(笑)

Rescue Maze は、マッピングしないと、25点の被災者が発見できない(ハズ)なので、その被災者を満点に入れないと450点満点になります。それでも・・・焼け石に水か・・・(苦笑)

 

ということで、こういう考察ができるので、レスキュー競技の成績を掲載する際には、これからも満点を掲載して欲しいです。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Rescue Line 2017 2.4 Inspection

2017-04-02 | Rescue Rules 2017

今回のお題は「点検」です。

 

2.4 Inspection  
2.4.1 The robots will be scrutinized by a panel of referees before the start of the tournament and at other times during the competition to ensure that they meet the constraints described in these rules.
2.4.2 It is illegal to use a robot that is very similar to another team’s robot from a previous year or the current year.
2.4.3 It is the responsibility of the team to have their robot re-inspected, if their robot is modified at any time during the tournament.
2.4.4 Students will be asked to explain the operation of their robot in order to verify that construction and programming of the robot is their own work.
2.4.5 Students will be asked about their preparation efforts and may be requested to answer surveys and participate in video-taped interviews for research purposes.
2.4.6 All teams must complete a web form prior to the competition to allow judges to better prepare for the interviews.  Instructions on how to submit the form will be provided to the teams prior to the competition. 
2.4.7 All teams have to submit their source code prior to the competition. The source code will not be shared with other teams without the team’s permission during or before the competition.
2.4.8 All teams must submit their engineering journal prior to the competition. The journals will not be shared with other teams without the team’s permission during or before the competition.

2.4 点検
2.4.1 ロボットは競技の前や競技の待ち時間に、上に書かれた制約をきちんと満たしているかどうかを運営委員会がロボットを確認します。
2.4.2 過去や今年の他のチームのロボットと非常に似ているロボットを使うことはできません。
2.4.3 競技会の期間中にロボットを改造した場合は、チームの責任において再検査を受けなければなりません。
2.4.4 チームメンバーは、ロボットとプログラミングについて説明し、ロボットが自分たちの創作物であることを証明します。
2.4.5 チームメンバーは、これまでの活動についての質疑や、研究目的のビデオ撮影やインタビューに対応します。
2.4.6審判がより良いインタビューを実施するために、すべてのチームは、競争の前にWEBフィームに情報を登録しなければなりません。提出の方法は競技会の前に提示されます。
2.4.7 チームは、競技の前にプログラムを提出します。提示されたプログラムはチームの許可無しでは他のチームに提示されることはありません。
2.4.8 全てのチームは、競争の前に技術的な説明資料を提出しなければなりません。資料は、チームの許可なしでは他のチームに共有されません。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

いろいろと赤くなっていますが・・・あんまり変わったような気がしません。

2.4.1は、いわゆる車検の話です。世界大会では車検は無かったように思います。(キチントしたインタビューがあって、そこでいろいろと確認する)ロボットがルールに適合しているか、チーム運営がきちんとされているか・・・などですね。

2.4.2は、(過去を含めて)他のチームと同じロボットを使ってはいけません。今回のルールではさらに・・・「とても似てるのもダメ」が追加されました。

つまり・・・

他のチームのデッドコピーはダメ・・・これは当たり前ですね。

非常に似ているのもダメ・・・これはどうやって判断するのか・・・!?

これは、チームにも運営者にも厳しいルール変更です。(笑)

2.4.3は、現地で改造した場合の再車検

何度も書きますが、現地で改造しているようでは、良い成績は望めないと思います。

2.4.4は、ロボットのハードもソフトも自分達のオリジナルであることを、自分達自身で説明しなければなりません。ロボットやプログラムは、経験をもとに改良に改良を重ねてできあがった成果物だと思います。だから、「なぜ、このセンサーを選んだの?」「なぜ、この位置にセンサーを取り付けたの?」などの質問に答えられるハズですよねぇ・・・もし答えられないとしたら・・・

2.4.5は、インタビューの話・・・ビデオ撮影をしているところは見たことありませんけど・・・

2.4.6~2.4.8は、近年の提出物です。WEBフィームへの入力、ソースプログラムの提出、テクニカルジャーナルの提出です。

いやぁ~最近は、大変ですなぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中津川旅行 2日目概要

2017-04-02 | RoboCup2017

2日目

昨日買って置いたパンやプリン、ヨーグルトの朝食・・・キッチンがあるので、暖かいコーヒーや暖かいパン

山道を会場へひた走り、08:00に会場着(本当はちょっと遅刻)

(ジャパンオープン2日目)

宿が一緒の5人に、Amyさん母子、玉川大学の岡田先生、東大のJeffrey先生、いっしょにアトランタに行ったI君(ロボカップジュニアOB)の5人が加わり・・・中津川駅近くのカレーうどん屋で夕食

私とM&Y母は、岡田先生を中津川駅に送り、I君をOBの合宿所に送り、またまた山道を家に戻ります。

同居の他の3人は、やっぱりスーパーで本日の宴会用の買い出し・・・

真っ暗な山道を、自分のヘッドライトだけをたよりに走るので・・・どうしてもゆっくり走ってしまいます。いつのまにか、私の車の後ろには、長いクルマの列が・・・

で・・・家の直前まで、ぴったりくっついて来るクルマが一台・・・同居人の車でした。(笑)

またまた、宴会・・・私は、先に寝てしまいました。

24:00ころまで宴会をしていたようです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Rescue Line 2017 2.3 Team

2017-04-01 | Rescue Rules 2017

今回のお題は「チーム」です。

 

2.3 Team
2.3.1 Each team must have only one robot on the field. 
2.3.2 Each team must have between 2 and 5 members.
2.3.3 Each team member will need to explain their work and should have a specific technical role.
2.3.4 A student can be registered on only one team.
2.3.5 A team is only allowed to participate in one league and sub-league of RoboCupJunior.
2.3.6 Eligibility for the international Rescue leagues is:
• Rescue Line: Open to students from age 11 up to and including 19 years of age (age as of 1st of July).
• Rescue Maze: Open to students from age 11 up to and including 19 years of age (age as of 1st of July).
2.3.7 Team members may compete in Rescue Line twice (2 international events). After competing in Rescue Line twice, they must move to Rescue Maze.
2.3.8 Mentors/parents are not allowed to be with the students during the competition. The students will have to selfgovern themselves (without mentor's supervision or assistance) during the long stretch of hours at the competition. 

2.3 チーム
2.3.1 競技には各々のチームからは、ロボットを1台だけ使用できます。
2.3.2 各々のチームは、2人~5人のメンバーが必要です。
2.3.3 各チームメンバーはチームの中で具体的な役割を実施します。そして自分の役割について説明しなければなりません。
2.3.4 メンバーは1つのチームだけに参加できます。
2.3.5チームはRoboCupJuniorの1つのリーグおよびサブリーグにのみ参加できます。
2.3.6 世界大会でのレスキュー競技の参加条件は以下のとおりです。
・Rescue Line:11歳から19歳のメンバーが参加できます。(7月1日現在)
・Rescue Maze:11歳から19歳のメンバーが参加できます。(7月1日現在)
2.3.7チームメンバーはRescue Lineで世界大会に参加することができるのは2回までです。その後は Maze に移行して参加することになります。
2.3.8メンターや親は競技会の間はチームメンバーと一緒に行動することはできません。チームメンバーは競技会の間は、(メンターの指示ではなく)自分たちでチーム運営をしなければなりません。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

チームのメンバーや運営についての話です。

2.3.1は、競技にはロボット1台だけを使用します。(当たり前ですね) でも、ロボットを複数台所有しているチームも沢山あります。何台ものロボットを持って行って、一番良い動きのものを競技で使う・・・ということは可能だと思います。ただし・・・複数のロボットを(練習の時など)同時に使用することはできません。これは、マナーとして守って欲しいです。で・・・異なるロボットを競技に出す場合は、その都度、車検を申請して、きちんとルールに適合していることを審判に確認してもらいます。M&Yも本番機と予備機の2台のロボットを競技会に持って行っていました。ただ、競技に使うのは本番機だけで、予備機は、本番機が壊れたときに部品を移植するためのものでした。(幸い、壊れませんでしたけど・・・)

2.3.2は、チームメンバーの数です。2017年は2人~5人です。いずれ、段々少なくなると思います。

2.3.3は、チームメンバーの役割についてです。各メンバーは必ず何らかの「技術的な役割」を持たなければなりません。人数合わせの参加を排除するもの・・・だと思います。技術的・・・というのが、なんとも曖昧ですが・・・プロマネ(プロジェクトマネージャー)は技術的な役割になるのかなぁ・・・

2.3.4、2.3.5は重複登録を禁止するためのものです。複数のチームには所属できないし、チームは1つの競技にしか参加できません。(これも、当たり前の話ですが・・・当たり前と思わない国もあるいので・・・)

2.3.6は、2017年に開催されるレスキュー競技です。Rescue Line はプライマリとセカンダリの年齢区分がなくなりました。

2.3.7は、Rescue Line で世界大会に参加できる回数の制限です。Rescue Line で2回参加した後は、Rescue Lineには参加できません。他の競技に参加しましょう。

2.3.8は、競技会場でのメンターの排除です。まあ、あんまり効力があるとは思えませんが・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RoboCup Asia-Pacific 2017

2017-04-01 | RoboCup2017

以前にも紹介した、RoboCup Asia-Pacific 2017 ですが・・・今年はタイのバンコクで開催されるようです。

 

http://robocup-ap2017.org/

 

で・・・先日のジュニア・ジャパンオープン2017ぎふ・中津川の閉会式(表彰式)で、上位チームを推薦する・・・らしいことが発表されたとか・・・私は、表彰式を見ていなかったので、どのような発表だったのか知らないのですが・・・

 

でも、RCJJの2月の理事会の議事録では

外務省海外安全ホームページでレベル1以上の注意のある国や地域で開催される大会について、RCJJとしては選抜しない・・・

と書かれているので・・・おそらく日本からは参加をしないのではないかと・・・どうなのでしょうかねぇ。

 

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_007.html#ad-image-0

 

バンコクはレベル1と書いてあるし・・・

いや、なんか・・・実際、推薦するのでしょうか?

余計なお世話なんですが・・・推薦しないのに、期待させちゃうと可哀そうかと・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする