都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

中書島再訪:銭湯、砂利道、パセオ・デル・リオの想い出があり、城南宮から桂川河川敷で帰る

2020-05-30 02:55:15 | 都市評価

 お気に入りの中書島。10時からPresta 26Cで、河原町、鴨川、新高瀬川を伏見へ。陽射しが強い。ヘルメットとグローヴで風を楽しむ。タイヤの柔らかさが心地よい。

 中書島の新地をぶらぶら、新地湯( https://1010.kyoto/spot/shinchiyu/ )をしげしげ。花柳は現在居酒屋の ふじわら になっている。飛田新地の百番みたいだ( https://gipsypapa.exblog.jp/20872566/ )。しかし、三業地として、見番、置屋などは跡地がわからない。

 東海道57次( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E9%81%93%E4%BA%94%E5%8D%81%E4%B8%89%E6%AC%A1#%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E9%81%93%E4%BA%94%E5%8D%81%E4%B8%83%E6%AC%A1 )にある伏見の色街の歴史がしのばれる。酒の産地と高瀬川および淀川水系の河川海運の拠点であり、色街としての歴史は長い。近代は師団の近接性も指摘されている。( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9B%B8%E5%B3%B6 )

 新地の東西の道路はなぜか、砂利道。懐かしい、昭和の真ん中位の時代に細い道路はアスファルト舗装ではなかった。なぜかよくわからない。京都市のサイトでは「旧市街地美観」( http://www5.city.kyoto.jp/tokeimap/detmap/keka/kyo111-2-10.htm )とある。伏見桃山御陵への軸線が関係しているのかもしれない。または私有地(寺社所有など)のためか。都市計画上の特段の要点はなかった。

 うろうろして、蓬莱橋の公園から河に下ると、そこは水が輝く。ひたひたの水位で和む。どこか似ているなと想い出したのがサン・アントニオのパセル・デル・リオという運河の賑わい。緑はきれいだがお店はないのが残念。コロナでの中止と自転車でなければ十石船( https://kyoto-fushimi.or.jp/ship/ )に乗って思い切り飲んだくれてみたい。緑と水が光輝いていた光景は忘れがたい。

 帰りにみた、小ぎれいなお店の おこぶ 北淸( https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/awamoriko/17-00119 )は飲みもできるようだ。大坂からの中継地として京都好みのすっきり味利尻昆布の取扱が伸長したのかもしれない。または昆布が日常使える程に、消費地として宿泊や色街、酒造などで富んだ都市であったのだろう。なお、店頭には羅臼もおいてあった。

 新高瀬川を上がり、京都南インターのホテル街(今でも盛業)を抜け、城南宮へ。あいにくお庭の拝観停止。

 ここから鴨川の河川敷を塩小路まで走る。路面の継ぎ目があり、28C以上が良いと思う。信号のストレスがなく、鴨川の水と東山の緑(下の方はスダジイで黄色)や鷺を楽しみながらゆったり。南風と登りでちょうど平地のギヤ。

 ゆったり帰洛。シャワーが心地よいが、結構ぐったり。荊妻はテレ・ワークで忙しそう

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上町から心斎橋、本町を歩く

2020-02-26 02:16:03 | 都市評価

 ちょっと大阪に用事ででかける。お昼は、上町の つけめん うえまち でと想う。ここのつけめんが一番好きだ。A嬢やT嬢と食べ、その後に空堀商店街を歩いたのが4年前と2年前。

 ついでに、谷六の居酒屋 そのだ で中華そばも食べたが、これはいまひとつ。飲んだ後の〆用のお味だ。

 空堀商店街の鳥辰( https://tabelog.com/osaka/A2701/A270204/27053773/ )で焼鳥セット500円を購う。おばさんとの無駄話が楽しい。松屋町から心斎橋まで長堀通を歩く。小雨であまり楽しくない。心斎橋のアーケード近くにある昔のN生命ビルの低層からGAPが抜けていた。SAPも様変わりだ。

 雨でも行列の とん平( https://tabelog.com/osaka/A2701/A270106/27012648/ )でコロッケ4つ(320円)を購い、夕食は春キャベツの繊切とキャベツとお揚げ(平野豆腐 https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260203/26023345/ )の味噌汁にすると決める。野菜炒めが名物だが、ご主人の腕には油の火傷が点々と。あれだけ野菜炒めをあおりまくると腱鞘炎が心配なくらいだ。(京都市役所裏の大盛で有名だったローンのご主人は腕の疲れが閉店の原因になったとのこと)ご夫婦の連携も良く、昔の心斎橋店を想い出す。

 本町の萬栄の食品館で買物。一つは、サラダの水切りスピナー、780円で購入、安い。荊妻からの要望で、鰹節パックやカレー・ルー、ソースなども買うと結構重い。気が付くのが、通路でぼーっと立っているおじいさんだ。見ていると、連れられた妻を探しているようだ。要所要所にじーさんがトーテムポールのように立っているのを見ると「歳をとっても邪魔になってはいけない」と思った。なお、駅では若者の「我関せず」の歩きスマホ(というか唯我独尊)にも呆れた。

 帰って、キャベツなどさっそく繊切にしてスピナーを試す。しゃっきりして良い、アメリカのサラダの再現だ。味噌汁も準備、春キャベツは煮込んで甘みは出ないがかろみがある。

 春は近いな、1万1千歩

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大阪市内を散策

2016-06-14 04:25:29 | 都市評価

 午前中の雨の予報もあり、大阪市地下鉄一日券(休日600円)を買い、雨でもありまずは心斎橋筋を難波に歩く。ナショナル・チェーンが多く、ドラッグ・ストアは爆買い対応か。

食事をしてから地下鉄で鶴見のアウトレットへ。花博の跡地で8角の支柱の周りに8つのテント、外周に3層が店舗。今一つの集積ですぐに飽きる。

今度は谷町6丁目へ。ハイカラ空堀商店街を松屋町まで。松屋町駅を上がる坂にある、「練」は民家のショップ( http://www.len21.com/ )などカフェが多い。お寺が多く、Jacarandaの紫の花があるのに驚く。法華宗が多いようだ。

これから結構歩いて上本町まで。上の子が生まれたバルナバ病院を訪ねると建替えられて綺麗に。25年は長い。近くはマンションが多く、昔の面影がない。近鉄百貨店で食料品を購う。

 流石に歩き疲れて、人ごみの難波と梅田を経由で帰洛、人ごみに疲れた。次はやはり郊外にしよう

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ハルカス探訪から新世界、難波へ

2016-05-17 04:40:26 | 都市評価

 愚妻とハルカスでの記念日ランチを楽しみ、ぶらぶら天王寺公園の 天しば へ。アカペラのコンサートなどあり楽しいが、芝は剥げているのが残念。アメリカならすぐ生えるのだが。

 新世界へ行くと、串カツ、ビリケン、さらにフグなどの空中を舞う看板の派手さに愚妻は圧倒。歩くと同じような串カツばかりの集積はあるが、新種や革新の料理の多様性がないため今後が懸念される。流石に食事のあとで串カツや土手焼きを食べる気がしない。愚妻は初めてのため串カツ行列に驚き、商品、お土産に感嘆していた。最後に地場の蕎麦屋などを案内して、古い歴史の街でもあるのを解説した。

 堺筋に出て、おたろーど を。かつての電気街で、堺筋は大大阪時代の都市軸でもありデパート集積があった。

河口無線はDynaudioも置いてある老舗。オーディオを見て、店員の高齢化を知る。自作スピーカー・イヴェントがあった。

近くの高島屋資料館で高島屋の歴史を楽しむ。京都は今の京銀の場所にあった。有名なローズ包装紙のデザイン変遷やローズちゃんの変化も楽しい。

愚妻は「異国だ!、初めて!」などニューヨークのはずれのようだと興奮。確かに普通の大阪ではない雰囲気で、都市計画としては変化の将来性を感じた。

 黒門市場を見学。安いのと高いのがごっちゃで「錦市場のおおきいのやな」との愚妻の意見。何も買わずに、カレー屋や青物を見る。アジア観光客が珍しく少ない。

 道具屋筋に渡り、包丁立てなど購う。ついでにたこ焼きで小腹を満たす。吉本興業に圧倒されていた。

 御堂筋線に乗り、帰洛

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都市の誕生(P・D・スミス):幅広いが、浅い、多面的な対立法の分析が面白い

2014-01-13 06:08:55 | 都市評価

都市の分析を時系列、多国(空間)を要素で分析している。章立てが、到着、歴史、習慣、滞在、街をさまよう、マネー、余暇、都市を超えて と面白い着眼点だ。ただ、データは間違いも散見される。例えば、「東京都心に通勤は250万人」とあるが、昼間人口増加分であり、通勤人数は1,000万人だ( http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tyukanj/2000/tj-gaiyou.htm )、新宿の乗降客数(326万人 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%AE%BF%E9%A7%85 )の引用もあるのに矛盾している。<o:p></o:p>

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 面白いのは、取り纏めると対立法となる分析だ、当方の再構築では(この方が分かり良い):<o:p></o:p>

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・ダウンタウンと郊外<o:p></o:p>

 ・骨格:ニューヨーク、ブラジリア<o:p></o:p>

 ・都市の不衛生:ごみ、排泄物、伝染病<o:p></o:p>

 ・マストラ整備→Commuterの本来の意味は「定期券(Season Ticket)」<o:p></o:p>

 ・郊外へのホワイト・フライトと都心荒廃、ジェントリフィケーション<o:p></o:p>

 ・都心観光、ウォーターフロント再開発での復興<o:p></o:p>

 ・郊外の発展、イギリス、アメリカ→塵芥、騒音、混雑を嫌う(トマス・ジェファーソン「疫病都市」)<o:p></o:p>

 ・かつての都市は不衛生であった、道も歩けないほど汚い、大気汚染→現代の中国か<o:p></o:p>

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・車と歩行者<o:p></o:p>

 ・自家用車という寄生物(ギー・ドゥボール)<o:p></o:p>

 ・マストラから高速道路と自家用車というモーダル・シフトと都市構造の変容<o:p></o:p>

 ・広すぎる道路とジェイ・ウオーク<o:p></o:p>

 ・オランダのボンエルフ、「裸の道路(ハンス・モンデルマン)」による「共有空間」で人間味と居心地重視へ<o:p></o:p>

・自動車産業から衰退するデトロイトはアメリカ版のアクロポリス<o:p></o:p>

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・摩天楼とモール・デパート<o:p></o:p>

 ・エレベーターと鉄骨が摩天楼を誘発<o:p></o:p>

 ・デパートは18世紀後半、コルカタの植民地などの「欧州商店」が起源→本当か?<o:p></o:p>

 ・郊外ショッピング・センターの発達、超大型の出現<o:p></o:p>

 ・都心の観光商業(フェスティバル・マーケット・プレイス 等)、なお、ロンドンのウエスト・フィールドは都心外辺と思うが、都心商業の理解がいま一つではないか、むしろタイムズ・スクエアを取り上げるのが良い<o:p></o:p>

 ・アーケード、バザールの歴史は専門書を読むのが良いと思われる<o:p></o:p>

 <o:p></o:p>

・文化(劇場、図書館)と風俗<o:p></o:p>

 ・20世紀初頭のベルリンは3つのオペラハウス、50の劇場、音楽堂など文化で人をよんだ「知の首都」<o:p></o:p>

 ・風俗街、中世のイギリスには「女性器愛撫横丁(グロープカント・レーン)」( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%97%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%88%E9%80%9A%E3%82%8A )というのが各地にあったとのこと、日本は吉原など、それにしても凄い名前の通りだ<o:p></o:p>

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・貧富(高いところ、低いところ、安全、衛生)<o:p></o:p>

 ・スラム街 10億人以上<o:p></o:p>

 ・金持ちは高層マンション、ゲーテッドコミュニティ、貧乏人は不潔な住宅<o:p></o:p>

 ・都市でも、住宅でも高いところは金持ち<o:p></o:p>

 <o:p></o:p>

都市の歴史などはジャレド・ダイアモンドが大風呂敷で面白い、都市の各論は専門書が詳しいため、本著は概論に近いが観点の面白さがある。都市史の入門書の位置付けだ。<o:p></o:p>

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京都の学生比率は東京の1.5倍だった:京都の産業と展開のエンジンだ

2013-10-10 07:37:04 | 都市評価
 東京の友人と二条の赤垣屋で一献傾けていた際、京都では居酒屋に「ネクタイ率が低い(サラリーマンが少ない、しかし白足袋族など独自の業種がある)」のと「学生と先生が多い」という話になった。
 データを調査するとお誂え向きのを見つけた( http://www.city.kyoto.jp/sogo/toukei/Publish/Monthly/Topics/201008-01.pdf )
 京都市は37大学、大学・短大学生数13.9万人、学生比率9.5%だ。東京区部の数値は128大学、50.2万人、5.7%であり学生数は多いが、サラリーマン人口(ネクタイ比率が高い)ためか学生比率は低い。
 大阪市の学生比率は1.2%で政令指定都市の中で一番低い。工場等制限法で追い出しをかけてしまったからだろうか。逆に多いのが福岡市5.3%、仙台市4.8%、神戸市4.6%、だ。街に緑や特色があり学生時代を過ごすには好適な都市だ。

 それにしても京都は突出した学生比率だ。関連の学生マンション、飲食店、研究機関など一大産業と考えられる。例えば、学費と生活費などで1.5百万円/年( http://www.dai-gaku.org/heikin_seikatuhi/ )としても、13.9万人なら2,000億円/年のGDPとなる。京都市のGDPは6兆円であり、そのうちの3.5%に相当する。

 学生のおかげで京都の文化やお手頃食堂がある。全体に「いか京」はじめおとなしい感じがするのは、東京の学生が集まる新宿や渋谷など大きな繁華街がないからだろうか。そのかわり、風景・自然が素晴らしい


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天王寺、新世界、難波、アメリカ村、心斎橋の商業を歩く

2013-06-20 05:37:14 | 都市評価

 久々に天王寺へ丸い歩道橋を見に行く。御堂筋線には駅通路の「ekimo天王寺」が新しい。このあたりにはパンの北欧が多い。阿倍野歩道橋は上からみるとa
の形で阿倍野の頭文字とのこと。意外と便利で面白い。天王寺の熱気と匂いを感じて懐かしい。
 天王寺公園を突き切って新世界まで日陰の少ない道を歩く。緑陰が欲しい。新世界はビリケンと串カツと看板の街となり異様な熱気がある。良く見ると古くからの界隈のお店と新興チェーン、観光客向け大箱がある。老舗の洋食や蕎麦に立ち寄ろうかと思ったが、街の雰囲気にたじろいで止めた。ジャンジャン横丁ではホルモン道場がご盛業、ビールが欲しくなるお味のため素通り。
 難波で南海の高島屋、丸井、道頓堀を歩くが、これもアジアの香りがするごちゃごちゃの観光地みたいな感じだ。ナンバHIPS(高松伸)やドン・キホーテの観覧車(止まったまま)など異様な建築が多い。アメリカ村ではデンマークの100円ショップみたいな雑貨のTIGERへ。一筆書き動線で安いものが多いのは現代の勧工場みたいだ。途中のBIG STEPも様変わり、街に看板が多く、建物の姿は印象に残らない。どことなく危険な匂いのする若者の街だ。三角公園の周りにはたこ焼きが多い。
 心斎橋はスーパー・ブランドの路面店が多く、神戸の元町と関西での2極をなす。心斎橋商店街も人通りはあるが、老舗が移転しナショナル・チェーンやSPAが多い。御堂筋側は路面店、ヨーロッパ村は昔の面影がない。裏通りの洋食の老舗は未だに盛業、ばらの木のハヤシライスが好きだ。

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 ミナミの界隈型の商業で観光地型に変化している、キタは箱物の集積だ

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京のまちづくり史セミナー 伏見:街歩きは楽しい、産業史が欲しい

2013-03-30 07:24:10 | 都市評価

 伏見までパス・ハンターで走る。洛中から30分くらいだ。講演や街歩きが1000から1530までと長い。知見は「伏見と京都は違う」で、伏見市が2年ほどあったそうだ。<o:p></o:p>

 現在の伏見の産業は住宅で酒造業の街並みは喪失された、それでも酒蔵と龍馬の観光は息づいている。<o:p></o:p>

気がついたのは、都市産業史、つまりは何が都市のエンジンだったか、鍵となるインフラは運河・水路か、埋立、路面電車、色街、陸軍などの切り口があるようだ。<o:p></o:p>

観点として<o:p></o:p>

立地地形:三川合流( 面白いサイト http://qta.chicappa.jp/crk07-3rivers-story.htm )<o:p></o:p>

城下町として伏見城( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8F%E8%A6%8B%E5%9F%8E )<o:p></o:p>

船運の歴史<o:p></o:p>

( http://www.misu-museum.jp/guide/guide_history01.htm )<o:p></o:p>

( http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00035/2001/56-4/56-4-0015.pdf  )<o:p></o:p>

酒造の歴史<o:p></o:p>

( http://www.erratum.jp/sake-shop/kyotohistory.htm )<o:p></o:p>

伏見と陸軍( http://www.h2.dion.ne.jp/~hushimi/heiwa/gunt.htm )<o:p></o:p>

京都電気鉄道と琵琶湖疏水、勧業博覧会の関連<o:p></o:p>

( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E9%9B%BB%E6%B0%97%E9%89%84%E9%81%93 )<o:p></o:p>

伏見の遊郭<o:p></o:p>

( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8A%E5%BB%93  )<o:p></o:p>

( http://cozylaw.com/fu-teki/kihon/001-01.html )<o:p></o:p>

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など、産業・インフラ・土地利用に分けるのが概論として分かりやすい。<o:p></o:p>

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 その上で、街歩きと要点、街並み、都市構造が解説されれば理解が深くなる。今回は、「観光客」の視線であり深みに到達できなかったのは残念だ。また、2時間の街歩きなら、お寿司の阿津満で中休みにしたほうが足にも頭にもよかったかも知れない。<o:p></o:p>

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 ヒアリングで北川本家のお話や酒蔵の見学は貴重な体験だ。また、「伏見まるごと博物館」として粕汁の研究(伏見と京都の具、味付けなどの対比)をしているが、かやくご飯で有名な大阪の大黒の濃厚粕汁や京都の志る幸に粕汁がない(はずだ)理由とか分析するのも幅が出る。<o:p></o:p>

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 面白いが、マクロから入る分析が好きなため、ちょっと違うなという思いがある<o:p></o:p>

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街の特性はお昼で分かる:定食とお弁当

2013-02-28 06:04:56 | 都市評価

 お昼の12時にオフィスから出てくる方々を見るとどういう街か良く分かる。街の様子で企業の規模、業種などは大体目処がつくが服装、髪型、制服、年齢・性別などで営業系か、事務系か、屋内作業かなどをさらに推察できる。<o:p></o:p>

 面白いのはランチのメニューだ。揚げ物やお代わり無料は若者狙い、煮物・焼き魚・刺身は中高年狙いと分かる。また、お弁当の多いところは、若者や発展中の企業が多い。お弁当の単価も250円から500円などが多いが、350円~400円がボリューム・ゾーンかもしれない。若者狙いのエリアでは別のおかず(から揚げ、コロッケ、サラダなど)が50円ほどで用意されている。<o:p></o:p>

特に、西中島あたりではサラリーマンと専門学校生がどしどし買っていく。このあたりはお弁当集中地帯のようで色々な種類やお弁当屋さんがある。<o:p></o:p>

なお、京都では250円弁当というのがあり、驚愕の安さだ。反面、デパートの地下では3千円を超える老舗料亭のお弁当もある。<o:p></o:p>

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水了軒の八角弁当を梅田大丸の地下で見つけた。今度食べてみたい<o:p></o:p>

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オランダの合理性と特色

2012-11-30 06:11:59 | 都市評価

合理的で分かりやすいサインが多い。スキポール空港などは「これでもか」という大きさと分かりやすさだ。<o:p></o:p>

アメリカ人はアムステルダムでは幅を聞かせているみたい、米語も通じるしからだろうか。あまり日本人は見かけなかった。<o:p></o:p>

 有名なコーヒー・ショップは大麻のだるい、鼻に付く臭いがする。もし、入ったらアレルギーになりそうだ。有名な「赤い灯」は、飛田の大型のようです。結構大変なお仕事と思いますが。色街研究にもっといそしむべきでしたがどうも。。。。<o:p></o:p>

 多国籍な人種構成で、オランダ人は大きいばかりではない。強気なとこともあり、自転車道では入っているとベルを鳴らされるし、横断歩道でまごまごしていると後ろからぶつかる方も多い。信号は歩者分離の場合は時間が短く、お知らせの音もカッカッと急がせる<o:p></o:p>

清潔だ。ゴミ箱が街にも、車内にもある。但し落書きは多い。英語では呼びかけも“Sir”が多い。様式がかっちりしているから、様式の変容や展開、まったくの新規の建築デザインが出てくる。<o:p></o:p>

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自転車が多いのは平らだからだろう。鉄道の2階席から郊外を見ると本当に平らだ。昔、タイムトライアルにやたら強いオランダの自転車選手がいたのを思い出す。水は平らになる、土地もそうなのかな。起伏や山がない風景は日本では干拓地か埋立地しかない。所々にオランダ古民家みたいなのがあり、おとぎの国みたいだ。風を遮るものがないため風車ができるわけだ<o:p></o:p>

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合理的で清潔、但しネットは繋がらなかった<o:p></o:p>

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阪急東通:湿気、魚・脂の匂い、カルト

2012-11-17 07:50:17 | 都市評価

 阪急百貨店の建替えも進み、阪急東通にも人通りが戻ったようだ。久々に歩くと、湿気が多い。何故かすし屋が多いからも知れないが魚と脂の匂いもある。アジアの感じだ。昔はよく歩いたが、その頃から若向きだったと思う。それにしても飲食店で、すし、居酒屋、中華などの多さは驚嘆する。また、まんだらけなどのカルトなお店もある。東京なら中野と新宿の西口みたいな感じだろうか。<o:p></o:p>

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 梅田の駅前にはない大阪的な通りだ。立地のポテンシャルもあり通天閣の向こうをはり、どうにか名物にならないかと思うが。<o:p></o:p>

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三宮の動線はエッジ(道路)で分断

2012-09-14 04:45:14 | 都市評価

 三宮や神戸は2号線や高速がエッジとなり南北の動線を分断している。そのため三宮や神戸駅には南北を結ぶ地下街があるが歩いて楽しくない。デッキもあるが無味乾燥だ。ところどころ横断歩道橋などあるが、「人に優しくない」施設だ。横断歩道がなんで良くないのかよく分からない。<o:p></o:p>

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 三宮の商業がいまひとつなのは、大阪の集積に対向できないこと、歩いて楽しい商業ではないこと、街が分断されていることだろう。<o:p></o:p>

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 箱物開発より、三宮から元町、神戸までのアーケード街を楽しくするのが面白いと思うがどうだろう。街は回遊しないと面白くない。おもちゃ箱でなく、日々変化する路地裏の玉手箱が楽しい。<o:p></o:p>

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神戸の元町界隈

2010-05-31 19:49:07 | 都市評価

神戸の元町を散策した。元町とは最も古い繁華街を指すことが多い。老舗がならんでいて、以前より賑わいがある。海事関連の海文堂書店など楽しい。思わず船の模型を買いたくなった。<o:p></o:p>

元町から三宮にかけて老舗の洋食屋が多い。街を見ていると、歴史は飲食店にあると思う。しかも、数が多い。洋食は大阪なら新地・西天満と心斎橋・難波に多い。京都は色町と学生街に多い。<o:p></o:p>

元町の旧居留地は景観のコントロールもされており外国のような感じだ。一方、中華街には独特の風景と匂いがあり、コンパクトな横浜みたいだ。<o:p></o:p>

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関西は様々だ。<o:p></o:p>

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都市計画学会の会合から:都市経済の源泉はなにか、ギャンブル・シティ、コンビニ・シティ

2008-11-02 20:01:56 | 都市評価

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中国の香港や澳門(マカオ)、深圳(シンセン)の現地視察のお話しを伺った。とても面白い内容だったが、先ず気がついたのが。中国は低密度な国土である。その中で香港のような400/aのような高密度と都市があるのは集中の願望かと思った。<o:p></o:p>

 次に、深圳などは土地所有制になり、政府の土地収用もあり地主は多額のキャピタルゲインがあり、更に出稼ぎの人に貸すアパート経営でインカムゲインもあるとお聞きした。そのお金をマカオのラスベガスみたいな大型カジノコンプレックスで散財しているとのこと。このコンプレックスは「ヴェニス」のようなものもありなかなか凝っているが訪れるとあまりの「作り物くささ」に唖然とするらしい。成長というより、なんか日本のバブルのやりすぎ建築を想いだした。<o:p></o:p>

 次に香港は高密度で、お家は寝るだけ、食べ物も楽しみも街中にある「コンビニ・シティ」とのこと。あの暑さと音と熱気と匂いは相当のストレスではないか。(今日は、洛中から、大枝(柿の産地)で無音と葉のざわめきを楽しんだが、そこでの実感。香港は付け足しの文化で油絵のよう。日本は白地を生かす水彩画かな。)江戸も出稼ぎが多く、食事はもっぱら屋台、一膳飯屋であったと聞くが。香港の便利は分かるがあれは行き過ぎたコンパクト・シティであろう。<o:p></o:p>

 さらに、都心にサービス業が発展し都市内消費が多いのは良いということを伺った。都市に必要なのは先ず産業ではないか。経済学ではY(生産)=C(消費)+S(貯蓄)とある。先ずはYつまりは基幹産業がないと消費が、貯蓄が出来ない。香港はYに目を向けると金融であろう。(個人の生産性(給料)が高い。深圳は恐らくIT関連なのであろう。これらで収入があってこそ、外食などのサービス業が成立する。<o:p></o:p>

香港も深圳もどうもサブプライム・ショックを受けそうである。BRICsもすべて旗色が悪い。その上で、都市としての収入も、サービス産業もどうなるのか。スラム化の指摘もお聞きした。<o:p></o:p>

産業とは、ものづくり、ノウハウの伝授、内輪のコミュニケーションで都市の「伝統」としして根付くものではないか。香港は金融文化がある。深圳は何があるのかな。そしてマカオはどうなるのだろう。マクロな興味は尽きない。

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やすらぎ

2008-04-06 09:26:46 | 都市評価

京都に帰ってきてはや2週間が経ちました。桜も咲き綻んでいます。部屋もやっと片付いて一息入れています。

阪急で大阪まで通っていますが、距離は47キロで40分強です。東海道線で言うと、東京から大船くらいの距離と時間です。違いは、途中の大山崎あたり(サントリーの醸造所があります)は山並みが美しく、ほっとする風景があります。大阪から考えると、京都とは郊外へ向かい、自然の多い中の都市集積として位置づけられるでしょう。京都は周りは三方が山のため都市として密度も高く、集約型の都市集積でしょう。(統計的には人口集中地区(じんこうしゅうちゅうちく)「DID」)の統計でも、京都市は6位であり、川崎、福岡、さいたまを越えています。いかに集中しているかの証ではないでしょうか。

京都とはコンパクトシティの走りなのかもしれません。

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