二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

夕焼け・夕景ハンターに捧げる

2013年10月18日 | Blog & Photo
世の中には夕焼け・夕景が大好きというフォトグラファーがいる。わたしは思いつきでそういった方々を「夕焼けハンター、夕景ハンター」と心ひそかにお呼びしているv(^∀^*)マイミクのAさんやBさんは、このハンターということになる。わたしはそこまでは入れ込んでいるわけではないが、拝見するのは好きなので、皆さんがアップされるアルバムは可能なかぎり拝見するようにしている。マイミクMiniさんのリクエストをうけて奮起し、今年はわたしMikenekoも夕焼けハンター、夕景ハンターを心がけているけれど、近場にそれほどいいロケーションの撮影ポイントがあるわけではない(;´-`)  . . . 本文を読む
コメント

写真家たちの“現在”

2013年10月17日 | 写真集、画集など
写真集は、いいな・・・と思うと高額なものが多くて、ついつい「立ち読み」だけですましてしまう。高額なとはどのくらいの額をいうかというと、5000円、あるいはそれ以上の写真集。こういう写真集は、図書館で借りてきてもいいのだが、返却にいくのが億劫なので、図書館通いからも、足が遠ざかってしまった。なぜこんなことを書いているのかというと、mixiのつぶやきでつぶやいたように、昨日、百々俊二さんの「大阪」(青幻舎 2010年刊)を手に入れたからである^^;三脚に据えて、カットフィルムを一枚ずつ差し込んで使う、8×10(エイトバイテン)という大型のカメラで撮られた、圧倒的な緻密感をもった写真集。 この写真集を買ってあとがきや経歴を読むまでは、百々俊二さんが、ビジュアルアーツ大阪の学校長だということを知らなかった。 . . . 本文を読む
コメント

フジフィルムX20がすばらしい

2013年10月15日 | Blog & Photo
お祭り写真といっても、わたしは行事はめったに撮らない。少しは撮るのだけれど、ストリートスナップのほうが、昔から好きだった。「はい、どうぞご覧になって下さい、どうぞお撮り下さい」という演出されたシチュエーションがなんだか興ざめ。わたしは人びとと町の無意識の表情・・・そのフォトジェニックな美しさに惹かれる。今回は2台のカメラを使ったが、第二部はフジのX20によるスナップ。PENデジより一回り小さく、F2~F2.8という明るいズームレンズがついている。 . . . 本文を読む
コメント

写真の旅

2013年10月14日 | Blog & Photo
写真とは何かをかんがえるとき、わたしは決まってこのエピソードを思い出すのは、いまもって変わらない。現在はたいした価値がなくとも、10年後、あるいは20年後、いやいやもっとはるかな未来に、突如としてある価値をおびるかも知れない・・・ということがいいたいのである。いますぐに発表できなくてもかまわないのである。わたしは「ストリートスナップが撮りたい」という欲望に抗することができない。そして、撮った写真を、長い旅に出発させる。それが友人まで公開のアルバムの役割だとおもう。何年かたって、また見返す。そしてまた何年かたって。 . . . 本文を読む
コメント

ストリートスナップを満喫する

2013年10月13日 | Blog & Photo
10月12日(土)はカラーで713カット撮影し、本日13日(日)は、359カット撮影した。二日間で1072枚という撮影枚数は、わたし的には過去最多。機材は二日とも、X20とPENデジ(9-18㎜ズーム付き)であった。フィルムカメラを持ち歩くと、こんなには撮れないうちに、エネルギーが枯渇し、ギブアップしてしまう。およそ80%がノーファインダーによる撮影で、レタッチで諧調を整え、一部はトリミングあり・・・である~~ヽ「へろへろに疲れきるまで撮った」といと大げさだけれど、それに近いものがある。ここには了解を得て撮影したものや、すぐに公開に踏み切っても差し支えないと判断したものを、6枚だけピックアップしておく。いまの時代は人にカメラを向けるのは慎重であらねばならないが、おそらく撮影より、発表の仕方に問題がある場合が多いのではないだろうか? . . . 本文を読む
コメント

雨上がりの宝石

2013年10月11日 | Blog & Photo
明日、明後日は「前橋まつり」が開催される。七夕まつりへはこの数年通っているけれど、前橋まつり(秋まつり)には、とんとご無沙汰。どう違うのか、もうよく思い出せない*´∀`)ノ突発的な仕事が入らないかぎり、仕事を抜け出し、ストリートスナップをやってみたくてうずうずしている。まつり・・・という行事にはさしたる興味はない。おもしろいのは、人間と、その背景たる街のたたずまいだな、やっぱり。気分的に開放されたので、まわりが気になって、キョロキョロしたら、雨上がり、植物の表面にくっついたしずくがやけに眼にしみた。なんだかなあ。 マクロでのぞきこむと、小さな宝石がびっしり。ここは会社のまえにある、駐車場とブロック塀の際といっていい場所である。草はどこにでも生えてくる/_・)/_・) 雑草として処分するか、手心をくわえ、ときたまこうやって眼を癒すのか、なんとなく判断に迷うなあ。 . . . 本文を読む
コメント

TAKASAKI-SNAP 2013

2013年10月10日 | Blog & Photo
発見、出会い、発見、出会い・・・街撮りはその連続に満たされている。大げさなものではなく、ささやかな発見と、出会いの中から、わたしのまなざしが拾いあげた光景。こういうカメラアイの発生をたどっていくと、アンリ・カルチェ=ブレッソンと、当時の最新鋭機バルナックライカにいきつく。いつでも持ち歩け、瞬時に撮影可能な小型機材の発明で、20世紀の人間は、あたらしいまなざしを手に入れたのである。・・・というような歴史的な経緯は、まあどうでもよい。 . . . 本文を読む
コメント

秋がきた(ポエムNO.2-22)

2013年10月06日 | 俳句・短歌・詩集
六十一歳のぼくが六十二歳のぼくに向かって叫んでいる。ムンクの絵の中の人物みたいに頬のあたりに手をあてて 絶望的な身ぶりで。「そっちじゃない こっち。こっちへいくんだ」と。 ありえたかもしれない過去とありうるかもしれない未来がいまぼくの足許で引き波のようにちぢれながらたわむれている。この秋はどこへいってもガマズミばかり。もう一歩も動きたくないな・・・といっても単に疲れているだけなのさ おそらくは。 . . . 本文を読む
コメント

夢のカケラ(ポエムNO.2-21)

2013年10月06日 | 俳句・短歌・詩集
目が覚めると昨夜の夢のカケラがいくつもくっついていてそれが髪の毛みたいにパラパラとフロアに落ちた。そうか こんなにいろんな夢の中をさまよっていたのだ。使いふるした小さなベッドの上で。その中に気になるぼんやりした 老人のうしろ姿もまじっていた。ん?ああ 親鸞さんだったかも知れないな そのうしろ姿。そんなことはよくあることですぐに忘れてしまって もう二度と思い出しもしない。 . . . 本文を読む
コメント

わが美しき女神たちよ!

2013年10月05日 | Blog & Photo
過去に6年ほど、チョウの写真ばかり撮っていた。いまだって、チャンスがあればチョウの追っかけをしたいくらい、未練たっぷり。「美しき女神たち」といえば、わたしにとってはまちがいなく、チョウ。さすがにどこにでもいるモンシロやヤマトでは感激しないけれど、普段あまり見かけない種には、いつだってアンテナを張っている\(゜▽゜*)よくいく河川敷で休憩中、たばこを吸おうとクルマから下りたら、黒い小さな影が視界の端をかすめた。「おや!」わたしのアンテナがピピッと反応('_'?)...ン?黒い大型のチョウはゴージャスな種が多いので、胸は期待でドキドキ(笑) . . . 本文を読む
コメント