久々にスタンダードカクテルのご紹介です。
それが写真の「クラリッジ」です。
1920年代に生まれたカクテルで、パリの名門ホテル・クラリッジのオリジナルカクテルです。
ジンをベースに、ドライ・ベルモット、アプリコット・リキュール、コアントローを合わせ、シェイクで仕上げます。
昔からある素材ばかりで、よくこれだけまとまっているなと、改めて思います。
今の時代のように、豊富にリキュールや果実が無かったのでしょうから、かなり苦労があったのだろうと思いますね。
最初に杏の甘さと香りが漂い、余韻にかけてジンとベルモットのドライさが現れます。
コアントローは、味の厚みとして貢献し、甘さとアルコールは強めですが、バランスの取れた仕上がりです。
興味のある方は、是非お楽しみ下さい!
それでは、今週も、宜しくお願い致します。