今日は久々に、チーズピザを仕込みました。
バーなので、いつもお酒やカクテルをご紹介していますが、たまにはツマミも…と思い、載せてみました。
小腹が空いたときにちょうど良く、薄生地なので、食べやすいと思います。
東京の修行先のバーで人気があり、よくお作りしてました。
トッピングがチーズのみの5種類、ブルーチーズは控えめに、カマンベールやマスカルポーネが溶けて合わさった味わいは、なんとも言えず、良い香りが漂います。
隠れた人気メニューのチーズピザ、是非おつまみにお召し上がり下さい!
このジンでマティーニを…と持ち込まれたのが、写真の№3ロンドン・ドライジンです。
最もロンドン・ドライ・ジンらしく、最もマティーニに合うジンを、というコンセプトで作られたので、まさにマティーニのためのジンと言っても過言ではありません。
味わいはドライでシャープ、最低限のボタニカルで仕上げてあります。
私は普段、ビーフィーターを使用してますが、このジンは、一口で№3と分かる味わいですね!
好みの問題ですが、このジンをベースに使われるバーテンダーも多く、個性の引き立つマティーニが出来上がります。
ジンの数だけ、バーテンダーの数だけ、そして、お客様の数だけマティーニのレシピが存在する、まこと不思議なカクテルです。
今宵のスタートに、是非お楽しみ下さい。
雨の土曜日、あいにくのお天気ですが、本日もアンクールは営業しております。
こんな日は、食前にマティーニは如何でしょうか?
確かに強めなカクテルで、なかなか強烈だとは思いますが、胃を程よく刺激し、この後のお食事が、より楽しめると思います。
汗をかいたグラスが、何とも綺麗で、爽やかさを醸し出します。
今宵も宜しくお願い致します。
お客様の中で、甘口でアルコール度数の高いショートカクテルがお好きな方がいらっしゃり、何か面白い物がないかな…と古いカクテルブックをめくっていると、このイエローパロットにたどり着きました。
アプリコット・ブランデー、アブサン、シャルトリューズ・ジョーヌを1:1:1でステアとなっていて、試しに作ってみると、杏の甘やかな香りとシャルトリューズの華やかな甘さ、アブサンの複雑さが合わさり、何とも言えない味わいに仕上がりました。
これまで私は試したことがなく、まだこんなカクテルがあったのかと、目からウロコでした。
しかし…いかんせん強い&冷えない!(笑)
ここまで手強いカクテルは、久々でした。
何か他の作り方は無いものかと検索すると、シェイクのバージョンもあったので、これで試してみました。
通常のシェイクでは、まだ冷えが足りないため、このカクテルに関しては、先にシェーカーに氷を入れて、シェーカー内を冷やし、なおかつシェイクの時間を増やしました。
そうすると、思った味と冷たさに仕上がりました。
このカクテルは、飲み手の状態を選ぶので、おいそれとは手が出しにくいかもしれませんが、体調が万全で、かつ明日はお休み…という方は、是非チャレンジして頂きたいなと思います。
味わいは、甘く複雑で、バランスの取れたカクテルだな…と思います。
花言葉のように、カクテルにもカクテル言葉があり、このカクテルは、「騙されないわ」だそうです。
なにか裏があるような…まさに大人のカクテルです。
お客様から寄贈されたグラスの水墨画が、本日バーアンクールに登場です。
ブラドール時代からのお客様で、趣味で絵を描くという話から、それではアンクールのためお時間があればお願いします…と依頼をしておりました。
今年に入り、絵が完成したとのお話でしたが、今度はお店が、まん延防止措置のためお休みに。
まん延防止措置が開け、届けて頂きました。
それから画廊に持ち込み、絵の裏に和紙を貼る裏打ちという作業をして頂き、額縁を選んで、本日、無事、一つの作品として完成しました。
さて今度は、どこに飾ろうか悩みましたが、やはりお客様の目に触れるところが良いと思い、カウンターの横に取り付けました。
眺めてみると、バーに相応しい絵だと思いましたし、こうして少しづつお店というものが出来上がっていくのだと、改めて思いました。
Kさん、素晴らしい絵を、本当に有り難うございました。
先日、某デパートにて開催されていた、北海道展にて購入しました。
ウイスキーのお供にも、カクテルのお供にもピッタリだと思います。
さて本日は、明日が祝日でお休みのため、通常通り営業しております。
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄り下さい。
今日のような、少し肌寒い夜は、3月にふさわしいカクテルは如何でしょうか?
それが写真の「チェリー・ブロッサム」です。
大正時代に横浜で生まれたカクテルで、桜の花をイメージして作られました。
ブランデーとチェリーリキュールを使用し、オレンジキュラソー・グレナデン・レモンで整えます。
アルコールは高めですが、甘口で飲みやすく、何より体が温まります。
木蓮の花も咲き始め、春はもうすぐ…ですね!
一足早い春の味わいを、是非お楽しみ下さい。
今日は届いたばかりの新商品のご紹介です。
今回の購入先は、初めて取引をするので、ドキドキでしたが、無事届きました。
それが写真の「グレンアラヒー12年・ルビーポートウッドフィニッシュ」です。
スペイサイドのシングルモルトで、2017年に新しいオーナーに代わり、ラインナップが増えました。
今回は、そんな中の限定品で、バーボン樽で10年寝かせ、ルビーポートの樽でフィニッシュさせた12年物です。
開けたてから、ポートの香りとバーボン樽由来の新鮮さがグラスいっぱいに広がり、最後まで衰えません。
ボディはミディアムで、こってりという感じではなく、さらりと喉を越します。
原酒自体が、そんなにフルボディのタイプではないんでしょうね。
黒ブドウ由来の深みのある香り、飲み疲れないライトなボディを、是非お楽しみ下さい!
たまにボンドマティーニのご注文を頂くので、リレブランを入荷しました。
ご存知の通り、007に登場のマティーニで、ステアでなくシェイクで仕上げます。
ベルモットと違い、さらりとしたフルーティーな味わいにに仕上がります。
強めではありますが、冷たく冷やすと何とも飲みやすくなります。(でも酔います!)
このカクテルは、ドライで冷たく、良く出来たカクテルだと思いますので、機会と体調が合えば、是非お楽しみ下さい!
34年前の3月14日、山崎が誕生したそうです。
シングルモルトウイスキー山崎12年は、1984年当時、ブレンデッドウイスキーが主流の中、これからは個性的なウイスキーが好まれる…という2代目マスターブレンダーの佐治敬三氏によって生まれました。
今は価格が高騰し、おいそれと楽しめなくなりましたが、当時に想いを馳せ、今日はシングルモルトウイスキー山崎をお楽しみ頂ければと思います。
写真左の2021年リミテッドは、12年以上熟成させたミズナラ樽の風味を活かした爽やかな味わいに、12年はシェリー樽の効いた甘やかで重すぎないバランスの取れた味わい、18年は香り立ちから円やかで、更に深みを感じます。
近年のジャパニーズウイスキーの質の高さが、ここにあると思います。
