歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

革命の夜明け前・魑魅魍魎の世界//すべてが混沌の時代//歴史の大断絶が始まる

2017年07月10日 23時11分12秒 | 崩壊
★ http://www.nikkei.com/article/DGXMZO18587290X00C17A7000000/?n_cid=NMAIL001


劣化する米国、政府やメディアのモラルも低下  ワシントン支局長 小竹洋之
2017/7/10 6:30

 トランプ米大統領の就任からまもなく半年。少しは現実的な路線に傾いたとはいえ、保護貿易や移民制限、孤立主義の本質は変わらず、内外に予想以上の混乱をもたらした。民主主義や自由経済の守護者を自任し、戦後の世界を主導してきた米国の劣化は鮮明だ。

異端の経済・外交政策を掲げるトランプ米大統領(右)には「断絶王」の異名も=ロイター

 米外交問題評議会のリチャード・ハース会長は、伝統的な価値観を軽んじるトランプ氏を「断絶王」と批判する。米ピュー・リサーチ・センターが世界37カ国で実施した世論調査によると、トランプ氏が率いる米国に好感を抱く人の割合は平均で49%にとどまり、オバマ前政権末期の64%から大幅に低下した。
 この異端児には確かに致命的な欠陥がある。過激な経済・外交政策やロシアゲート疑惑によって、超大国の威信を失墜させた責任は重い。それを承知のうえで、あえて問う。劣化したのは大統領だけなのか――。

■中枢から漏れ続ける内部情報

 気になるのは公僕の反乱だ。いまの米国は「リーク天国」と化し、政府の中枢からおびただしい量の内部情報が漏れてくる。トランプ氏に強い不満を持ち、政権を窮地に追い込みたい高官がうごめいているのだろう

 トランプ氏は5月10日、ロシアのラブロフ外相らとホワイトハウスで会談した際に、イスラエルから入手した過激派組織「イスラム国」(IS)の機密情報を漏らしたと報じられた。大統領の軽率な行動にはあきれるばかりだが、ごく一部の閣僚らに知らされていた最高機密の存在をリークする高官にも危うさを感じる。

 米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官は6月8日の議会証言で、トランプ氏との会談内容を記録したメモを友人に託し、記者に渡すよう依頼したと語った。ロシアゲート疑惑の捜査を指揮する特別検察官の任命を期待したという。トランプ氏と側近たちの違法行為の有無を究明するのは当然だとしても、コミー氏が一線を越えたとの批判は絶えない。

 メディアの緩みも見逃せない。米CNNテレビは6月末、トランプ氏の政権移行チームに参加していた投資会社の経営者とロシアのファンドとの関係を米議会が調査しているという記事を撤回した。事実確認などの必要な手続きを経ていなかったためで、取材した記者ら3人が辞職したそうだ

「当局者がこぞって内部情報を漏らすだけでなく、メディアもそれを十分に検証しないで一斉に報じている」。レーガン元大統領の法律顧問を務めたピーター・ワリソン氏は、ロシアゲート疑惑を巡る報道基準のハードルが下がっていると話す

ロシアゲート疑惑を巡る報道基準が緩いとの指摘も=ロイター
 この問題の本質は、昨年の米大統領選に対する外国政府の組織的な干渉にある。米国土安全保障省によると、ロシアのハッカーは全米50州のうち21州の選挙システムにサイバー攻撃を仕掛けていた。だが新聞やテレビの関心はトランプ陣営が共謀していたかどうかに向かいがちで、違法性を問うには生煮えの報道もみられる。私たち日本のメディアも自戒しなければならない問題だろう。

 独善的で差別的な大統領が相手なら、多少乱暴な手段に出ても許される――。そんな空気が人権擁護団体や環境保護団体などの抗議活動を過度にエスカレートさせているだけでなく、政府やメディアのモラルも低下させているように思える

■議会も分断、妥協点見いだせず

 もう一つ挙げておきたいのは、議会の深刻な分断である。前政権のレガシー(遺産)をことごとく否定し、医療保険制度改革法(オバマケア)の見直しや金融規制の緩和などに動く与党・共和党。現政権の公約をひたすらこき下ろし、徹底抗戦の構えを崩さない野党・民主党。トランプ氏の下で両者の対立はより先鋭化し、妥協点を容易に見いだせない

 「まるでイスラム教のスンニ派とシーア派のようだ」。米著名ジャーナリストのファリード・ザカリア氏は、保守とリベラルの亀裂の深さをこう表現する。このままでは政治の機能不全を解消できず、米経済の底上げやテロ対策の強化といった重要課題への対応が遅れる恐れがある

 トランプ氏の肩を持つ気は毛頭ない。しかし誰もが低い次元でやり合うのでは、米国の劣化も取り返しがつかなくなるのではないか。

////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

● 庶民も時代の子。航空機から引きずり降ろされた事件を見ても分かるように、
  今や社会全体がガサツになってきています。日本を見ても分かるように、
  左派と右派は基本的に相いれない思想を持っています。

● これが社会全体の倫理の崩壊と若者の欲求不満などが重なり、国民同士でテロが発生するのです。
  つまり内戦です。勝つためには嘘でもなんでもでっち上げて、戦うのは日中戦争でも
  見られました。つまり国民党自体が住民を虐殺して日本軍のせいにした事件です。。

● 天安門事件の後、時の鄧小平は、中共では国民を100万人単位で殺すことは大したことではない
  との発言しました。北朝鮮を見るまでもなく、武人国家とは政敵をこの地上から
  抹殺する
のが、その本質です。日本の戦国時代を思い起こせば分かります。

● 戦国時代は、戦いに負けた武将の一族は女子供赤ん坊を含めて、全国の隅々まで刺客が
  放たれ殺されました
。今は国際化の時代ですから、北朝鮮はマレーシアまで刺客を
  送り込みましたが、本質は日本の戦国時代と何も変わりません。

● そのような時代になるのですから、リークや暴露やいがみ合いのレベルは、まだまだ可愛いと
  言えましょう。国家自体が崩壊するのですから、政府の役人の倫理も
  地に落ちるということなのでしょう。

● ローマ法王の側近が逮捕される世情です。そのうちに法王庁に警察の捜査が入らないとも
  限りません。すべてが混乱と崩壊と内戦へと向かうのが、今後の方向なのです。

● 従って、マルクスの言う共産主義を信奉する人から、USA/大西洋先輩先進資本主義諸国
  に出向き、革命の実践を行う者が多数出てくるのも、今後の方向でしょう。

● 勿論中共はその機会を虎視眈々と狙っているはずです。多分サンダース一派には、中国人が
  多数入っている可能性があります。日本共産党諸君も、日本での革命は当分120年間は
  絶対起こりませんから、是非USAに行くことをお勧めします
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦国時代はまだ先の話・30年後//CIAとは昔の日本では忍者の集団

2017年07月10日 08時14分36秒 | 武人の時代
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)7月10日(月曜日)
        通算第5347号  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「ロシアのハッカー選挙妨害の疑いは晴れた」とトランプ
  「ロシアと協同する時がきた」とプーチン会談後、前向きな路線表明
****************************************

 トランプ大統領はG20でいくつもの会談をこなしたが、ハイライトはロシアのプーチン大統領との初会談だった。本会議に長女のイヴァンカを代理出席させ、30分の予定を二時間に延長した。

 イヴァンカの出席は「おかしい」とメイ英首相はツィッターに書いたが、メルケル独首相は「代理出席はよくあること」と取り合わなかった

 プーチンとの首脳会談に同席を許されたのはティラーソン国務長官だけで、会談の半分は昨年の米国大統領選挙へのハッカー攻撃についてだったという。
 プーチンのほうが記者会見で米露首脳会談の内容に触れ、「トランプ大統領から夥しい質問を浴びせられたが、逐一回答し、信頼を得られたと確信している」とした。
 
 会談後、本会議にもどったトランプはG20の閉会後も予定になかったエルドアン(トルコ大統領)と30分話し込んだ。言ってみればG20はトランプがひとりで掻き荒らしたとも言える。

 TPPは米国抜きの11ヶ国で再スタートしており、パリ協定は米国離脱も世界各国の合意が崩れず、ましてやハンブルグG20はグローバリズム推進を確認している。米国が孤立主義を突っ走る格好である

「トランプのロシア理解は甘すぎる」とジョン・ブレナンCIA前長官が批判に転じた。また下院情報委員会の民主党のトップであるアダム・シフ下院議員も、「ロシアとの協同なんて出来るわけがない」と議会の反対姿勢を剥き出しにした

とりわけCIA前長官は「トランプ大統領は米国のインテリジェンス世界の努力を踏みにじるのか」と強い非難をテレビ番組に出演して展開した。
だがブレナン前CIA長官は2013年から2017年、オバマ政権下での任期である。トランプのCIA攻撃は言ってみればオバマ攻撃なのだから、身を守るためにもトランプに強い非難を展開する理由はよく理解できる。

「オバマ前大統領は昨年8月にロシアの選挙介入を知っていながら11月8日まで何もしなかった」とトランプはポーランドでの記者会見で語っているのである。

 さるにても、ロシア重視、中国とは共に北朝鮮にあたるという方針は、だれが背後で助言しているのか。副長官、次官、次官補人事が滞っていて外交の執行部不在というアメリカの異常事態をトランプは平然としてやり過ごし、いやそればかりか、どんどん、前へ進めている。

 さきにサウジアラビア、イスラエル、バチカン訪問を段取りしたのは女婿のクシュナーである。
 トランプはクシュナーを基軸にティラーソン国務長官、ムチューニン財務長官、バノン上級顧問らが束になっていると推定される。

 そして誰あろう、このクシュナーが最も信頼する外交顧問がキッシンジャーであり、ティラーソン国務長官の推薦もキッシンジャーであった。


////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

● 上記に見えるのは、キッシンジャーと云う過去を引きずるトランプ政権である。
  彼はユダヤ人の代表ですから、ロシアと仲良くするというトランプ氏の
  方針は、影の顧問の利益と矛盾することになります。

● 又、既に独のメルケルには、トランプ氏はどうでもよいように見受けられます。
  つまり、独は既に政治的に西欧のリーダーとしての役割を演じており、
  既にUSAから精神的にも独立したと言えるでしょう


● ただし、英国がEUから抜けて、13年後は仏も抜ける事は、波動が予測していますが、
  その時に、独が狼狽することは読めます。仏抜きで、どう切り抜けるのでしょうか?
  見ものです。つまり、仏が抜けたら、独は軸足を何処に移すかと云うことです

● CIAは過去の日本に例えれば、影の存在である忍者の集団と云えます。それがご主人に
  たて突くのは、やはり移行期と云うことなのでしょうし、戦国武将の候補者として
  CIAが名乗りを上げるのは、まだ早すぎます。

● CIAはまだ民主党の政権を引きずり、言論の自由が許される資本主義末期の百家争鳴の時期
  浸っていますが、プチ独裁のトランプ氏は、それをどうするのでしょう?
  前FBI長官は首を切られましたが、今回は如何に?

● 全体として、USAの孤立主義による混乱、USAの矛盾を内包したトランプ政権の船出と、
  独の自立とリーダーシップの確立
と、ロシアの扱いをどうするかと云う
  USAの混乱とが見られるG20と云えそうです。

● やはり、日本の存在は、やがて来る株式市場の大暴落時の、さらなる大金融緩和にあるのでしょう。
  政治的には、今は全く存在感はありません。独は既にUSAなき世界の主役に躍り出たのです。
  独は、一歩日本の先を歩いているのです。
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする