歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

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 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

現実自体が・未来を語る 運命には逆らえない USAの崩壊はすでに起こった未来です。

2019年04月16日 18時30分30秒 | USA/大西洋資本主義の大崩壊

  書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
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 フェミニストが軍人達の命を奪い、世界最強の軍隊を弱体化させた
いずれフェミニズムが米国を崩壊させるという暗澹たる近未来を予測

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マックス・フォン・シュラー『日本に迫る統一朝鮮の悪夢』(ハート出版)
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 在日四十五年の元米国海兵隊員シュラー氏は歴史研究家でもある。
 評者(宮崎)も、一度だけお目にかかったことがあるが、結婚式の牧師をやっています、と自己紹介されたときは驚いた。
すでに多くの著作があり、親しんだ読者も多いと思われるが、『アメリカ人が語る日本の歴史シリーズ』第三弾になる。しかも英語と併記された新型スタイルの本である。

本書には秀吉が切支丹伴天連の日本侵略の野心を見抜いたが、そのあたりの経緯も詳しく書かれている。
 しかも、この新作は朝鮮戦争勃発シミュレーションを軸に、じつは米兵が頼りない。自衛隊がしっかりしなければ危機を乗り切れないというのに、日本はまったく軍事音痴ときている実態を暴露している

 ——守るべきは憲法九条ではない。この日本という祖国ではないのか。
 ——それなのに日本人は戦争の足音に気がついていない
と、シュラー氏は真摯に警告を発する。

 なぜ米兵は駄目なのか。沖縄には歩兵と砲兵の海兵隊しかいないうえ、昨今の米軍はフェミストとかの珍現象に巻き込まれ、まったく士気が低下しているというおそるべき現実についての考察がある。

 おりもおり、シカゴ市長にはLGBTを公言する黒人女性が当選したかと思いきや、こんどはLGBTで、インディアナ州サウスペンド市長のピート・ブデジェッジが、大統領選挙に出馬すると表明した(4月14日)。
 くわえて少数派を過度に尊重し、むしろ全体の調和を壊すのがポリティカル・コネクトネスであるという指摘は満腔の賛意である。

 軍隊の中に同性愛がはびこると、行動が乱れ、規律の維持が難しくなる。女性は戦闘現場の最前線にだすべきではないのだ。ところが、オバマ政権は、率先してアメリカ軍を弱め、ポリティカル・コネクトネスを重視し、米国の分裂を一層促進した。

 ようやくトランプになって秩序の回復が叫ばれているが、もはや取り返しが付かない悲惨な状況を露呈するに至ったという

 フェミニストが軍人達の命を奪い、世界最強の軍隊を弱体化させ、いずれフェミニズムが米国を崩壊させるだろうと暗澹とした近未来、もし、その状況下に朝鮮戦争が起きれば、いったいどうなるのだろう。
 このシミュレーションと対策は本書を読んでいただくしかない。
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