【沖縄】「感染増加が続けば年末年始は医療崩壊」...浦添市と市医師会が「緊急警戒月間」声明
地域 2020年12月2日 (水)配信琉球新報
浦添市内で
新型コロナウイルス感染者が増加していることを受け、同市(松本哲治市長)と同市医師会(洲鎌盛一会長)は30日、市民に
感染予防対策の徹底を求める共同声明を発表した。市内の医療現場から「このまま感染増加が続けば年末年始には
医療崩壊が確実」との声が上がっているとして、12月を「緊急警戒月間」と位置付けた。松本市長と洲鎌会長は、3密回避や
マスク着用などを改めて呼び掛けた。市の4~10月の
感染者数は301人だが11月は29日時点で117人の感染が判明。1日当たり感染者が2桁を超える日が続き、市内
医療機関の逼迫(ひっぱく)が懸念されている。
現場からは「スタッフが疲弊している」「現場は限界に近づいている」と悲痛な声が上がっているという。