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2024年03月14日 12時30分03秒 | 西洋医学の崩壊

順風満帆な人生のハズが…悔やんでも悔やみきれない大事件

 メンバーズメディアでは、m3.com会員の皆さんから「過去20年、今後20年に思うこと」と題して投稿を募集しています。今回は、ペンネーム:どんぐりのメイクラブさんからの投稿です。

 20年前の私は仕事の鬼でした。家庭を顧みず、毎日夜遅くまで仕事に明け暮れていたものです。

 家には専業主婦の妻と長男が1人。子どもの面倒はほとんど妻一人で見てくれていました。

 子どもは正しく成長し、大学卒業後、希望のIT企業に就職できました。その頃、私もその多忙な病院から、もう少し時間的な余裕を確保できる病院に転勤しました。

 それまでは概ね順風満帆な人生を送ってきましたが、その後大事件が起こったのです。

数年続いた違和感の正体

 7年ほど前、妻が「時々便に赤い血が付くことがある」と言っていました。

 私は忙しさにかまけて真剣に妻の言うことを聞きもせず「赤い血が付着するのならきっと痔だよ。様子を見ていていいんじゃない?」と答えたのです。そしてネットで購入した痔の薬を飲んでもらっていました。

 その後しばらくは良かったようですが、1年ほど経ち、再び便に血が付くと言ってきました。肛門の痛みはないとのこと。

 念のため近くの「痔の専門病院」を受診させたのですが、そこでは出血性の痔は発見されませんでした。注腸造影検査も一応やってくれましたが、結果は「たぶん問題ない。続くようならまた来てくれ」と言うことでした。

 とりあえずは安心して、そのまま様子を見ていました。

 さらに1年経過。またもや肛門からの出血が増えてきたと言います。さすがに私もちょっと心配になり、「今度は国立病院に行きなさい」と私自身が当時勤めていた病院で紹介状を作って持たせました。

 翌日、国立病院を受診したところ、その日のうちにCFを施行され、直腸がんだと判明。しかも肺と骨盤内リンパ節に遠隔転移のあるステージ4でした。

 その病院の担当医はとても信頼のおけそうな方だったので、すぐに手術を依頼。2週間後には手術(腹腔鏡手術)することができました

 手術はうまくいきました。あとは抗がん剤治療です。今まで4年3カ月、合計何十クールという抗がん剤治療と数回の追加手術(主にリンパ節切除術)を受けてきました。

人生やり直せるなら…

 しかし、現在に至り、いよいよ抗がん剤も効かなくなってきました。最近徐々に歩行困難や下肢のむくみと食欲低下、体重減少が出始めています。この先もうあまり長くは生きられないでしょう。

 妻は旅行が大好きでした。元気な頃にもっともっと旅行に連れて行けば良かったと後悔しきりです。

 いやそれより、どうしてもっと早い時期に、痔の病院ではなく総合病院を受診させなかったのか? そうしていればステージ1の時点で発見できたかもしれなかったのに、という後悔が大きいのです。

 自分自身が医師のくせに、妻の病気を見逃すなんて。

 今となってはもうどうにもならないことですが、それを考えると、悔やんでも悔やみきれません。

 あの頃は忙しさであまり妻のほうを向いていなかったのかも知れません。

 月並みな表現ですが、もし人生がやり直せるなら、もっと妻や家族のことを見て過ごそうと思います。


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