ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

休暇の終わり

2007-01-14 | 移住生活
クリスマス以来の長~いホリデームードもいよいよ終わります。

長期休暇に出ていた人も、明日からは仕事に戻るようです。

共働き夫婦や片親の強~い味方、コミュニティー・センター(地域センターのことで催しの主催以外に、子どもの学童保育施設も兼ねており、親が働いている子どもは学校が終わるとここへ直行します)も明日から再開するそうです。

共働きの友人夫婦も、
「1月の第2週までは“ホリデー・ジプシー”よ。家族であっちこっち行ってコミュニティー・センターが開くのを待つの。おじいちゃん・おばあちゃんの家はクリスマスの時にお世話になっちゃったから、これ以上子どもたちを預かってもらうわけにもいかないしね~ ┐(  ̄ー ̄)┌」
と、言ってましたっけ? 

ジョギングの時は周辺が風光明媚なので電車の駅まで行きますが、日に日に駅前に駐車しているクルマが増えていくような。(といってもせいぜい50台。日本の駅前駐輪場とは比べられない少なさです。市はこれを「パーク&ライド(駐車&乗車)」と呼び、クルマで駅まで行き、電車でシティーに出るよう、クルマでシティーに乗り入れないよう奨励しています)この数も明日以降は平常に戻りそうです。

年末年始には「ゴーストタウン?」と思うほど、夜になっても電気がつかなかったご近所ですが、前後左右の家は先週末に揃って戻ってきました。それでもやや奥手の、噂では弁護士一家という家はず~っとカーテンが閉まったままでしたが、今日はカーテンも窓も開き、いよいよ戻ってきた様子。

休暇といっても出かけるばかりではありません。ご近所には庭にテントを張って、大人数の友人か親戚を迎えている家もあります。

クリスマスからずっと設営してあるテント

ここで寝泊りしたりバーベキュー・パーティーをしたりしている様子。
夏のオークランドの気候なら外で寝てもOKです。


こちらはパーティー専用の屋根だけテント

今日もクルマが7、8台停まってかなりの来客。楽しそうな声や歌声がずっと聞こえてきて、子どもも暗闇の中で遊んでいます。

この時期、手術が必要なケガや病気に見舞われたり、家のどこかが故障したりすれば、医者不足や修理の人がすぐに来てくれなかったりで苦労するかもしれません。それでも、長期で休んでも構わない雰囲気が社会全体にあるとしたら、どちらがいいか、です。

自分だけはゆっくりして、何かあったら医者もいて、すぐに修理もできて、というのは考えてみれば虫のいい話。自分が休みたい時は他の人だって休みたいはず。個人的には社会全体がこうしてゆっくりと休み、個人や家庭に戻る時間があるのはいいものだなぁ、と思います。もちろん働きたい人はバリバリ働けばいいのでしょうし。

自分が勤め人だった時と比べ、この選択の余地はちょっと羨ましい気がします。今はすべて運任せのその日暮らしの在宅業の身。
仕事が入れば「勤務中」、入らなければ「待機中」*´m`*
オンのようでオフのような、休んでいるようで構えているような、ビミョーな立場(笑) いつまでたっても隣の芝生は永遠に青いようです*´ー`*