ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

一夜明けて

2007-01-21 | ペット・動植物
昨日は友人一家とうちでランチをしました。
食後は裏庭で「羽根つきデスマッチ」(お正月も終わった今頃)。

肉離れ中の夫の華麗な
´m`羽子板さばき。この辺まではよかったのですが
・・・→)

前庭では、温(12歳)が友人から釣りの手ほどきを受けていて、サンデッキから芝に釣り糸を垂れていました。大人も子どもも、それなりに♪ 彼らが帰り片付けも済み、6時にはすっかりいつも通りでした。

その時、夫が、
「チャッチャの様子がおかしい。」
と言い出し、すっ飛んでいってみると糖尿病のトラ猫チャッチャがワナワナしながら目をパチパチやっています。インシュリンのせいで血糖値が下がりすぎた時の典型的な症状。慌てて砂糖水を作り、スポイトで飲ませ様子を見ました。幸い歩くことができ、比較的軽症のようでした。

そのうちソファーで寝てしまい、寝姿もいつも通りだったので、何も食べてくれなかったのはやや気になりながらも(食べると血糖値が上がります)、私はそのままジョギングへ。
(←血糖値が下がった時の「スフィンクス座り」

腰が抜けているので「ネコ正座」が→
できません。非常に心配なサイン。)

しかし、
これが失敗でした。

戻ってくると再びふらふらに。今度は症状も重く、様子もヘンです。

再び砂糖水を飲ませたものの、かなり弱っていたようで、吐いたり下したり失禁したり・・・てんやわんやに。作り置きの物を温めて子どもの夕食にしながらも、汚れた床やカーペットを掃除し、吐いてしまった分の砂糖水を再び飲ませ・・・と、夫と2人で必死の看護。こうなると獣医に担ぎ込んでも疲れ、怯えさせてしまうだけで、むしろマイナスなのです。

砂糖水で血糖値を上げ、食べ物を口にしてくれればいいのですが、今回はぶり返させてしまったせいか、なかなか食べません。しかも、
あっという間に毛がゴワゴワになって脱水症状に。
やや落ち着いてから夫の付き添いで夜の散歩へ。こんな時にも外に出たがるのは、さすがに動物?!
外の「気」の強さがわかっているのでしょう。
しかし歩けずに、ジッとしていること30分以上。夫は風と小雨の暗闇の中、ずっと付き合っていました。

外から戻り、夫が抱いている時、何度目かの腹の底から搾り出すような声で一声鳴き、そのまま中空へ放尿@▽@ 何もないフローリングの場所で上向きに抱いていたので、事なきを得ましたが、ちょっと向きが違えばパソコンに命中するところでした。間一髪!

しかし、それを最後に症状は改善し、目の焦点も合うようになりました。12時40分、とうとう食べ物を口にしました=3 
最初に異常に気づいてから約7時間、2回目のぶり返しからも5時間が経過していて、今までの最長でした。前回は回復までに2時間半かかり、それまでの30~1時間以内に比べ、ダントツで長かったのですが、今回はそれどころではありません。

症状が悪化しているのか、年齢のせいなのか(人間の年齢では70代)、本当に気をつけてあげないと取り返しのつかないことになりそうです。今まで以上に今回は肝を冷やしました。終日外出する時は注意しているのですが、昨日は自分たちが家にいたので、どれぐらい食事をしていたか(=血糖値を下げ過ぎない最大の決め手)のチェックが甘かったようです。

一夜明けて、今日は飼い主もチャッチャもさすがに寝不足┐( *ー*)┌
チャッチャは朝の見回り以外はずっとベッドでおやすみでした。
なにはともあれ、家族そろって健康が一番´。`~3