ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

こんな時だからこそ

2009-01-24 | 私事・リタイア・人生
ダラダラと新年のご挨拶中~´ー`ゞ

20年も中華圏で暮らしていたので、いまだに知り合いも多く、
「今年のお正月?1月26日でしょ。それがナ二か?」
なノリの人も少なくなく、移住して5年になるというのに、相変わらず新暦の1月1日と農暦の中国正月の間をフラフラ~っとしている、
新年ハイブリッドのワタクシ≧m≦

クリスマスカードで出遅れても、年賀状でつまづいても、
旧正月があるさっ ̄ー ̄+ 
な体質が改まらない、もうじき47歳の学ばないヤツです!(凹)

こんな呑気なヤツに長年付き合ってくれている心優しい友人たち。
みんなの近況もいろいろで、どこも不況の嵐が┐(  ̄ー ̄)┌ 
しょーがないですねぇ、こればっかりは。

台湾の友人からは「リストラをくらってしまいました」というメールが。「バッサリと大量の社員が切られた」とか。でもその後がスゴい!

「新年早々暗い話題をお届けして恐縮ですが、自分としては次へ前進できるいいチャンスになったので気分はすっきりしております。」
なーんと前向き♪

周りの例から見てもこういうマインドの人はリストラが『吉』と出る可能性、ものスゴく高いと思います。いろんな意味で煮詰まっていたのに生活の糧である仕事を自分から辞めることができずにいたのを、リストラに背中を押され、
えぇぇぇぇ~いっ!
と一気に次の段階に進んじゃうというか・・・。









コレって10年前のワタクシそのもの><;


リストラに遭ってディーリングルームを出て、ずーっと興味を持っていた調査部に転職しなかったら今頃どうなっていたでしょう?
フリーで仕事をすることもかなわなかったでしょうし、そもそも、
「へぇ、仕事ってこんなにカンタンになくなっちゃうんだ。」
ということを実感することもなく、「自分にとっての仕事」というものを見つめ直す機会もなかったかもしれません。

それなくして、
「仕事どころか安定した生活も手放して移住♪」
などという発想にはならなかった、と断言できるほどです。

人間万事塞翁が馬
本当の幸か不幸かは時間が経ってみないとわからないもの。
逆にすぐ答えが出てしまうのは小さな幸か不幸で、すぐに指先からこぼれてしまうラッキーか、すぐに挽回できるアンラッキー。

だったら2009年をそう簡単には答えが出ないうようなドーンと大きな、でも自分がずっとしたかった事の始まりの年にリセットしてしまうというのもワルくないのではないかと思います。まさに友人の言う、
次へ前進できるいいチャンス――


ワタクシにとって1998年がそうだったように、どこかの誰かにとって2009年が忘れえぬ始まりの年となったらいいなぁ、と思います。

こんな時だからこそ――、
厳しさの中にも学びのある、充実した2009年でありますように。


(台湾の友人のお父様から、温を出産したときに
「男の子を生んででかした!」
とお祝いにいただいたダルマ→
親子で豪快です´m`A

温がとても気に入って大切にしていいます。)





(←そうそう、これが先日2人でペンキ塗りをしたタンス

AC/DCのポスター+ダルマ+ぬいぐるみ=温100%
AC/DCは聴かないけれどガンズ・アンド・ローゼズのニューアルバムは一緒に聴いてます。17年ぶりのリリースってスゴ~いっ!)

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