ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

人生の先輩

2011-01-14 | 趣味・ボランティア・チャリティー
今日は3週間ぶりにボランティアへ。


愛猫チャッチャが旅立ったたのは、昨年最後のボランティアの日だったクリスマスイブでした。亡くなってちょうど3週間経ったわけです。

久しぶりに再会した大好きな仲間たち。
まずはハグハグしながら、ハッピーニューイヤー  
そして、チャッチャの哀しい知らせの報告。

“Oh~ dear”
と言いながら、みんな一通り慰めてくれました。
ありがと





「で、大泣きしてた以外、クリスマスはどうだったの?」


でたぁ~


仲間はみんな年金受給世代。私よりゆうに一回り以上年上で、
人生経験の厚みがぜんっぜん違います


60歳過ぎてから熟年離婚した人
運命の人に出合って再婚したのに相手に先立たれた未亡人
私とほぼ同じ年だった息子が20代の時に遺書のないまま自殺した人



「ペットが亡くなるのは哀しいけどね~」
(人生そんなもんじゃないわよ的なそうそうたる顔ぶれデス)



こういう精神状態のときは、こういう懐深い人たちといると心強い!
というのを、ドカンと実感しました。


「主人が亡くなったとき、娘が心配して猫を買ってきてくれたの。ペットショップで買った純血種の猫で、それはそれは可愛かったわ~」
と1人が私の話に付き合って猫の話をしてくれました。

「とても可愛がってたんだけど、3年後に死んだのよ。」
えぇぇぇぇえ たった3年?
と驚く私を素通りして、

「やっぱり純血ってダメね。人間が掛け合わせて作り出し、それを同じ種類だけで何代も何代も・・・やっぱり不自然だし、根本的に弱いのよ。」
おぉぉぉぉお 冷静!


「よかったじゃない、そんなに長生きしただけでも。」
うちは元が取れたって
(野良だから元々タダだし


確かにチャッチャは18歳4ヶ月で人間の歳で言えば85歳だったけれど、

(なんとか日向に収まろうとしているチャッチャ。狭いニャン


「これで足りた!」という年齢なんてないわけで~

(この時はベストスポットをゲット


やっぱり哀しいし、会いたいし~ うじうじうじ~~~~

(洗った洗濯物の中に自分のタオルを見つけて座っているチャッチャ)




「しかも娘がその猫にいくら払ったと思う?650ドル(約4万円超)よ!
1年200ドルちょっとじゃない。
わぉぉぉぉお 香港人もビックリなこの計算。



す、スゴい、先輩たち、スゴすぎる~



これを乾ききっているとネガティブに見るか、同病相哀れまないこっちの落ち込みに全くブレない骨太さとポジティブに見るかは人それぞれでしょうが、彼女らを良く知るワタクシとしては、断然後者です。


こういう人たちが仲間でよかった

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