ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ライツ・ウォーターガーデンズ

2015-01-06 | 外出・買い物
かれこれ1ヶ月近く前になりますが、プケコへ・マーケットに行った時、

ライツ・ウォーターガーデンズ
というところに行ってきました。


ここを知ったのは多分2年前。
グラブワンで半額券が出ていて試しに買ったのですが、
旅行の帰りは何かと遅くなってしまいがち。すでに閉園時間で
クーポンをムダにしたこと、1、2回


「今回はムダにしないぞーーーー
と鼻息荒く乗り込みました




リアルだけど


なんだか痛々しい姿

ウサギは耳と足が1本なく、イヌは腕が1本なく下に落ちてます


他にもワンコがいっぱい



みんなが激写し出しそうな入り口で

逆パパラッチという演出


でもその横にはバリ風な門構えの前にぽつんと場違いな

諸葛孔明


どーゆー場所なんでしょう?

真ん中だしー


グラマラスなおネエさんがいるかと思えば



ニワトリが谷を見つめています。



リアルサイズの天使もいますよー



でも、なんか足がヘン?えっ?鱗?魚?

普段は竜を彫っているような中国の工場で造られたのでは?
鱗なら任せろって?


手造り感満載の水車

水が一定量溜まると急に回り出します。


バンビの授乳中だったり



ハリネズミが隠れていたり



東屋があったり



橋があったり



本格的なバリの門構えもあったり

(※これは輸入したんでしょうね~)


でも、そばには仏像

バリはヒンドゥーだしー。
なんとも漠然としたアジア風情


そうなんです
天使やニワトリで洋風だったり

こんな感じも『洋』ですよね?
でも諸葛孔明がいたりバリ風だったり。


好きなものや手に入れたものを
全~部置いてみました的な・・・・・


調和はなくてもカオスにもならないのは、

その圧倒的な広さゆえ。


そして豊かな水・水・水



ウォーターガーデンの名のとおり。



その多くを占める

蓮池


「あの世」にいったら蓮がたくさん咲いていると信じる私

(※つぼみが水中から顔を出してる~


こんなに極楽浄土に似つかわしい花はないと思うんですけど。



時期なのか種類なのか

やたらに葉が立っていました。


水の源はこのマウク滝



この水を引き込んでガーデンができているようです。



「満開の蓮池に舟を出したら・・・・・」

想像するだけであの世ですわ(笑)


蓮池もいろいろあり



場所によって蓮の色や種類が違います。



はぁ~

(※ため息)


美しいのは蓮ばかりじゃありません

水藻だってこの美しさ


葦だって!



葦のストレートに丸と尖った葉が合わさって

緑の濃淡だけでなく形も絶妙なバランス


こんな組み合わせがあちこちに。

蓮とツタ


これもお見事!

水の中まで造園してあります。


これは水・岩・緑の組み合わせが最高

力強い美しさ


緑の中でひときわ映えていたカンナ



これも花がなくても鮮やかで目を引きました。



根っこがスゴいことになっていた木(笑)



いかにも外来種という植物



この葉が紙やすりのように硬くてザラザラしています。



本当に肌が擦れそうなほど。



これじゃ動物も近寄らない?

雨のときは雨宿りできます


これはなに~



サボテンのようですが棘の代わりにふわふわの毛



ボタンのような赤いものが伸びて花が咲くんでしょうか?

全てがナゾの植物


すぐ隣では別のサボテンが花を咲かせていました。

サボテンの花ってどうしてこう可愛いのが多いのでしょう。


この滝あってのウォーターガーデン

長い時間をかけて造園していったんでしょうね。


素朴な素人さの中にも丹精された感じが伝わってきます。

この場所と植物へのライトさんの限りない愛の証のよう。


しーかーしー
ウェブサイトによると、ライト夫婦は去年ここを売却し、
新オーナーのもとで10月より再開。オーナーの名前は
パトリック&リリー
となっているけれど、中国人とみました。
(※苗字が書いてなーい)


だって入り口がこんな

中国によくある土産屋や免税店の
まんま
中国製の壷だの狛犬だのがびっしり並び、間に少ーし
NZ製が混じるというレイアウト


洋風でもきっと中国製と思われる

彫刻も多数


この写真を撮っているときも中国人男性2人が中国語で話つつ
壁に大きな売り物の風景画を掛けていました。
ますます中国の土産屋化する空間


もー誰にも止められない
(※しかし、売れるんだろうかこんなものが?壷に狛犬????)


サイトのトップは売却後のライトさんのあいさつ兼新オーナーの紹介だし
フェイスブックは売却以降、写真だけが掲載されていてコメントなし。
(※ライトさん時代は写真+コメントがたくさんあったのに)


タ:「でもさ、ここ買って従業員雇ったら、永住権取れるよね。」
み:「土地も買ったら大金だけど、ビジネスだけ買えばいいんだもんね。」


み:「案外、あれがライト宅なんじゃない?すぐ裏手で地続きよ。」



タ:「そんなとこかもね。道が真っ直ぐ続いてるし。」



ここでは蓮の販売をしていましたが、

ライト夫婦も引き続き蓮を育て販売しているようです。


ちょうど帰ろうとした時にグループが到着



みんなピクニックの用意を持っていそいそと入っていきました。



新オーナーのもと、

この場所はどうなっていくのか?


この美しさだけは



きっと変わらないことでしょう。