旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

京都市上京区の北野天満宮です。

2006年11月01日 | 旅 歴史
 北野天満宮は菅原道真公をお祀りした神社の宗祀です。道真は平安時代の学者で右大臣という要職についていましたが九州の太宰府に左遷され2年後に亡くなっています。その後、天災、疫病などが続いたため平安時代中期多治比文子らによって祀ったのが始まりだといわれています。今では学問の神として慕われています。
 この写真は国宝に指定されている本殿です。御祭神は菅原道真です。桃山建築の代表で絢爛豪華な桃山文化を今に伝えています。現在の社殿は、慶長12年(1607)に造営されたものです。入母屋造りの本殿と拝殿が平行に石の間で結んでいます。拝殿の左右に楽の間を設けている八棟造です。いずれも国宝に指定されている建物です。
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