旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

京都市右京区の大覚寺です。

2006年11月11日 | 旅 歴史
大覚寺は嵯峨山と号する真言宗大覚寺派の総本山です。嵯峨天皇の離宮嵯峨院の一部で天皇崩御の後の貞観18年(876)、嵯峨天皇の皇女、淳和天皇皇后が寺に改められ大覚寺と名付けられました。一時荒廃しましたが、鎌倉時代には後嵯峨、亀山天皇が入寺、徳治3年(1308)には後宇多天皇が入寺しここで院政をしき、嵯峨御所とも呼ばれました。ここに南朝の大覚寺統を形成されました。北朝方の持明院統と皇位継承で争いました。明徳3年(1392)、ここの正寝殿にて南北両朝の講和が成立しました。
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