旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

吉野神宮

2010年04月03日 | 旅 歴史
 奈良県吉野郡吉野町吉野山にある吉野神宮です。
 吉野神宮は明治22年(1889)、明治天皇が後醍醐天皇をしのんで創建された神社です。祭神は後醍醐天皇です。摂社御影社、船岡社、滝桜社には日野資朝、児島高徳ら7人の功臣を祀っています。
 後醍醐天皇は建武の中興半ばにして敗れ、延元4年(1339)吉野の行宮で亡くなりました。明治維新により、その理想が実現できたとして創建されたものです。
 神体は後醍醐天皇の皇子である後村上天皇が自ら刻んだといわれる後醍醐天皇像で吉水神社(明治7年までは吉水院・南朝の行宮)から移したものです。
 この地は護良親王が元弘2年(1332)に挙兵した際、北条勢によって占拠され、本陣となったところといわれています。
 現在の社殿は、大正11年(1922)から境内の拡張とともに造営され、昭和3年(1928)に完成した総檜造りの荘厳な建物です。入母屋造りの拝殿の奥には流造りの本殿があります。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
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