旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

長崎市べっ甲工芸館(旧長崎税関下り松派出所)

2011年07月20日 | 旅 歴史
 長崎県長崎市松が枝町にある長崎市べっ甲工芸館(旧長崎税関下り松派出所)です。
 長崎市べっ甲工芸館は、4年間の保存修理工事を終えた旧長崎税関下り松派出所に、平成14年(2002)4月に開館しました。長崎の伝統工芸品、べっ甲細工の技術と技能を保存するために設けられました。館内にはべっ甲細工の貴重な作品が300点近く展示されています。
 長崎税関下り松派出所は、明治31年(1898)に建設されました。庁舎は、正面を海に向かって立つ煉瓦造りです。平屋建の小規模な建物で、正面両端に三角破風を見せた端正な意匠になっています。
 敷地は煉瓦塀で囲まれていて、内部は検査場、倉庫、事務所などになっていました。明治時代の税関施設の状況をよく伝えていて、平成2年3月に国の重要文化財に指定されました。

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眼鏡橋

2011年07月20日 | 旅 歴史
 長崎県長崎市魚の町にある眼鏡橋です。
 中島川にある眼鏡橋は寛永11年(1634)唐僧で興福寺の2代目住職であった黙子如定(もくすにょじょう)禅師によって架けられたそうです。
 日本初の石造りアーチ橋で、水に映った姿が眼鏡のように見えるためこの名で呼ばれていました。明治15年(1882)正式に眼鏡橋と命名されたそうです。
 中島川には、14のアーチ石橋がありました。昭和57年(1982)の長崎大水害により、眼鏡橋ほか2つの橋が一部崩壊し6つの橋が流失しました。眼鏡橋は昭和58年(1983)に復元されました。国の重要文化財に指定されています。

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