広隆寺は、真言宗の寺院です。推古天皇11年(603)建立の京都最古の寺で、「日本書紀」によれば、渡来氏族の秦河勝(はたのかわかつ)が聖徳太子から与えられた仏像を本尊にして創建したといわれています。国宝の弥勒菩薩像は国宝第1号に指定された弥勒菩薩半跏思惟像の仏像です。永遠の微笑をたたえて霊宝殿に安置されている。高さ124cm赤松の一本造りで新羅より聖徳太子へ贈られたものだそうです。
広隆寺には、仏像だけでも国宝が17体、重要文化財が31体もあります。この寺は818年と1150年に火災にあって創建時の諸堂はことごとく失われました。それにもかかわらず、これだけ多くの仏像が残っているのです。
広隆寺には、仏像だけでも国宝が17体、重要文化財が31体もあります。この寺は818年と1150年に火災にあって創建時の諸堂はことごとく失われました。それにもかかわらず、これだけ多くの仏像が残っているのです。