旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

老杉神社

2016年05月15日 | 旅 歴史
 滋賀県草津市下笠町に老杉神社があります。
 老杉神社はJR草津駅の北西約3km、浜街道沿いにあります。祭神は素戔鳴尊(すさのおのみこと)です。慶雲元年(704)、出雲国から素戔鳴尊がこの地の大杉の梢に降臨したことから、住民達は霊木と悟り信仰の対象にしたのが始まりと伝えられています。
 現在の社殿は宝徳4年(1452)に下笠美濃守高賀(近江守護佐々木氏家臣)が再建したものです。天文9年(1540)、後奈良天皇より正一位の神位が贈られ、正一位牛頭大明神、また下笠天王と称しました。明治2年(1869)老杉神社と改称されています。
 老杉神社ではオコナイ(「行」「御構内」「神事」と表記されます)やサンヤレ踊りなど多様な行事が行われています。オコナイは滋賀県の湖北地方や甲賀市で1月から3月に行われる五穀豊穣を祈る伝統行事です。
 サンヤレ踊りは風流踊りの一つで、伝染病・旱魃・飢饉などは疫病神からくるとされ、追い払うには、鉦・太鼓・笛などで疫病神の気を誘い、踊りの行列とともに集落の外に追い払うというものです。老杉神社の例祭に奉納される「サンヤレ踊り」は国選択無形民俗文化財に選択されています。

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大角家住宅正門

2016年05月14日 | 旅 歴史
 滋賀県栗東市六地蔵に大角家住宅があります。
 大角家住宅の正門は1間1戸の欅造りの藥医門です。切妻造り、桟瓦葺きの四脚門で、13尺7寸(約4.1m)の桟瓦葺き袖塀が付いています。主屋とともに昭和29年(1954)に国の重要文化財に指定されています。

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大角家住宅主家

2016年05月13日 | 旅 歴史
 滋賀県栗東市六地蔵に大角家住宅があります。
 大角家住宅主家の店舗、製薬所、台所、居間は間口11間(19.4m)、奥行10間(19.1m)、単層、高塀造り、上方本瓦葺き、下方桟瓦葺き、正面が小庇桟瓦葺きという立派な造りで、車輪・歯車・石臼を備えた製薬の機械も残されています。
 玄関と座敷からなる棟は上段の間が10畳、次の間が6畳と8畳、玄関広間が7畳半、それに式台、縁などからなっています。単層、切妻造り庇(ひさし)付、玄関は千鳥破風付き、桟瓦葺きです。昭和29年(1954)に国の重要文化財に指定されています。

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大角家住宅

2016年05月12日 | 旅 歴史
 滋賀県栗東市六地蔵に大角家住宅があります。
 大角家住宅(旧和中散本舗)はJR手原駅の東約2kmのところ、旧東海道沿いの六地蔵にあります。この辺りは草津宿と石部宿の「間(あい)の宿」として栄えたところです。この付近には江戸時代、旅人のために道中薬を売る店が数件あり和中散という薬を売る「ぜさいや」の本舗として栄えました。
 和中散という名前は徳川家康が腹痛を起こした時、この薬を献じたところ、たちまち治ったので、家康から直々つけられたと伝えられています。大角家住宅主家、正門、隠居所が国の重要文化財に指定され、大角氏庭園は国の名勝に、大角家住宅全体が国の史跡に指定されています。

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御上神社摂社三宮神社本殿

2016年05月11日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市(やすし)三上に御上神社があります。
 御上神社の摂社である三宮神社本殿は御上神社本殿に向かって右側に建てられています。一間社の流造り(ながれづくり)、檜皮(ひわだ)葺きです。室町時代の建築と思われています。御上神社摂社三宮神社本殿として、昭和35年(1960)に滋賀県の有形文化財に指定されています。

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御上神社摂社若宮神社本殿

2016年05月10日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市(やすし)三上に御上神社があります。
 御上神社本殿に向かって左側に摂社若宮神社本殿が建てられています。一間社の流造り(ながれづくり)、檜皮(ひわだ)葺きです。鎌倉時代末期の建築とみられ、向拝に見事な造りの蟇股(かえるまた)が配されています。御上神社摂社若宮神社本殿として昭和6年(1931)に国の重要文化財に指定されています。

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御上神社本殿

2016年05月09日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市(やすし)三上に御上神社があります。
 御上神社の本殿は鎌倉時代後期から南北朝初期の間に建てられたと思われます。間口3間、奥行3間、単層、入母屋造り、檜皮(ひわだ)葺きで、1間の向拝を付けています。拝殿と非常によく似た造りです。神社・寺院・殿舎の様式を混合させたような形になっており、その独特な構造から「御上造り」と呼ばれることもあります。
  本殿は一見、仏堂を思わせる建物ですが、屋上に千木(ちぎ)や鰹木(かつおぎ)を上げているので神社建築とされています。入母屋造りのほか、白漆喰の壁や連子窓などは仏堂的要素が強いところです。鎌倉時代の神仏混合の神社本殿建築の遺構として大変貴重な建物です。
 回り縁には高欄が付き、縁を支える束下に蓮弁反花(れんべんかえりばな)の礎石が置かれ、その一つに「建武4年(1337)」の刻銘があります。殿内は、中央の方一間を内陣とし、宝形造り、板葺きの1間厨子を置いています。裏側には扉があり、三上山の遥拝所であった名残といわれます。昭和27年(1952)に国宝に指定されています。

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御上神社拝殿

2016年05月08日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市(やすし)三上に御上神社があります。
 御上神社の拝殿は楼門と本殿の間に建てられています。間口3間、奥行3間、単層、入母屋造り、檜皮(ひわだ)葺きで、1間の向拝を付けています。鎌倉時代の建築で、かつての本殿を移築、改造したものと伝えられています。
 拝殿は四方は吹き放しで、内部の天井は2本の大虹梁(だいこうりょう)を渡して、その中央を竿縁天井としています。屋根の勾配はゆるく、一見のびのびとした軽快な感じがします。。明治32年(1899)に国の重要文化財に指定されています。

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御上神社楼門

2016年05月07日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市(やすし)三上に御上神社があります。
 境内の地下から湧き出ている霊水の手水舎の奥に御上神社の楼門が建てられています。三間一戸、檜皮(ひわだ)葺き、二重、軒の出の大きな入母屋造りの楼門です。康安3年(1365)の墨書銘が残されていて、その頃に建てられています。重厚感のある楼門で、扉の左右には随神が祀られています。
 斗きょうは上下層とも三手先(みてさき)の和様です。上層に一本も尾垂木(おだるき)がないのが非常に珍しいです。楼門の右手には愛宕神社、竃殿神社があります。。御上神社の楼門は明治32年(1899)に国の重要文化財に指定されています。

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伊砂砂神社本殿

2016年05月05日 | 旅 歴史
 滋賀県草津市渋川に伊砂砂神社があります。
 伊砂砂神社の本殿は近江の守護佐々木六角氏によって応仁2年(1468)に造営されたと思われます。一間社、流造り、檜皮(ひわだ)葺きの建物です。社殿内外ともに素木造りです。身舎柱(もやばしら)は円柱で漆喰塗りの亀腹上に立ち、三方に高欄を廻らし、脇障子で仕切られた珍しい社殿です。
 本殿の正面の浜床は狭く、向拝柱は角柱で、柱上斗拱などの仕組みはすっきりとしています。蟇股(かえるまた)には、宝相華唐草(ほうそうげからくさ)という文様の豪華な透し彫りが施されています。 彩色は無く、全体に細身の造りですが、量感のある建物で、室町建築の作風を伝えています。大正11年(1922)に国の重要文化財に指定されています。

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伊砂砂神社

2016年05月04日 | 旅 歴史
 滋賀県草津市渋川に伊砂砂神社があります。
 伊砂砂神社は草津駅の北東約1.5kmのところ、旧中仙道沿いにあります。創建年代は明らかではありませんが、応仁2年(1468)の棟札が残されているので社歴はかなり古いと思われます。須佐之男命・寒川比女命などを祭神として祀っています。
 古来、干天時に雨乞いをして霊験があったと伝えられ、雨乞いの神として、農耕に従事する人々から信仰されてきました。天大将軍社と呼ばれてきましたが、明治初年に伊砂砂神社と改称しています。

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新宮神社本殿

2016年05月03日 | 旅 歴史
  滋賀県草津市野路に新宮神社があります。
 新宮神社の本殿は一間社流造り、正面軒唐破風(のきからはふ)の向拝が付き、檜皮(ひわだ)葺きで、大永3年(1523)に建てられています。身舎は円柱で基壇の上に立ち、向拝柱は角柱で、登高欄付の広い浜床があり、周囲三方は高欄付縁で囲まれ脇障子で仕切られています。大正12年(1923)に国の重要文化財に指定されています。

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新宮神社

2016年05月02日 | 旅 歴史
 滋賀県草津市野路に新宮神社があります。
 新宮神社はJR草津駅の南約2.5kmのところにあり、野路神社とも呼ばれています。祭神は事解男命(ことさかおのみこと)と速玉男命(はやたまおのみこと)です。僧行基が、天平年間に建立した野路寺の鎮護神として、宝亀元年(770)に創建されています。
 大永3年(1523)に現在の社殿が造営されたことが棟札によりわかっています。天正年間(1573-1592)の社記に、膳所藩明細書に正一位新宮大神と記され、別名野路と称すると書かれていて、膳所藩からも重用されていたようです。

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石津寺本堂

2016年05月01日 | 旅 歴史
 滋賀県草津市矢橋町に石津寺があります。
 石津寺の現在の本堂は室町幕府2代将軍足利義詮によって再建された当時の建物です。間口5間、奥行4間、単層、寄棟造り、本瓦葺きで、正面の両端に連子窓(れんじまど)を設けています。屋根の形式は滋賀県内ではほとんど見かけない造りです。明治40年(1907)に国の重要文化財に指定されています。

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