7時半、起床。最近は6時から7時の間に起きる習慣が定着しているので、「7時半」は「寝坊」という感覚である。書斎に行って鳥篭にかけてある布(遮光)を取って、子雀に「おはよう」と声をかける。子雀も「チュン」と返事をする。出入り口を開けてやると、今日はすぐに出てきた(空腹かどうかはそれでわかる)。練り餌を作って与え、食後、飲み薬を与える(くちばしの付け根に4滴たらす)。餌は3時間ごとを目安に与えていて、私が在宅のときは私が、そうでないときは、家族の誰かが与え、みんな不在のときは、乾燥餌(粟玉など)を容器に入れておく。これから誰もいない時間帯が多くなる。乾燥餌は栄養価において練り餌より劣るのだが、しかたがない。以前、アグネス・チャンが仕事場に赤ん坊を連れて行って論争を巻き起こしたが、研究室に子雀を連れて行ったら、日本論争史に新たな1頁を加えることになるだろうか。たぶんアグネス・チャンは私の側に立ってくれるのではないか。アグネス・「チュン」論争だ。
昼から大学へ。3限は「ライフストーリーの社会学」。5限は「基礎演習」。基礎演習の学生が授業後、不安そうな顔で私のところへやってきたので、レポートのことで相談かと思ったら、そうではなくて、「子雀は元気ですか? 心配で・・・」と言った。夏休みの間、私のブログを見てくれていたようである。「はい、元気ですよ」と答える。6限のゼミは本日は休講。毎回、7限までやっているのだから、補講の必要はないであろう。とはいっても、早く帰れるわけではなくて、教務室で安藤先生と科目登録の件でずっと相談。関係の諸先生にも電話で連絡をとり、7限の終るころ、話がまとまる。「秀永」で遅い夕食をとり、11時、帰宅。