7時、起床。昨夜の残り(私は外食だった)のチンジャオロースーとトースト、牛乳の朝食。午前中は晴れ間と雨が短いサイクルで入れ替わり、その度にベランダの洗濯物を取り込んだり、出したり、ひさしの奥の方へ移動させたりとあわただしかった。
午後から大学へ。『社会学年誌』51号の編集委員会。今回の号は例年になく原稿の集まりがいい。特集論文は夏休み前に頂戴している。4本の依頼論文も本日の午前中までに全部手元に届いた。投稿論文の査読の結果も同様。特集論文と依頼論文の原稿は来週に入稿することができそうだ。あとは投稿論文の修正版と英文サマリー、8月に逝去された間宏先生(早稲田大学名誉教授)の追悼文、そして目次、学会ニュース、編集後記だけだ。これらは11月初旬に入稿できるだろう。そうなれば年内に余裕で再校まで終らすことができる。すごい。
編集委員会は4時頃終る。生協戸山店に寄って以下の本を購入。「シャノアール」でレモンスカッシュを飲みながら、目を通す。
島田雅彦『オペラ・シンドローム』(NHKブックス)
今野真二『振仮名の歴史』(集英社新書)
池内紀『東京ひとり散歩』(中公新書)
坂上真士『ネガティブ・マインド』(中公新書)
傳田健三『若者の「うつ」』(ちくまプリマー新書)
夕食後、近所のコンビニでTV番組雑誌を購入。秋のドラマのチェックをする。各局とも秋ドラマには力を入れているので、(少なくとも初回は)観てみたいと思う作品がけっこうある。
月曜9時(フジ系) 「東京DOGS」(主演:小栗旬、水島ヒロ)
ニューヨーク警察のエリート(小栗)と暴走族上りの人情刑事(水島)がコンビを組んで事件を解決する刑事ドラマ。脚本は「33分探偵」の福田雄一。
火曜9時(フジ系) 「ライアーゲーム シーズン2」(主演:松田翔太、戸田恵梨子)
2007年の「ライアーゲーム」のパート2。あれはなかなか面白かった。その後、戸田恵梨子もいろいろな役をやっているので、「正直ものでお人よし」という役柄が視聴者に素直に受け入れられるかは微妙だ。私には彼女の笑顔が一番嘘っぽかったりする。
水曜10時(日テレ系) 「ギネ 産婦人科の女たち」(主演:藤原紀香)
いまや崩壊の危機にある日本の産婦人科(通称ギネ)医療の現場を舞台にしたドラマ。離婚後、民放の連ドラ初主演の紀香に期待。
木曜10時(フジ系) 「不毛地帯」(主演:唐沢寿明)
山崎豊子の小説のドラマ化。高度成長期の日本。戦時中は大本営の参謀で、シベリアに11年抑留されていた男が、帰還して総合商社に入社し、世界を相手に戦う話。夏ドラマ「官僚たちの夏」のビジネス版か。
金曜9時(テレ朝系) 「アンタッチャブル」(主演:仲間由紀恵)
三流週刊誌の女性記者が社会の闇の真相に迫る社会派ミステリー。ただし、笑える要素も満載のとのこと。脚本は「官僚たちの夏」の橋本裕志。
金曜10時(TBS系) 「おひとりさま」(主演:観月ありさ)
才色兼備の女性教師が10歳年下の臨時教師(小池徹平)と恋に落ちる格差ラブコメディー。なんだ、「おひとりさま」ではないじゃん。主人公の同僚の英語教師役で松下奈緒が出演しているので、観てみようかなと。
土曜9時(NHK) 「チャレンジド」(主演:佐々木蔵之介)
熱血教師が病気で失明。苦難を乗り越えて復職して、生徒たちに愛の大切さを説く。こう書くとコテコテな感じがするが、実際コテコテなのだろう。でも、NHKの直球勝負的コテコテ・ドラマは私はけっこう好きである。
日曜9時(TBS系) 「JIN-仁-」(主演:大沢たかお)
現代から幕末時代の江戸にタイムスリップした脳外科医の話。人気コミックのドラマ化。坂本龍馬や勝海舟も登場するというから、医療ドラマと大河ドラマを合体させた感じになるのだろう。
と、こんなところですかね。