フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月28日(水) 晴れ

2011-12-29 01:13:41 | Weblog

  8時半、起床。遅く寝たわりに眠りが浅く、寝不足気味。パン、柚子ジャム、マカロニサラダ、紅茶の朝食。

  今日は大学の事務所の仕事納め。私は大学へは出ないが、メールと電話でいくつかの案件に対処する。みなさん、よいお年を。

  午後、散歩に出る。久しぶりで下丸子の「喜楽亭」に顔を出す。私の顔を見たとたんにご主人が「大丈夫ですか?」と言った。しばらく私が顔を見せなかったので、身体でも悪くしたのではないかと思っておられたようだ。申し訳ない。前回、「喜楽亭」に来たのは10月3日だった。メンチカツ定食を食べ、その後、池上まで歩いて「甘味あらい」で栗あんみつを食べたのだ。その4日後に「甘味あらい」のご主人が亡くなった。あれから「喜楽亭」に何となく足が向かなくなっていた。喪失感から立ち直ったというわけではないが、年を越す前に顔を出しておこうと、今日、やって来たというわけだ。馴染みの客が突然顔を出さなくなったらご主人も気になるであろうから。実はこんなことがありまして・・・としばらく顔を出さなかった理由を話す。そうでしたか、とご主人は納得されたようだった。それからはいつものように世間話をしながら食事をした。今日はロースカツ定食を注文した。

  帰りに栄松堂で以下の本を購入。

   加藤周一(鷲巣力編)『「羊の歌」余聞』(ちくま文庫)

   杉山光信編『日高六郎コレクション』(岩波現代文庫)

 帰宅して、夕方まで眠る。