フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月31日(土) 曇り

2015-11-01 04:02:28 | Weblog

7時、起床。

トースト(イチゴチョコレートジャム)、サラダ(炒り卵、トマト、ベビーリーフ)、紅茶の朝食。

卒業生のMさん(論系ゼミ5期生、2015年卒)と蒲田駅で待ち合わせ、「まやんち」へ。これで3週連続の「まやんち」だが、今回はアフタヌーンティーではなく、お菓子と紅茶を注文。

木の実とドライフルーツの生キャラメルタルトとモンブランを注文し、ハーフ&ハーフで食べる。

タルトはあらかじめ二つに切って出したいただいた。

モンブランはMさんにカットしていただく。

まず、トッピングの栗をどけて。

ケーキ入刀(笑)。

はい、きれいに切れました。

二つにカットした栗をトッピングし直してそれぞれのお皿に。 ハーフ&ハーフの出来上がり。

紅茶は私は東方美人、Mさんはアッサム(ミルクで)。

先にデザートを食べ終り、昼食を食べに「パン日和あをや」へ。

南武線の矢向駅で降りて、線路脇の道を鹿島田駅の方へ10分ほど歩く。最初の踏切を渡るとすぐそこだ。

到着。

今日は二階の和室へ案内される。

さて、何を注文しましょうか。

注文を終えてから、和室のそこここに配置された文机やソファーに座ってみる。

本日のスープは人参のポタージュ。

サーモンとチーズとアボカドのサンドウィッチ。食べやすいように4つにカットしていただく。

カレーとチーズのオープンサンド。

 

さあ、いただこう。

今日は曇り日だが、すりガラスから入る光は柔らかで、ポートレイトを撮るには最適だ。

食後のお茶は一階のテーブルが空いたので、そちらに移動して。

10月のドリンクはロシアンティー。

 

ゼミ生と卒業後に会って話をすると現役生だったときには知らなかった一面を知って「へえ」と思うことがよくある。当たり前といえば当たり前なのだが、私が他者について知っていることはその人のある部分だけなのである。既知の部分と未知の部分の比率は、その人とのつきあいが長くなるにつれて変化していくが、未知の部分というのはその大きさも未知であるから、既知の部分と未知の部分の比率がどれほどのものかは、結局、わからないのである。Mさんはそれが不安だという。だから、最近会った人よりも、昔からの付き合いの人を大切にする(信頼する)のだという。なるほどね。慎重な、ある意味で臆病な考え方であるが、それはMさんが自分の人生から学んだ確かな知恵(人生哲学)なのである。

Mさんはこの後、高田馬場で開かれるゼミ5期生と6期生(現4年生)の合同飲み会へと向かった。5期生のみんなによろしくね。

帰宅してから、夕食前に「phono kafe」にちょっと顔を出す。あずき茶とおからコンニャクのソテーを注文。

常連客のT氏とおしゃべりをする。社会学について的を射た質問をされるので、大学で社会学を学ばれたのですかと聞いたら、慶応の法学部のご出身だった。年齢も私より二つ下(早生まれなので学年では一つ下)で、ほとんど同期であった。同じ時代に大学生活を送っていたのだ。読んだ本が似通っているのはそのためである。 あの頃は、「大学生として読むべき本」というものが存在したのだ。

直接の面識はないが、今日、「phono kafe」に文化構想学部の卒業生が来るかもしれないことが予想されたので、大原さんに「もし〇〇さんという方がいらしたら、私が購入して棚に並んでいるコーヒーカップを一個、プレゼントしてさしあげてください」と頼んでおいた。予想通り、その方は来店し、大原さんから「もしかして〇〇さんでいらっしゃいますか?」と聞かれてびっくりされていたそうだが、小林千花子さんのコーヒーカップは喜んで受け取っていただけたようである。

その方が予約の電話を入れたとき、お店の人(大原さん)の声がやさしくてきれいだったと、ご自身のブログに書いていて、それで「phono kafe」のことに違いないと私は直感したわけですと言ったら、大原さんは気分をよくして(笑)、ハロウィンクッキーを私に下さった。

「phoon kafe」はいろいろな人をつなぐカフェである。

夕食はレンコンとブロッコリーとエリンギの炒め物など。

深夜、ラグビーワールドカップ決勝、ニュージーランド対オーストラリア戦を観る。終盤の、勝負を決めた、あのドロップゴールには鳥肌が立った。死に物狂いで襲い掛かってくる野獣の喉を一太刀で掻き切るような凄いプレーだった。