フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月3日(日) 晴れ

2016-01-04 08:49:33 | Weblog

8時、起床。

トースト、サラダ(ハム、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

刺身とご飯の朝食とはお別れだ。

駅のみどりの窓口に行って、停止たスイカ(定期)を再発行してもらい、ついでに6日で切れる定期の有効期間を一ヶ月更新する。

正月休みを夫あるいは妻の実家で過ごした家族が自分たちの家に帰って行くのだろう。

鶯谷の菩提寺に墓参りに行く。三が日に墓参りに行くのはわが家ではめずらしいが、娘と息子が今日であれば一緒に行けるというので。

お寺の方と母の一周忌の日程の相談をする。6月2日(木)が命日なので、その前の週末、5月28日(土)か29日(日)あたりがよいのではないだろうか。

蒲田に戻って来てから、駅ビルで昼食をとることにする。他に開いている店が少ないためだろう、どの店も行列が出来ている。一番行列の短い店に入る。昔のデパートの食堂みたいな店だ。「大人のお子様ランチ」を注文。ネーミングには問題があるが、ハンバーグ、オムライス、エビフライという組み合わせは面白い。ただ、困ったことに、サンプルにはなかった日の丸が実物には刺さっていた。運ばれてきて1分ほどそのままにしておいたが、だんだんいたたまれなくなってきて、そっと引き抜いてテーブルの上に置いた。

もう一つ、閉口したのは、セットのサラダやデザートや飲み物をウエイトレスが運んでくるたびに、「大人のお子様ランチの・・・・です」と声に出していくことであった。そそくさと食べて店を出る。

「御座候」の今川焼を買って帰る。

焼き上がるのを待つ。奥の三列はほぼ焼き上がり、手前の三列は作り始めたところ。

あんこをのせていく。

全部にあんこをのせ終えた。

奥の三列の焼き上がった今川焼を全部取り出して、そこに新たに生地を流し込んで、さて、その後はどうするのか見ていたら、手前の三列のあんこをのせたやつを一個一個取り出して新たに生地を流し込んだ上にかぶせていくんですね。あ、そうか。地味にいくんだ。実はわれわれは期待していたんです。手前のあんこののった三列の鉄板を折りたたんでバタンと上からかぶせるんじゃないかと。でも、そんなリスキーなことするわけないよな。

夕食はもつ鍋。

今年の三が日は晴天の穏やかな正月らしい三日間だった。

  机上メモまだ白きまま三ヶ日  吉屋信子

  虚しさに似て倖や三ヶ日  柴田白葉女

  一人居や思ふことなき三ヶ日  夏目漱石