フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月18日(月) 雪のち晴れ

2016-01-19 11:26:05 | Weblog

8時、起床。

夜の内に積もった雪が雨に溶けていっている。

朝食はとらず、12時半頃家を出て、早稲田へ。

1時半からリーガロイヤルホテル内のクリニックで人間ドックを受診する。毎年一回、この時期に受診している。年末年始の暴飲暴食(私の場合、暴飲はないが)を抑制することができるという効果がある。ただし、正月明け直後ではやはりつらいので、体重が落ち着くこの辺りがいい。

3時前に終了。ラウンジからは大隈庭園が眼下に見える。

ホテルの飲食店で使える1500円相当の食事券をもらったが、ホテル内は物価が高いので、1500円ではたいした食事はできない(ビーフカレーかサンドウィッチとコーヒーくらい)。パンとお菓子の店でパンを買う。

遅い昼食を食べに「早稲田軒」へ。人間ドックの後はたいていここに来る。寒いし、バリウム検査の後なので(水分をたくさんとるように言われている)、あたたかい汁ものが食べたい。

ワンタンメンを注文して、待っている間、スポーツ新聞に目を通す。

「早大V」って何だろうと思ったら、女子サッカーだった。

彼も正月早々大変だな。「紅白」では得意の絶頂だったのに。

結局、独立は失敗に終わるのか。

久しぶりに食べる「早稲田軒」のワンタンメン。うまい。

青空が出てきた。

馬場下の交差点。

副査を担当している修士論文を読むために研究室へ。

購入した6個のパン。一個平均250円は街のパン屋さんより高めの価格設定だ。

アンパンを食べる。カップと皿は清水直子さんの作品。

もう一個食べる。甘→辛理論に従って、カレーパンを食べる。

美味しい。高いだけのことはある。

午後は陽の当たらない研究棟の裏手の土手には雪が残っている。

36号館前の中庭も同様。

記念会堂の工事現場はそれほどではない。

大学生協で本を購入。ロベール・カステル『社会喪失の時代 プレカリテの社会学』(明石書店)

7時半、帰宅。

夕食は野菜がたっぷりの鶏鍋。

久しぶりで「月9ドラマ」を観た。『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(脚本:坂元裕二、主演:有村架純・高良健吾)。とてもいいドラマだと思った。20年前に観た『愛していると言ってくれ』(脚本:北川悦吏子、主演:豊川悦司・常盤貴子)に匹敵するほどのいいドラマになるかもしれないという予感がした。「引越し屋さん」のトラックに飛び乗って、北海道から東京に出てくるとき、主人公の音(有村)が読む亡き母からの手紙がよかった。朗読は満島ひかりの声であった(ドラマのエンドロールには出ていたが、番組ホームページには出ていない)。死の床にある人の声ではなく、「生きる」ことを後押しする声であった。主題歌『明日への手紙』(手嶋葵)もよかった。

舞い降りし思わぬ人の初便り  たかじ