8時、起床。
12時半、卒業生のTさん(論系ゼミ5期生、2015年卒)と蒲田駅で待ち合わせ、蒲田-(京浜東北で一駅)→川崎-(南武線で二駅)→矢向で降りて、「パン日和あをや」へ行く。
とりあえず私は冷たいアップタイダ―、Tさんはホットチャイでのどを潤してから注文を考える。
本日のスープ(椎茸とジャガイモのポタージュ)。
ベーコンとチーズのオープンサンドウィッチ。
奥さまお勧めのベジタブルサンドウィッチ。
レタス、トマト、アボカド、人参がたっぷり。
〆はクロワッサンと甘い飲みもの。
Tさんは私推奨のホットショコラとのコラボ。
クロワッサンを千切ってホットショコラでコーティングして食べるとデザートになる。
私は1月のドリンクである黒ゴマミルクと。ホットショコラも美味しいが、これもまた美味しい。ホットショコラはチョコクロワッサン用にチョコレートが通年あるからメニューに出ていなくてもお願いすればいつでも(たぶん)作っていただけるが、黒ゴマミルクは正真正銘の1月限定メニューである。今月中にまた来なくちゃ。
Tさんはいつかパン屋さんかカフェを開きたいという夢(というよりも憧れ)をもっている(今日、矢向駅からここまで歩いくる途中に初めて聞いた)。ならば奥さまからたくさんお話をうかがうといいですよ。奥さま、実践的なお話、ありがとうございました。
美味しそうなパンを眺めてTさんはオレンジピールとクリームチーズのパンと丸パンをお土産に買った。
店を出る頃に二階の和室が空いたので、ちょっと上がらせてもらってTさんのポートレートを撮る。
奥さまに私たちのツーショットを撮ってただく(今日はご主人はご不在だった)。光線の加減を考えて食事をしていた入口近くの席とは別の席に移動し、小顔のTさんとのバランスを考えて私が奥の席に座る。うん、よく撮れました。
「矢向の駅の近くに新しいカフェが出来て、行ってきましたがけど、いいカフェですよ」と奥さまに教えて頂いたので、カフェの梯子をしましょうということになったが、でも、10分ほどで着いてしまう距離なので、その前に腹ごなしの散歩をしましょうということで、「散歩に適した場所はありますか?」と奥さまに尋ねると、「ありますよ。動物園が」と言うではないか。えっ、動物園があるんですか?知らなかったな。それは鹿島田駅のそば(徒歩10分くらい)のところにある「夢見ケ崎動物園」という川崎市立の動物園で、入場料は無料とのこと。無料という点が少々ひっかかったが(たいして動物がいなのではないかと)、散歩が目的であるから、行ってみましょうということになった。
さあ、行くわよ。
新川崎駅の袴線橋を渡る。
動物園へ向かう道の柵は斜めから見ると動物の姿が浮かびあげる。
動物園は小高い丘の上にあり、かなり急な階段を上る。
階段の途中で市街地をバックに「三井のリハウス」のポスターのような写真を撮る。
階段を上りきったところは公園になっている。
早くも白梅が咲いている。
動物園はほどよい大きさだ。
一番人気はこのレッサーパンダのようである。
マーコール(ウシ科)。金網をかじっているものが多いのは、歯磨きでもしているのだろうか。
ニシトビ。孤高の風貌である。
カミツキガメ。ほとんど水の中を出ないそうだ。すいとんの術を使う忍者のようである。
フラミンゴ。まれに二本足で立っているのもいる。
フンボルトペンギン。
「だめよ、人が見ているでしょ」
見てるわよ。
アブドラルゾウガメ。最大の陸ガメ。室内でじっとしていた一番大きいやつが突如動き始めた。山が動いた!
かなりの迫力だ。
子亀の上の親亀が乗っている。ぐ、ぐるしい・・・(子亀)。
Tさんはカメにすっかり魅了されたようである。
ロバ。何の変哲もないただのロバだが、じっくりみると顔の大きさと足の長さのサイズのアンバランスぶりが異様である。
モルモット。
オスとメスが離されて飼育されている。一緒にしちゃうと子供が文字通りネズミ算式に増えるからだろう。
ジャイアントパンダはいません。
ボリビアリスザル。動きが機敏でなかなかカメラに収まってくれず苦労した。
閉園時間は午後4時と早め。空はまだ明るいが、散歩は十分に楽しんだ。
鹿島田から電車で一駅乗って、矢向で下車。教えてもらった「ノチハレ珈琲店」へ行ってみる。
「ノチハレ」とは「(雨・曇り)のち晴れ」という意味だろう。素敵な名前だ。
Tさんの目が輝く。こんなお店をやってみたいのだろう。
Tさんは紅茶と本日のケーキ(ラズベリーのパウンドケーキ)を注文。
「とっても、とっても美味しいです」とのこと。
私はホットジンジャーを注文。丁寧な味わいである。スイーツを注文しなかったのは夕食の予定があるからだ。
これまで「パン日和あをや」に来たときは、その後どうするか(カフェの梯子ができない)という問題があった。二軒目はわざわざ蒲田まで戻ったりしていた。しかし、「ノチハレ珈琲店」のような店があるなら(まだ行ったことはないが、他にも新規開店のカフェがあるそうだ)、散歩を楽しみながら同じエリアで十分にカフェの梯子ができる。
お店の方(まだお若いご夫婦でやっている)の人柄もよさそうである。また、来ますね。
時刻は5時。矢向から川崎に出て、Tさんはそこから東海道本線(上野東京ライン)に乗って帰って行った。
会社で人事の仕事をしているTさんはこれから忙しい時期を迎える。健康第一でね。また会いましょう。
今日はこれからもう一人卒業生と会う約束がある。
論系ゼミ三期生(2013年卒)のHさんだ。Tさんと今日会うことは一ヶ月前に決まったことだが、Hさんと会うのは昨日の夜、彼女から「先生、明日の夜、お暇ですか?」メールが来て急遽決まったことである。福島で働いているHさんだが、明日、大学時代の友人の結婚式で東京に出てくるそうなのだ。
Hさんと会うのは、前回会ったのが一昨年の10月のことだから、1年3か月ぶりである。6時半に蒲田駅で待ち合わせて、予約しておいた「phono kafe」へ行く。
彼女は卒業生の中で男女を問わずおそらく一番よく食べる人である。いつだったか、牡蠣を40個食べたという話を聞いたことがある。肉食系には「phono kafe」は不似合いな場所なのだが、仕事漬けの毎日を送っているようなので、身体によい食事を食べさせてあげたかった。
でも、玄米ごはんは大盛りで(笑)。
前回会ったときはお疲れの雰囲気で心配だったが、昨年の8月に福島に転勤になってから、生活は好調のようである。表情に彼女本来の明るさが戻っていた。
何があったのかな?
あっ、そういうことね(笑)。
入店した時間が遅かったので、あっという間に7時半(閉店時間)になった。食後のコーヒーは駅前の「和蘭豆(ランズ)」で。
私はモンブランとコーヒー(和蘭豆ブレンド)。
Hさんはチョコレートと抹茶のシフォンケーキ(アイスクリーム添え)と紅茶。
いずれまた転勤のときがくるだろう。総合職というのはそういう働き方をするものである。キャリアと家族経歴の形成をどう同調させるかがこれかの彼女の大きな課題である。Vサインなのか、「あと2年くらいで・・・」という意味なのか。そうなるといいね。グッドラック!
店を出たのは8時半。今夜は横浜は馬車道のホテルに泊まるそうである。