フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月22日(水)晴れ

2021-09-23 10:10:22 | Weblog

9時10分、起床。

なぜ「9時10分」なのかというと、妻がジムに出かけるときに寝ている私に声を掛けたからである。

バタートースト、サラダ+スクランブルエッグ、牛乳、紅茶の朝食。

朝刊の一面は「みずほシステム」「日米豪印」。私個人の(家計のではなく)メインバンクはみずほ銀行早稲田支店である。しっかりしてね。外国名を漢字一文字で表す方式がいつまで通用するだろうか。「豪印って何?」「大きなハンコで調印すること?」とか聞かれないかしら。

本日の『おかえりモネ』。最後の場面、モネがミチに聞いた。「私、帰ってきていいかな?」。ミチが何と答えるかは明日にならないとわからないが、そのときのミチの表情がなかなかである(メイクもいつもと違うような気がする)。「何でそれを私に聞くの?」という表情である。ああ、亮をめぐる三角関係が・・・。役柄を越えて、若手女優同士が演技で火花を散らしている。すごいですねぇ(淀川長治の口調で)。

昨日のブログを書いてアップする。

2時から教授会(オンライン)。

会議は3時間に及んだ。途中でおにぎりを食べる(もちろんビデオはオフで)。

会議を終えて散歩に出る。「いっちゃうの?遊んでくれないの?」お前がワンコだったら一緒に連れていけるんだけどね。

すでにして夕暮れである。

東の空には白い雲が浮かんでいる。

「きりん珈琲」へ行く。

「いらっしゃい」。きりん伯父さん(勝手にそう呼んでいる)が出迎えてくれる。

こういう自転車、実際に街で見かけたことはないな。

ほうじ茶あん最中ときりんブレンド。

フォークが付いて来たから、フォークで食べてるというのもありかもしれないが、やはり最中であるから、サンドして手に持って食べた。

鞄に入れてきた『散歩の達人』(蒲田・大森・池上特集)を取り出して、「きりん珈琲」が出ているページを開いて(左上)、「載ってますね」と店主の大原(明日香)さんに示すと、「ありがとうございます」と彼女は言った。「取材があったのはいつですか?」「先月なんです」「取材から出版まで一月とはスピーディーですね」「取材をしていただいた方は以前からお客さんとして来ていただいたんです」「ああ、それでね」。お隣のページでは矢口渡の「燈日」が紹介されている。

スタンプが一定数に達したので、お花茶をいただいた。「ゆずとローズマリー」(ティーバッグ10個入り)をチョイス。

帰りに「魚亀」で中トロと赤身を買った。

なんと妻は夕食に海鮮+アボカド丼を考えていて、食材が丸かぶりしてしまった。

私が買ってきた赤身と中トロ、妻が準備していたサーモン(妻が準備していた赤身は漬けにすることになった)。

アマゾンで購入した中古(レンタル落ち)の『孤独のグルメ』シーズン1のDVD3枚が届いた。シーズン1はアマゾン・プライムビデオで見られるのだが、教室で教材として使いたいということもあって、2500円で購入した。「杉並区永福の親子丼と焼うどん」(第5話)、「川崎市八丁畷の一人焼肉」(第8話)などシーズン1には好きな作品が多い。

9時からオンラインの相談を一件。

 秋彼岸叔父のみやげは水ガラス 弘美

岸田尚毅『文豪と俳句』で紹介されている川上弘美の句である。「文豪」という言葉と川上弘美は不釣り合いだが、現代の作家では彼女一人だけが紹介されている。きっと別格なのであろう。「水ガラス」とは珪酸ナトリウムの水溶液で接着剤として使われるもの。なんでそんなものをお土産に?と思うが、「水ガラス」という言葉を使いたかったのだろう。岸田はこの叔父さんが幽霊なのではないかと想像する。それは決して思い付きのことではなくて、川上の作品の中にそうした叔父さんの幽霊が登場する場面があることを指摘して説得力がある。

明日は秋のお彼岸の中日だ。いつものように墓参りに行く。

今日の日記を付けてから、風呂に入る。

1時45分、就寝。