とらじろうのブログ旅 東北の旅 鳥海山と思いにふける寅次郎

縁結びステーションの高屋駅を出て国道４７号線を走る．


今日は一段と日差しが強く暑い．


道路脇の温度計が２９℃を表示している．




ノンビリ走るときは寅小屋（寅次郎のバイク用のゲージのこと）の窓を開けてやる．


寅次郎も窓から顔を出し風を切る．






遠くに雪化粧をした高い山が見える．



道から逸れ農道に入りバイクを止める．



田んぼが広がる先に見える鳥海山の美しいこと．





寅次郎は一人テクテクと歩いていく．



あまり吠えることが無い，どちらかと言えば無口な犬．



なぜか遠くを見ていたりすることがある．




寅次郎は８年前，大阪市の動物保護センターから譲り受けてきた処分犬だった．


兄弟も何匹かいた．



親犬がどんなのかは私たちも知らない．



こうやってバイクで旅に連れてこられてかわいそうと言う人もいる．


はたして寅次郎にとって幸せなのかと自問自答することがある．







でも，寅次郎がいてくれることで私たちが幸せなのは間違いない．

とらじろうのブログ旅 東北の旅 陸羽西線 高屋駅

国道４７号線を最上川に沿って景色を楽しみながらバイクを走らせる．


この辺りは舟下りも有名みたい．




走っていると寅次郎がちょっと興奮気味．


バイクが停めるにも道幅が狭いので脇道を探す．


ちょうど駅に通じる道があったので寄ってみる．



駅の名前は「高屋駅」




バイクを停めて寅次郎を下ろしてみたけど，全くの普通にしている．

たまにこんなことがあるけど意外とケロッとしている．


何も無ければそれで良いのですが，やはり心配．

こんなとき寅次郎と会話が出来れば良いのにと思ったりします．







「ローカル線の無人駅」


何も無いけどそれがまた旅情をそそります．



ちょっとノンビリ写真なんかを撮ったりします．




こういうのが私が一番好きな時間．





レールを見るとそこに人の思いが残っている気がします．





お父さん，お母さんと遊びに行く子供達や，通勤，通学の人たち．


好きな人と乗る列車もあれば，好きな人と別れた人もそこにいる．





いろんな人の人生をレールは知っている気がします．



私の勝手な想像ですがレールを見ると少しおセンチになったりします．






ふと，トラ母を見ると看板を必死で見ている．


看板には「縁結びステーション」の文字が・・・






ひょっとして内心は私以外に新たな出会いを求めているのかもしれません・・・・



小一時間ほどノンビリしていました．


さて出発します．

とらじろうのブログ旅 東北の旅 ボリューム満点 大蔵食堂の味噌ラーメン

最上川に沿って県道30号線を快調に走る．



旅の途中で買ったガイドブックにこの辺りに大衆食堂があるとトラ母が話す．


さすが「宇宙の胃袋」の持ち主は食べ物のリサーチも素早い．




丁度お昼１２時に差し掛かる頃．

トラ母の胃袋が暴れだすと大変なのでカーナビに行き先を設定し走る．


ノンビリとした町に食堂を発見．


「大蔵食堂」







ガイドブックに載っている店なので，どうせ観光客メインの店かと思っていたが，

店に入るとお客さんは地元というか近所の人ばかりのよう．



おじいちゃん，おばあちゃん．　おじさん，おばさん．　仕事中のサラリーマン．



・・・・どう見ても，観光客は私たちだけ．





おすすめが「味噌ラーメン」と書いてある．


大盛りにしようかと迷ったが失敗したら嫌なので普通の味噌ラーメンを注文する．



ちなみにトラ母はその上をいき「五目味噌ラーメン」を注文．　さすがだと関心する．





しばらくすると店員のおばちゃんが持って来てくれた．




普通の味噌ラーメンなのに大盛りみたいなボリューム．


先ずはスープをすする．

ニンニクが微妙に利いた味噌味が美味しい．



野菜もたっぷり入って具沢山なラーメンは本当に美味しかったです．




大盛りにしたらきっと食べきれないなあとトラ母と話しながら美味しく頂きました．

味噌ラーメン，７００円也．


安くてボリューム満点．

大蔵村の「大蔵食堂」


是非行ってみてください．



さてお腹もいっぱいになったので先を急ぎます．

とらじろうのブログ旅 東北の旅 最上川

５月６日
東北ツーリング６日目

「道の駅　天童温泉」の休憩所裏で２日目の朝を迎える．


テント泊なのでどうもゆっくり寝てしまい，テントから出たのは７時半過ぎ．




寅次郎と遊んでいると声を掛けられる．




ビビリな寅次郎はちょっとウロウロしながら近づいていく．


大阪の方だったのですがイントネーションがちょっと違う．

聞くと鹿児島出身だとか．

私の亡き母が鹿児島出身だったので何となく懐かしさを感じました．


今回の東北へは自動車で来たそうですが実は現役のライダー．

やはりバイクで来たそうでした．








ノンビリしてるので出発は１０時過ぎ，今日は鳥海山を目指します．




国道１３号から少し逸れてノンビリ最上川沿いを走る．





「最上川」

社会の地理で聞いたことのある名前．


こんなとこにあったんですね．




天気も良くて日差しも強くちょっと暑いくらい．




寅次郎も風を感じているみたいです．

とらじろうのブログ旅 東北の旅 道の駅 天童で連泊

十割そばの「楓」を出たのがすでに午後４時．


今から移動もできないので，またまた「道の駅　天童温泉」のご厄介になることにした．



天童温泉といえば勿論「温泉」．


バイクを駐車場に停めて近くの公衆浴場「ふれあい荘」まで歩いていく．




入浴料は何と「１００円」

お湯は勿論「天然温泉」





寅次郎は入り口のベンチに繋がれお留守番．少し顔が寂しそう






温泉でさっぱりした後は溜まった洗濯物のお洗濯．

道の駅の隣にはマックスバリューとコインランドリーがあって本当に便利．




値引きされた食材を買って洗濯しながら晩御飯タイム．





この時間，睡魔が襲ってきますがテントに入って寝袋の中でブログ書いてます．

あしたは出発しよっと

とらじろうのブログ旅 東北の旅 そばさしと鴨そば 天童の楓

店主がお試しにと「そばさし」と言うものを出してくれた．

本来は水に浸して山葵で頂くものだそうだが，このままでも頂ける．


きっと「そば好き」はそのままで食べることで素材の味を確かめるのかもしれない．





鴨そばが出来るまで手入れが行き届いた庭を見ながらまったりした時間を楽しむ．



しばらくすると店主が鴨そばを持って来てくれた．





これももちろん十割．


熱いそばは出汁もよく一段と美味しい．



味覚通ではないので気の利いたコメントが出来ませんが，鴨の味もよく私にはコレが

気に入りました．




食事の後，店主とそば打ちの話やこの町の話など少しおしゃべりをする．




非常に実直な方でした．







「そば通」の方や食べてみたいと思われたら「道の駅　天童」の案内のおじさんに

「おすすめではなく，おじさんの好きなそば屋さんを教えて」と聞いてみてください．




道の駅でもらえるガイド冊子に載っていないおそば屋さん．

「こだわりの十割そば」

お店の名前は「楓」






さて，そろそろ出発します．

お礼

５月１０日　午前９時

無事自宅に帰宅しました．

旅の途中の出会いとブログへのコメントありがとうございました．

おかげさまで楽しいツーリングが出来ました．


残りの日記と，コメントへのご返事はこれからちゃんと書きたいと思っています．


もう少しお付き合いください．



さて，昼から仕事なので会社に行ってきま～す．

たのしかったな～東北

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　okutec店長

とらじろうのブログ旅 東北の旅 こだわりの十割そば 楓

予定では、

午前中に山寺に行った後、

開店が１１時のおすすめ十割そば屋さんに行き、

午後には天童を出発する予定、


・・・のはずが、



山寺を出発したのが２時を大きく回っている。






山寺からおそば屋さんまでは２０～３０分ほどで到着。


店構えは高級料亭みたい。



手入れの行き届いた庭。


自宅を店としている。




まずは大板そばを頼む。





丁寧な言葉使いのご主人。



にしんも頼んでみた。







十割そばと言うので切れやすいかと思っていたけど、全くそんなことはなく、スルスルっと食べられる。


かなりこだわって作っているそうだ。


鴨そばも注文する事にする・・・

とらじろうのブログ旅 東北の旅 山形県 山寺の参道

登り始めたのが１１時で下りてきたのが２時前。


参拝するのに往復小一時間と言われていたけど、ゆっくり・じっくり見てたら２時間半ほどたっていた。





山寺の周辺にはバイクを停めるスペースも余り無い。


聞くところによると駐車場が整備されてなくて客足が遠のいているとか。



私達は参道のおせんべい屋さんが親切に止めさせて下さった。






寅次郎を見たお店の人が操り人形の犬を持ってきた。


恐々、やや興奮の寅次郎。






帰り掛けにおせんべいを「宇宙の胃袋」に吸い込んでしまうトラ母。






この後、おすすめ十割そばを食べて鳥海山を目指さないといけない。


さて、出発します。

とらじろうのブログ旅 東北の旅 山形県 寺山 修行の岩場

五大堂から険しい岩場に行場が見える。


「釈迦ヶ峰」というらしい。


出世や欲望のための修行者が転落死したこともあり、今は一般者は行くことができない。






そろそろ、下山します。