3月30日(水)晴れ
昨日今日と、ボランティア活動で区の図書館にカンヅメ。
作業の合間に、Mさんがおっしゃる。
「友達の知り合いに、ご主人が東電にお勤めの方がいらして、
そのご主人がぽろっと漏らされたらしいの。
電気が足りないってことになってるけど、ホントは中部電力とかからもらえるのに
あえて、そうはせず計画停電にしている。
そうすることで、電気のありがたさをわからせる。
ひいては、原発は必要なものだと思わせるため・・・云々」
うそでしょぉ~
性悪説支持にもほどがある。
もしそうだとしたら、東電はつぶれてしかるべき会社ってことだねと、
心で悪態つきつつも、Mさんという方は、知的で素敵な方なのでワタクシ的には大好きな方。
それなので、少し心をざわつかせながら帰宅する。
買いだめにしろ、水騒動にしろ、洗濯物部屋干し問題にしろ、ことごとく意見が対立する夫なのであるが、
結局、ワタクシはどこかで夫の言う事を全面的に信用している部分がある。
だから、水も洗濯物も、
「ただワタクシ的に気持ち悪いという感情が働くだけで、実際は大丈夫ってことだな。」と思ってる。
おそるおそる夫に東電の話をふってみると・・・
「そりゃ明らかにデマだな。東電の人がそんなこと言うわけないじゃないか!」と一笑に付す。
そうだよねえ~~~
これまた一種のチェーンメール的なものだね。
年代的に、メールじゃなくて口コミという手段だけど、
厚生労働省の知り合いの人が言ってたんだけど~
友達の友達が言ってるんだけど~
なんてことと同じ類いだね。
しかし、あの場所で聞いてたおば樣方がまた口コミでどんどん広げるんだろうなあと暗澹たる気持ちになる。
高校時代、二年間、原発のある街で暮らした。
安全神話も聞かされてたし、その後、九電(原発)の人と結婚した友人もいるし、
九電の下請けの会社にお勤めの人と結婚した友人もいる。
しかし、ワタクシは転勤族の娘だったので、基本的に「原発はいらん!」と思って育ってきた。
その街では、よく「原発はいらない」署名運動などに出くわし、その度に結構署名してきた。(なんの役にも立ってないけど・・・)
「原発なんていらない」という本を読んでる時に、ご主人が原発におつとめのびっちゃんが遊びにきて、
何気にこたつの上に置きっ放しだったので冷や汗が出たこともあった。
今回福島の原発事故が起きて、でも、地域住民の人達が、悲しい目はしてるけども
表立って原発の悪口を言ってるのを聞かないのは、
何かしら誰かしら、原発に関わりがあるから(仕事先がそうだったり、知人がいたりで)だろうなと思うと切なくなる。
この事故で、もろくも安全神話は崩れさった。
そして、今なお修復のめどすらたたない。
基準値の何万倍もの数値を目にし、水に、野菜に影響が出てくると、
この先、原発を新たにつくることは無理だと思うし、作って欲しくないと思うし、
いま在る原発も徐々に減らす方向に向かって欲しいと思う。
そりゃ、工場とか、大量に電気を使うところは、「原発がないと仕事にならない」だろうが、
こんな事故を日本中の人達が見てて、
それでも「莫大なお金が落ちるんだったら、是非わが町に!」と誘致出来る街があるとは思えない。
もし、そのお金に目がくらむ首長がいたとしても、町民が阻止するはずだ!と思いたい。
署名運動だなんていう生温い反対活動でなく・・・
沖縄の米軍基地の候補地のたらい回し状態になるようなことなく、
もう、とっとと原子力による発電はあきらめてほしい。
次の手を考えて欲しい。
こんな不安な毎日を過ごし、放射能の数値に怯え、事故の復旧の大変さにため息をついた日々が続いた事を忘れるほど、
人間は愚かな生き物だとは思いたくない。
昨日今日と、ボランティア活動で区の図書館にカンヅメ。
作業の合間に、Mさんがおっしゃる。
「友達の知り合いに、ご主人が東電にお勤めの方がいらして、
そのご主人がぽろっと漏らされたらしいの。
電気が足りないってことになってるけど、ホントは中部電力とかからもらえるのに
あえて、そうはせず計画停電にしている。
そうすることで、電気のありがたさをわからせる。
ひいては、原発は必要なものだと思わせるため・・・云々」
うそでしょぉ~
性悪説支持にもほどがある。
もしそうだとしたら、東電はつぶれてしかるべき会社ってことだねと、
心で悪態つきつつも、Mさんという方は、知的で素敵な方なのでワタクシ的には大好きな方。
それなので、少し心をざわつかせながら帰宅する。
買いだめにしろ、水騒動にしろ、洗濯物部屋干し問題にしろ、ことごとく意見が対立する夫なのであるが、
結局、ワタクシはどこかで夫の言う事を全面的に信用している部分がある。
だから、水も洗濯物も、
「ただワタクシ的に気持ち悪いという感情が働くだけで、実際は大丈夫ってことだな。」と思ってる。
おそるおそる夫に東電の話をふってみると・・・
「そりゃ明らかにデマだな。東電の人がそんなこと言うわけないじゃないか!」と一笑に付す。
そうだよねえ~~~
これまた一種のチェーンメール的なものだね。
年代的に、メールじゃなくて口コミという手段だけど、
厚生労働省の知り合いの人が言ってたんだけど~
友達の友達が言ってるんだけど~
なんてことと同じ類いだね。
しかし、あの場所で聞いてたおば樣方がまた口コミでどんどん広げるんだろうなあと暗澹たる気持ちになる。
高校時代、二年間、原発のある街で暮らした。
安全神話も聞かされてたし、その後、九電(原発)の人と結婚した友人もいるし、
九電の下請けの会社にお勤めの人と結婚した友人もいる。
しかし、ワタクシは転勤族の娘だったので、基本的に「原発はいらん!」と思って育ってきた。
その街では、よく「原発はいらない」署名運動などに出くわし、その度に結構署名してきた。(なんの役にも立ってないけど・・・)
「原発なんていらない」という本を読んでる時に、ご主人が原発におつとめのびっちゃんが遊びにきて、
何気にこたつの上に置きっ放しだったので冷や汗が出たこともあった。
今回福島の原発事故が起きて、でも、地域住民の人達が、悲しい目はしてるけども
表立って原発の悪口を言ってるのを聞かないのは、
何かしら誰かしら、原発に関わりがあるから(仕事先がそうだったり、知人がいたりで)だろうなと思うと切なくなる。
この事故で、もろくも安全神話は崩れさった。
そして、今なお修復のめどすらたたない。
基準値の何万倍もの数値を目にし、水に、野菜に影響が出てくると、
この先、原発を新たにつくることは無理だと思うし、作って欲しくないと思うし、
いま在る原発も徐々に減らす方向に向かって欲しいと思う。
そりゃ、工場とか、大量に電気を使うところは、「原発がないと仕事にならない」だろうが、
こんな事故を日本中の人達が見てて、
それでも「莫大なお金が落ちるんだったら、是非わが町に!」と誘致出来る街があるとは思えない。
もし、そのお金に目がくらむ首長がいたとしても、町民が阻止するはずだ!と思いたい。
署名運動だなんていう生温い反対活動でなく・・・
沖縄の米軍基地の候補地のたらい回し状態になるようなことなく、
もう、とっとと原子力による発電はあきらめてほしい。
次の手を考えて欲しい。
こんな不安な毎日を過ごし、放射能の数値に怯え、事故の復旧の大変さにため息をついた日々が続いた事を忘れるほど、
人間は愚かな生き物だとは思いたくない。