全ては牛のせい〜１日目の①

１０月１１日（火）晴れ
東京より友きたる。
ぢつはこのおもてなし３日間のうちの初日は、案内人兼ドライバーを、我が自慢の従姉で天才ユーチューバーのkemiちゃんにお願いしていた。
そしてこれはサプライズとして友人達には内緒。
空港で「ジャーン従姉のkemiちゃんでーす！」とご紹介するわ！と意気込むnに、kemiちゃん困惑。
「pさんとは東京の合羽橋でお会いした事あるけど、るいさんとは初対面なのに、そんな演出されても『？？？どなた？？？』ってなるだけだよぉ」
大丈夫！ワタクシの自慢の従姉でユーチューバーの天才Kemiちゃん（以下Kemiちゃんにします、長くてめんどい）ですもの、ビッグサプライズだわ・・・
さらにはワタクシのタイムスケジュールを渡されたKemiちゃん「かなり無理があるねえこのコース。霧島の同僚達に話したら絶対無理って言われたよ。まあ出来る限りやってはみるけどさあ」
そんな会話しながら空港へ向かうと彼女達からのライン。
「やっと飛んだ。だいぶ遅れました。１２時２０分くらいにつく予定と言ってます。」
ワタクシの立てたスケジュールを見ていただきたい。
空港で合流してからの３時間の間で、ラーメン食べて６カ所行く過密スケジュールだ。
そしてその後に本命「国宝　霧島神宮」へ向かうのだ。
それなのにいきなりの３０分のロスは痛い。
もう、ワタクシとKemiちゃんの頭の中で時計の秒針がカチカチ聞こえるくらいだ。
本日のスローガンは「記憶より写真」
バタバタと観光して記憶には残らないだろうが、写真さえ撮っておけば、あゝここに行ったのねえとなるであろうから。
注意点としては、写真に人物を入れる事！
証拠写真になるように、最悪洋服の切れっ端でも、手でも、背中でも写真に収める事！
＜参考例＞


コロナが少々おさまり、そしてコロナとの付き合い方に少々変化が見られ、旅行もしやすくなったし、さらには３連休前の金曜日だし・・・
とは言えこの空港の駐車場の混雑ぶりはどう言うことですかっっ！？
はっ！！！和牛だ、よくわからんがちょうどこの３連休で「全国和牛能力共進会」がこの鹿児島で開催。
さらにはその会場の一部が、これからワタクシ達の観光する霧島にあるのだった。
そして、その会場には駐車場がないから空港から無料シャトルバスが出ているとのこと。
そのせいかっ！この混雑は。
再会を喜びあう間も無く「さあ、車に乗って！」
すると今度は霧島へ向かうバスやら何やらでもう渋滞。その車線に入れない。
Kemiちゃん「もう一回空港入ってから今度は裏道を走りますっ！」
今回このKemiちゃんの機転とドライビングテクニックにどれだけ助けられたことでしょう。
そして、この先、何かと困難にぶつかるたびに見え隠れする「牛」
あゝこのおぢ達も牛関係ね。
ポロシャツの背中にブランド牛の名前入りの学生達は農業高校の子達かしら。
スーツ着てるおぢ達は関係者かしら。
鹿児島のスタッフはブルーのウィンドブレーカーのようね。
この三日間、この「牛関係」に翻弄され続けたワタクシ達の合言葉が「全ては牛のせい」

ってことで・・・
お気づきでしょうか、まだ最初のラーメンも食べてないのにもうこんな文字数・・・
続きはまた明日〜シーユー（←ハイテンションな気持ちはまだ続いている）

補足
三日間悪態つきまくった「牛の大会」
ぢつは「和牛のオリンピック」と言われ、５年に一度開催されるレアなものが鹿児島での開催だったという。
そりゃあ鹿児島県関係者も力入るよなあ。
そして、我が鹿児島県が内閣総理大臣賞を受賞。
昨日、岸田総理から授与されておった。おめでとうございます！！！
次は５年後に北海道開催らしい。見に行きたい（・・・どの口が言う）　　　

全ては牛のせい（秋の大鹿児島旅行改め）〜序章

１０月１０日（月）スポーツの日　晴れ

秋の３連休、皆様楽しくお過ごしでしたか。
ワタクシ、真っ白に燃え尽きるほどに楽しく過ごしまして、今、達成感に満たされながら思う事は「予習は大事」
学生諸君よ、もう一度言いますよ「予習は大事」
ワタクシ、この３連休、いや正確には金曜日から日曜日に東京より友ふたり来たる！という事で、ご案内するために下見に下見を重ね、綿密なタイムスケジュールを立てました。
悩んでは下見に出かけ、反省点を見つけてはまた検索検索検索。
その苦労が実る快感は何事にも変えたがたい。（・・・大げさ）
では、その苦労に苦労を重ねたタイムスケジュールを惜しげも無くご披露いたしましょう。
ぜひ鹿児島にお越しの際は参考になさってください。

１日目
11:50 鹿児島空港着
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12:30〜13:30 まことラーメンにてランチタイム
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今吉製茶さんにて飲み物をテイクアウト
レトロ駅嘉例川駅撮影
塩浸温泉で足湯
きりん商店・薬膳小町にてショッピング
丸尾の滝
神話の里の駐車場より下界を見下ろす
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15:00〜15:40 霧島神宮参拝
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衣料品店ハゼヤマ
日本一のスーパーAZ
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18:30 隼人西インターより鹿児島市内へ向かう
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鹿児島北インターより出る
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19:30 吾愛人（わかな）到着

２日目
6:30 n邸出発
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6:52 かんまちあ近くにて「ダイヤモンド桜島」撮影
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7:00 さかい珈琲にて朝食
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8:00 与次郎ヶ浜長水路にてタコクラゲと桜島鑑賞
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9:00 道の駅いぶすき
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10:00 知林ヶ島へ渡る
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11:30 〜13:30 古民家レストラン梅里にてランチ
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14:00 池田湖
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14:30 西大山駅
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14:45 道の駅活お海道
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15:00〜16:30 砂蒸し会館砂楽にて砂蒸し温泉
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18:00 鹿児島市内着
18:30 「あぢもり」にて 夕食

３日目
7:30 n邸出発
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8:00 スターバックス仙巌園店にて朝食
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9:00 仙巌園
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城山展望台
天文館散策（かご市・センテラス等散策）
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12:00 海神食堂にてランチ
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14:00 鹿児島市内出発
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15:00 空港到着
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16:25 また来てね〜

という予定だった。
下見をして、シミュレーションもバッチリ。
しかし・・・予想もしないアクシデントに見舞われるnとその仲間たちなのであった。
あ、トップの写真でなんとなくお分かりですね。
そうです！この３連休は、和牛のオリンピックと言われる大会が鹿児島で開催されるのであった。

この続きはまた明日〜

妻の観光案内

１０月４日（火）晴れ
妻の友人２名が鹿児島に遊びに来るとの事で妻が舞い上がっている。
流行とか一切興味ないし、引きこもり系の妻ゆえ、地元のことさえあまり知らない。
そいつが、一気に「鹿児島親善大使」にでもなったかのように鹿児島の事を一夜漬けの勢いで調べ始める。
どうやら学生時代の試験勉強も一夜漬けの暗記派だったようだ。
コツコツ派のオレには信じられん。
「鹿児島と言えばコレよねっっっ！」と今まで知らなかったクセに「これはご紹介したいっ」と予定にぶっ込んでくる。
タイムスケジュール作成はオレに丸投げなのだ。

今日、オレはホームセンターに板を買いに行く予定だった。
で、ふと、お義母さんが冬野菜を植えたがってた事を思い出す。
誘うと二つ返事の妻とその母。
プールが日課のお義母さんをプールまで迎えに行ってから、まずは腹ごしらえ。
前回のリベンジだっ！って事で最近開店した海老そばいろはさんへ。

海老出汁好きの妻、大満足。
海老好きのお義母さんは海老を探してかき混ぜて「出汁だけ」と知りちょっとがっかりしていたが、海老の風味がすごいねと機嫌直して食べていた。
海老はコレステロールが高いと信じているオレは一人油そばにする。
太麺にタレがよく絡んで美味かった。

さあ、行こう！
ホームセンターを２軒はしごして、さらに妻とお義母さんはその隣のドンキホーテに行っていた。
そして、すぐ隣なのに、「車ごとドンキの駐車場に迎えに来て！かあさんがもう歩きたくないって！」とラインがくる。
ホントにお義母さんが言ったのか？
さっきのホームセンターでも苗を買ってたけど、ハンズマンでも花の苗やらたくさん買い込んでましたなあ、お義母さん。

帰り道にある与次郎ケ浜長水路に寄る。
つい先日、ツィッターで入手したらしい妻情報によると、ここにタコクラゲがいるらしい。
さらには昨日のテレビでもイモト嬢が来てたらしい（お義母さんは見てたらしいが、内容は理解していなかったところが地味に可笑しい）

いた。思ったよりもうじゃうじゃいた。
が、オレは結構色んなところで見てるから、どうって事ない光景に見えるが妻もお義母さんも大興奮。
このクラゲと桜島を一緒に写すと意気込む妻。

小さい小さいクラゲを探しては可愛いっと叫ぶお義母さん。
しまいには飼いたいと言い出す。
いや、ビジュアル的にはミズクラゲの方が綺麗だと思いますよ。
夏から秋に見られるらしいと妻に教えてしまったら「限定モノ」に弱い妻、ここは行程に入れるべきよねっっっ！と鼻息荒い。
う〜む・・・二日目のご案内予定は指宿方面。
５月から１０月までの期間限定で砂州が表れて渡れる「知林ヶ島」にも「今だけだもの、渡るべきよねっ！」と行程に組み込んだ。
期間限定と言えば、彼女が大好きな曽木発電所遺構。
ここも渇水期にだけ、ダム湖の中から姿を現すのだ。
しかし残念なことに、去年の豪雨で一部倒壊してしまい復旧工事中だ。
ホント残念だ。
しかし、もし倒壊していなかったら、妻はここも案内すると言い張り、恐ろしい行程になるところだったと思うと、ちょっとホッとしたのも本音だ。

長水路を出て、今度は朝食を食べる予定にしているお店あたりの確認に向かう。
妻は、これまたつい一週間ほど前に仕入れた情報による現象にも反応して、どうやら日の出前に出発するつもりらしい。
彼女は普段お日様がずいぶん上に上がってから起きてくる人なのに、そんなに詰め込んで大丈夫かい？
意気込む気持ちもわからんではないが、ご友人たちの意向も聞いた方がいいんじゃないかい？
その度に妻は「サプライズよ！サプライズ！」
サプライズの意味が違う気がする・・・
振り回されるであろうご友人たちに同情しつつ、オレは運転手に徹します。
あくまでもこの行程は妻が言い張ったものですからねっ、ねっ、ねっ。