文化逍遥。

良質な文化の紹介。

相浜亭、崖観音

2022年02月02日 | 旅行記
 2/1(火)、例によって友人の車に便乗して、南房総の館山にある「相浜亭」という食堂に行って、お昼に煮魚定食をいただいてきた。


 下の写真は相浜港で、相浜亭は相浜漁協の直営店。なので、新鮮な魚介をふんだんに使った料理が安く食べられる。千葉市の我が家から、ここまで1時間ちょっと。かなり贅沢な小旅行になった。



 こちらは、帰りに寄った「大福寺」。通称「崖観音」で、船形山という山の崖に建てられている、歴史ある寺である。


 その崖観音から、館山湾を写した一枚。ここは、「鏡ケ浦」とも呼ばれる。この日は天候に恵まれ、風もなく、正に鏡のような海面。日差しも暖かく、春を感じさせた。岬の奥に、よく見ると島影が写っているが、伊豆諸島の大島と推測される。

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太東雀島(夫婦岩)

2022年01月13日 | 旅行記
 1/12(水)、友人夫妻の車で千葉県いすみ市の海岸に行ってきた。
 写真は、太東岬近くにある雀島(夫婦岩)。この日は道も空いていて、千葉市の我が家から1時間ほどで着くことが出来た。



 わたしは知らなかったが、ここは写真を撮るスポットとして、かなり有名なところらしい。元日には、初日の出が二つの岩の間から出るところを撮影したり、夜には星の撮影をするのに適していることもあるという。外海の空気を、胸の奥まで深く吸い込むと、体が喜びリフレッシュできる。

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佐原

2021年11月07日 | 旅行記
 11/2(火)、友人夫妻の車に便乗して、佐原まで行ってきた。
 千葉の佐原は水郷の町で、古い町並みが保存され、江戸末期に正確な日本地図を制作した伊能忠敬の生活した所でもある。今は、かなり観光地として有名で、土産物店も多く、観光案内板なども整備され、訪れる人も多い。


利根川支流の小野川にかかる「樋橋」。わたしは「かけひばし」と読むのかと思っていたが、「といはし」だそうだ。また橋の中央から水が流れ落ちる橋で、その水音から地元では「ジャージャー橋」とも呼ばれ、環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれているという。テレビなどでも取り上げられることが多い。この橋を渡った所に、伊能忠敬記念館がある。


地元のボランティアの方の話によると、本来この橋は標高差を利用して下流域に水を流すための農業用水路の一部で、水量を調節するために川に水を排出する目的で作られたという。写真の左奥が上流域で、右手前側が下流域になる。今は用水路としての役割を終え、観光客のために午前9時から午後5時まで、1時間に2回ポンプで川の水を汲み上げて定時に水が落とされている。


昔の人の知恵と労力、そして根気の良さに、敬服するしかない。


小野川沿いの景観。写真の奥が下流方向で、利根川に合流する。

 下は、伊能忠敬記念館のパンフレット。



 この記念館所蔵の「伊能忠敬関係資料」2345点は国宝に指定されていて、この日もその一部や他の史料を見ることが出来た。それらの保存状態は素晴らしく、虫食いや破損などほとんど無かった。今はリタイヤしたが、わたしは長年にわたり古文書などを(マイクロ)写真に撮影する仕事を続け、かなりの量の古文書を見てきたつもりだ。その中には重要文化財などもあったが、それらに比しても保存状態は良好、と言えた。あるいは、状態の良いものを選んで展示しているのかもしてないが、地元の人たちがいかに伊藤忠敬に親しみ敬愛してきたか、古文書を通じても伝わってくるような気がした。

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玉前神社

2021年10月14日 | 旅行記
 10/12(火)、例によって友人夫妻の車に便乗して、外房方面に行ってきた。天気はあまりよくなかったが、曇り空の海岸も又独特の風情があって良いものだ。


 千葉県の上総一ノ宮、玉前(たまさき)神社。



 いすみ市大原の海水浴場、日在海岸。

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犬吠埼周辺

2021年10月07日 | 旅行記
 10/6(水)、友人夫妻がドライブに誘ってくれたので、千葉県銚子市の犬吠埼などに行ってきた。少し暑かったが、青い海の上にぽっかりと浮かぶ雲の形が、コロナ禍で落ち込みがちな気分を和らげてくれた。








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千葉県銚子

2021年05月17日 | 旅行記
 5/14(金)、友人夫妻がドライブに誘ってくれたので、便乗して銚子まで連れて行ってもらった。千葉市の自宅から1時間半ほどで着ける。この日、気温は25度ほど。夏日という訳で、けっこう暑かったが、海からの風は心地よかった。


 屛風ヶ浦。断層が観察できる。


 犬吠埼。

 コロナ禍の中で、移動を自粛して1年以上電車にも載っていない。なので、密を避けて、平日に近場でのストレス解消には丁度良く、ありがたかった。「ステイホーム」と一口に言っても、庭のある広い家に住む人とワンルームに暮らす人では、かなりストレスのかかり具合も違うだろう。また、その人の感性によっても、かなり差がありそうだ。いずれにしても、何とか人や自然と接する機会を、感染対策を怠らずに作らないと精神的にも参ってくる。リモートでのアクセスという手はあるが、なんとも味気ない。特に、認知症の予防や進行を止めるには、狭い部屋で隔離状態にすることは禁物だ。簡単ではないが、感染状況を見極めつつ慎重に行動したい。

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千葉外房海岸、2021/4/20

2021年04月22日 | 旅行記
 今月2日に続き、友人に車で外房に連れて行ってもらった。気温は20度少しで、雲一つない快晴。コロナ感染防止のためのマスクは外せないが、新鮮な空気に触れ、自粛で沈みがちな精神状態も上向いた気がする。写真は、スマホで撮影。


 太東岬より南の方向


 勝浦の八幡岬より北側の方向。遠くに見えているのは、勝浦灯台。この辺りの海の色は素晴らしい。


 同じく南側の方向。

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千葉外房海岸、2021/4/2

2021年04月05日 | 旅行記
 4月2日(金)、友人が車で外房に連れて行ってくれた。


 千葉県勝浦市守屋海岸。曇り空だったので、水墨画のような写真になったが、それもまた良いように感じる。ここまで、千葉市の我が家から、1時間半くらいで着ける。


 同鵜原海岸。岬の向こうが鵜原理想郷で、ウィキペディアには「日本の作家、俳人、洋画家として有名である、三島由紀夫、篠田悌二郎、与謝野晶子、石井柏亭、辻永、中村研一、耳野卯三郎などが訪れている。当地には篠田悌二郎などの歌碑、詩碑が立つ」と、ある。

 外房も、ここまで来るとリアス式海岸になり、砂も白く、御宿海岸が舞台とされる童謡「月の砂漠」を想い起こされる世界になる。澄んだ空気が胸の奥まで入り、なにか生き返ったような気分になる。誘ってくれた友人に感謝。

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野島崎灯台

2019年07月26日 | 旅行記
 7/25(木)、友人夫妻がドライブに誘ってくれたので便乗させてもらい、千葉県の房総半島ほぼ南端にある野島崎灯台に行ってきた。蒸し暑い日だったが、海からの風は心地よく感じた。


 入館料200円払って上まであがった。入り口横には、小さいが史料館も併設されている。入館券には、地上から灯火まで26メートル。平均海面からは38メートルで、初点灯は1869年12月18日、となっている。

 余談だが、辞書では「野島」と出るが、入館券には「野島灯台」となっている。岬の意味で「崎」の字を当てることが多いと思うが、どちらが正しいのだろうか。ちなみに銚子の「犬吠埼」は、「埼」の字を当てることが多いようだ。まあ、どうでもいいけど。


北から東の方向を灯台の上から撮影。


同じく、ほぼの南方向。


こちらは、ほぼ西の方向。

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飯綱寺(いづなでら)

2019年06月04日 | 旅行記
 5/31(木)に友人といった外房へのドライブでは、千葉県いすみ市岬町にある飯綱寺(いづなでら)という古刹に寄った。



 以下リーフレットによる。開山は西暦808年で、慈覚大師によるとされている。元もとは天台宗の寺で、当初は満蔵寺と号していた。戦国時代に、広まった飯綱信仰により太東岬に「飯綱大権現」を本尊に迎え「飯綱寺(いづなでら)」と改めた。さらに、江戸中期には上野の東叡山寛永寺の直轄となり、江戸からの参詣も多く、かなりな栄華をみたらしい。
 つまりは神仏融合の寺で、信仰というよりも「おまじない」あるいは手っ取り早い「ごりやく」を求めた参詣人で賑わい、ゆえに、財力もあった、ということだろう。下の写真に見える、すばらしい彫刻や天井絵などは豊かな財力を基に作られたもの、と考えられる。



 上に見えるリーフレットの写真は、本堂内を撮影したもので、左上に伊八の欄間彫刻、右上には「三代目堤 等琳」作『龍』。彫刻家の初代伊八、俗に「波の伊八」といわれるほど波の彫刻は巧みで葛飾北斎に多大な影響を与えたと言われている。リーフレットには、名は「武志伊八郎信由」で現在の鴨川市出身とある。

 信仰上は、やはりここ飯綱寺の欄間として展示されるのが良いのかもしれない。が、夜間は入口を閉めるのだろうが、これほどの文化財が外気の入る場所に設置されているのは長期的には劣化の心配がある。今はまだ昨日彫られたような迫力があるが、いずれ朽ち果ててゆく。今のうちに、湿度や光線をしっかりコントロール出来る展示方法に換えるべきではないか。そう感じざるを得なかった。実際、天井絵などはかなり色が退行している。ちなみに、拝観料は300円。寄付を募れば、やれそうな気もするが、どうだろう。

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外房海岸

2019年06月02日 | 旅行記
 5/31(木)午後、友人が千葉の外房海岸までのドライブに誘ってくれたので、便乗して行ってきた。今は道路もかなり整備されているので、千葉市の我が家から1時間もかからずに九十九里浜が見える所まで行くことが出来る。


 一宮海岸。来年のオリンピックではサーフィンの会場になるとか。この日はご覧とおり、波静か。本当に競技が出来るのかねえ。興味がないので、どうでもいいけど。


 太東岬。ここが、九十九里浜の南端になる。


 大原漁港。わたしの父祖の地、ということになる。


 大原にある八幡岬から南方向を撮影。リアス式海岸になっていて、イセエビなどが獲れる。

 一宮から大原に至る途中、飯綱寺(いずなでら)という古刹に寄ったが、それについてはページを改めて書くことにする。

 久々に外房の潮の香りにふれ、なにやら元気が出たように感じた。やっぱり外海の風は違うなあ。誘ってくれた古い友人に感謝。


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日本海

2017年11月20日 | 旅行記
 11/18(土)から11/19(日)にかけて、所用があり佐渡島に一泊で行ってきた。
あいにくの空模様で、日本海は荒れ気味だった。18日に、新潟港から行く時は高速船ジェットホイルを利用して佐渡の両津港まで1時間ほどの船旅だったが、帰りは波が高くジェットホイルは欠航。やむなくフェリーに乗り2時間半程の船旅。まあ、フェリーの方が運賃は2等なら半額以下なので、安上がりではあった。

 写真は、19日、帰りのフェリーのデッキから携帯で撮影。光が足らず、揺れれているので、ちょっと不鮮明。


両津港の桟橋。右側に係留されているのがジェットホイル。船体が小さいので、波が3メートル以上になると欠航になるそうだ。ちなみに、フェリーは6メートルの波で欠航になるらしい。


両津港。


同じく両津港から。曇っているが、後方に佐渡の山々がなんとか見えている。


こちらは、新潟港に近づいてから撮影したもの。写真でも確認できるように、かなり浪は高かったが予想した程は揺れず、心配した船酔いもしなかった。日本海側の工業地帯が、遠くに見えている。

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外房海岸

2014年05月17日 | 旅行記
父祖の地である外房のいすみ市に行ってきた。
除籍の謄本を取りに行ったのだが、随分久しぶりで、前回行ったのがいつだったか覚えていないくらい。

せっかく来たのだからと、海岸の岬に上り、少し写真を撮ってきた。
撮影は5月13日午後。

Ohara1
奥に見えるのは、太東岬。岬の向こうは九十九里海岸。

Ohara11
こちらは、房総半島の南側。

Ohara13
けっこう切り立った断崖が続き、小規模だがリアス式の海岸が続く。
千葉県といっても、ここまで来ると自然が豊かで別世界。サザエやアワビ、伊勢海老などが上がる。

Ohara14
大原漁港。昨年から、月に一度の朝市が開かれていて、けっこう賑わっているらしい。



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