文化逍遥。

良質な文化の紹介。

またまた、まん延防止等重点措置

2022年01月26日 | 日記
  ここ千葉県を含む首都圏など13都県では1月22日に、まん延防止等重点措置が適用された。そして、新型コロナウイルス感染拡大に伴いさらに適用地域は広がり、ほば全国に広がろうとしている。昨日(1/25)のコロナ感染者数は62613人が確認されており、、千葉を含む多数の地域で過去最高を更新している。検査キットはすでに枯渇し、正確な感染者数は把握できなくなっている。医療の現場は、お手上げ状態だろう。感染のピークアウトは2月中旬、という専門家もいるが、はっきりとしたことは誰にもわからない。

 それに伴い、いつもブルース・セッションを開催している千葉のライブハウス「ライト」も休業を決めた。なので、来月(2月)のセッションは無くなった。このままでは、閉店するライブハウスがさらに増えそうだ。



 コロナ感染症が流行して2年が過ぎようとしているが、ウィルスの変異が早く、終息が見えてこない。当初からWHOが懸念していたように、ワクチン接種が先進国に偏る「格差」があると変異株が限りなく出現し、感染がいつまでも続いてしまう。自国の安全を守ることも大事だが、グローバル化が進んだ現在では世界的な視野で疫病対策に臨まないと、この閉塞状況からは抜け出せない。仮に、3年4年と自粛が続けば、成長期の若者たちは語り合う場が無く、人生の一部を空白のまま送ることになりかねない。対症療法から根治療法へ何とか知恵を絞っていきたいものである。

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岩波ホール閉館

2022年01月19日 | 映画
 東京神田にある岩波ホールが、今年7/29をもって閉館することを決めた。

 思えば、学生時代から親しんだ映画館だった。神田の古書店街にある名作映画を上映する単館で、いつも上映されている作品をチェックし、気になるものはフトコロが寂しくても観るようにしていた。
 そんなわけで、ここで映画を観るようになったのは、かれこれ40年以上も前になる。その頃は観客も多く、満席になることも珍しくなかった。それに比して最近は、コロナ前からでも客は少なく、いつも半分以上は空席だった。特に、若い人の姿がほとんど見受けられず、近くに大学が多くあるのに「最近の学生は映画を観ないのか」と感じたものだった。そして、コロナウィルス感染症の流行で、さらに経営が悪化した、という訳だろう。
 わたしは、大学は法政だったが、千代田区富士見のキャンパスから岩波ホールまで歩くと30分ほど。当時、九段坂を下ってすぐのところに哲学・思想関係の原書を扱う店があり、正式な名前は「日清堂書店」だったように思う。私たち文学部の学生は、親しみを込めて「哲学堂」と呼んでいた。そこから、さらに神田方向に古本屋などを見て回りながら岩波ホールまで小一時間かけて、よく歩いたものだった。「哲学堂」も無くなって久しく、街の様相はすかっり変わってしまった。今では古書店街が共同で制作した古書・古本を検索できるホームページがあり、アマゾンや各書店のホームページもあり、本を探し回る必要もなくなっている。地方にいる学生にも必要な本が容易に手に入るので、便利になり、勉学する者には好い環境にはなった。しかし、街を歩くときめきも、必要な本を見つけ出し手に取る喜びも失われた。良くも悪くも時代の流れだが、コロナが終息しても、あまり神田に行くことも無くなる。寂しい限りだ。

 以下は、岩波ホールのホームページからのコピー。写真は、岩波ビル10階のホール入口。



『岩波ホールは、2022年7月29日(金)を以て閉館いたします。新型コロナの影響による急激な経営環境の変化を受け、劇場の運営が困難と判断いたしました。
1968年2月から多目的ホールとして開館しました。故 川喜多かしこ氏と、当ホール総支配人 故 高野悦子が名作映画上映運動「エキプ・ド・シネマ」を発足。インド映画『大樹のうた』を上映し、単館映画館の道を進み、これまで、65カ国・271作品の名作を上映して参りました。
54年間の長きにわたり、ご愛顧、ご支援を賜りました映画ファンの皆様、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
(中略)
2022年1月11日
岩波ホール
岩波不動産株式会社』

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太東雀島(夫婦岩)

2022年01月13日 | 旅行記
 1/12(水)、友人夫妻の車で千葉県いすみ市の海岸に行ってきた。
 写真は、太東岬近くにある雀島(夫婦岩)。この日は道も空いていて、千葉市の我が家から1時間ほどで着くことが出来た。



 わたしは知らなかったが、ここは写真を撮るスポットとして、かなり有名なところらしい。元日には、初日の出が二つの岩の間から出るところを撮影したり、夜には星の撮影をするのに適していることもあるという。外海の空気を、胸の奥まで深く吸い込むと、体が喜びリフレッシュできる。

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積雪7センチ

2022年01月07日 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日1/6(木)、ここ千葉も本格的に雪が降り、朝8時現在の積雪は7㎝。


 我が家のベランダに積もった雪。青空が見え、気温も上がる予想なので、午後には融けてなくなりそうだ。

 首都圏では、これだけの雪でも、交通機関の乱れやスリップ事故が相次いでいる。さらに、急激に増加しているコロナ感染者数。わたしはアレルギーで、ワクチンを接種できないので、しばらくはステイホームするしかなく、音楽活動も休止せざるを得ない。不要不急の外出が出来ないというのは、実にどうも味気なく、閉塞感が漂うものだ。

 コロナウィルスの飲み薬が出回り今年中に終息の兆しが見える、という見方もある。焦らずに、落ち着いて日々を送っていくしかない。

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2022年1月のブルースセッション

2022年01月03日 | ライブ

 ホスト・ギタリストのSAITO"G"は、千葉のギターショップ「ルイジアナギターズ」のマスター。

 千葉のライブハウス「ライト」での2022年最初のブルースセッションが、1月10日(月)に行われる。毎月第一土曜に行われているが、今年は元日に当たるので、10日の祝日になった。わたしも参加するつもりではいる。が、コロナ感染が6度目の拡大をしてきているし、わたしはアレルギー体質でワクチンを接種出来ていないので、今週末の感染状況次第では行けなくなる可能性が高い。新たな変異株であるオミクロン株の市中感染も、すでに千葉県内で確認されている。さらに、年末年始は医療・検査機関が休んでいるところも多いと推測されるので、実際の感染者は公表されている数字よりもかなり多いのではないだろうか。


 先月(12/4土曜)、セッションの時のわたしの写真。照明の関係で、ギターの色がチェリー・サンバーストのように写っているが、実際はアンバー(琥珀)色に近い。

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