文化逍遥。

良質な文化の紹介。

赤とんぼ

2011年10月30日 | 日記・エッセイ・コラム
いつの間にか季節も変わり、だいぶ秋めいてきた。
夏に収穫してきた茄子の枝に赤とんぼが疲れた翅を休めていたので、一枚撮らせてもらった。

Akatonbo
そこで一句。

枯れ茄子を 抱(いだ)いてねるか 秋茜

うーん、イマイチ。
今年は、茄子の出来が良かった。ただ、道端にあるので出来のいい実を通りがかりの人がひとつ持って行ってしまったこともあった。子供のいたずらか、はたまた、生活に困っている人の仕業か。いずれにしろ、なんとも、いやな気持ちになるものであります。


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邦楽―尺八、横山勝也

2011年10月10日 | 音楽
 前回に続き尺八のCDをもう一枚。

Yokoyamakatuya

 横山勝也師は、邦楽の愛好家のみならず現代音楽の演奏家としても世界的に評価の高い人で、そのみごとな音のコントロールは他の追随を許さない。特に、琵琶の鶴田錦史師との共演による、武満徹作品『ノヴェンバー・ステップス』の演奏では世界中の現代音楽の愛好家を魅了した。
 このCDには、琴古流本曲4曲と横山師の手になる琴との合奏、エレクトーンとの合奏が1曲ずつ。さらに、複数の尺八による合奏曲2曲、計8曲が収録されている。録音は、1995年1月キングレコードのスタジオ。若干、リバーブがかかり過ぎている感はあるが、仕事で疲れた体を一陣の風が通り抜けてゆくような気にさせてくれる名盤。 


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