10/27、木曜メンズデイの千葉劇場にて。デンマーク語の映画。英題は『A War』となっているので、邦題はそれの直訳らしい。原題は『Krigen』。デンマーク語のことは全くわからないが、ドイツ語で戦争は「Krieg」なので、「戦争」を意味しているのだろう。
アフガニスタンに平和維持のために駐留するデンマーク軍の部隊長クラウス。部下や地域住民を失いながら、過酷な戦闘の中で空爆要請をせざるを得ない状況に陥る。が、その空爆により住民が巻き込まれ、子どもまで亡くなってしまう。彼は国際人道上の罪に問われ、本国での軍事法廷に臨むことになるが・・・。監督・脚本はトビアス・リンホルムという人で、監督及び俳優さんのレベルも高い。平和で便利なデンマークでの暮らしと、紛争に明け暮れる苦難に満ちた国とを対比する映像も効果的で、デンマーク映画も完成度が高いな、と感じた。
武力に対して武力で対抗するしか手段がない状況の中で起こる不条理を描いた戦争映画の傑作と言える。
アフガニスタンに平和維持のために駐留するデンマーク軍の部隊長クラウス。部下や地域住民を失いながら、過酷な戦闘の中で空爆要請をせざるを得ない状況に陥る。が、その空爆により住民が巻き込まれ、子どもまで亡くなってしまう。彼は国際人道上の罪に問われ、本国での軍事法廷に臨むことになるが・・・。監督・脚本はトビアス・リンホルムという人で、監督及び俳優さんのレベルも高い。平和で便利なデンマークでの暮らしと、紛争に明け暮れる苦難に満ちた国とを対比する映像も効果的で、デンマーク映画も完成度が高いな、と感じた。
武力に対して武力で対抗するしか手段がない状況の中で起こる不条理を描いた戦争映画の傑作と言える。