ライトニン・ホプキンスは、本名サム・ホプキンス。1912年3月テキサス州センターヴィル(Centerville)に生まれ、1982年1月に同州ヒューストンで亡くなっている。テキサス・アレキサンダーの従兄弟とも甥とも云われている。テキサスで活動し、そこに骨を埋めた人だった。独特のノリを持ち、後のロックミュージックに与えた影響は大きい。自身も、時にエレキギター、それもロックのミュージシャンが好むストラトキャスターなどを駆使したバンドでの演奏なども残している。初録音は1946年頃で、'55年頃まで録音を続けるも一時中断。1959年に、サミュエル・チャーターズに再び見いだされてその後多くの録音や映像を残している。
以下5枚のアナログLPは、1960年以降のものがほとんどだ。
ファイアーの原盤から、P-VINEが出した国内版LP104『Mojo Hand』。これがファンの間ではベストといわれ、人気がある一枚。1960年、ニューヨークで、ドラムス、ベース、ピアノなどを加えたセッションだが、バンドのメンバーなどは不詳。
日本コロンビアから1969年頃に出たLP、SL5011。録音年不詳。解説は三橋一雄氏。
これも国内で発売された、キングのLP、LAX152。1965年の録音で、バンドが加わっているがベース、ドラムス、ハーモニカ、セカンドギターなどは不詳、ピアノを担当しているのがElmore Nixsonという人。
キングのLP、GXF38。ブラウニー・マギー、ソニー・テリー、ビッグ・ジョ・ウィリアムスなどとのセッシッション。1960年7月の録音。
こちらも上記LPと同じメンバーで、テイチクのLP、ULS―6026。やはり、1960年7月の録音なので、上のLPの続編か。
こちらは、タブ・ミュージック・スクールから発売されていたヴィデオ。1960年から1979年まで、かなり長い期間の映像を編集して収録している。
今回この稿を書くにあたり、改めてライトニン・ホプキンスを聴きなおしてみた。ギターの演奏パターンはそれほど豊富とは言えないが、歌詞―つまり言葉が実に多様性に富んでいる。それゆえにか、発売されたアルバムは100枚を超えるとも言われているのが肯ける。おそらく、天性の詩人だったのだろう。ロックに繋がるギターテクニックに注目しがちだが、詩人としてのライトニン・ホプキンスの存在を忘れないようにしたい。
以下5枚のアナログLPは、1960年以降のものがほとんどだ。
ファイアーの原盤から、P-VINEが出した国内版LP104『Mojo Hand』。これがファンの間ではベストといわれ、人気がある一枚。1960年、ニューヨークで、ドラムス、ベース、ピアノなどを加えたセッションだが、バンドのメンバーなどは不詳。
日本コロンビアから1969年頃に出たLP、SL5011。録音年不詳。解説は三橋一雄氏。
これも国内で発売された、キングのLP、LAX152。1965年の録音で、バンドが加わっているがベース、ドラムス、ハーモニカ、セカンドギターなどは不詳、ピアノを担当しているのがElmore Nixsonという人。
キングのLP、GXF38。ブラウニー・マギー、ソニー・テリー、ビッグ・ジョ・ウィリアムスなどとのセッシッション。1960年7月の録音。
こちらも上記LPと同じメンバーで、テイチクのLP、ULS―6026。やはり、1960年7月の録音なので、上のLPの続編か。
こちらは、タブ・ミュージック・スクールから発売されていたヴィデオ。1960年から1979年まで、かなり長い期間の映像を編集して収録している。
今回この稿を書くにあたり、改めてライトニン・ホプキンスを聴きなおしてみた。ギターの演奏パターンはそれほど豊富とは言えないが、歌詞―つまり言葉が実に多様性に富んでいる。それゆえにか、発売されたアルバムは100枚を超えるとも言われているのが肯ける。おそらく、天性の詩人だったのだろう。ロックに繋がるギターテクニックに注目しがちだが、詩人としてのライトニン・ホプキンスの存在を忘れないようにしたい。