文化逍遥。

良質な文化の紹介。

オミクロン株対応ワクチン副反応

2023年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム
 今年2023年に入って、ファイザーのオミクロン株に対応したワクチンを13日に接種。1回目と2回目は昨年の夏にノバ・バックスを打っているので、これが3回目ということになる。

 わたしはアレルギー体質なので副反応の少ないノバ・バックスにしてきた。が、同ワクチンは3回目までしか使えないので、どうせならオミクロン株に対応したファイザーの二価ワクチンにしてみた。その結果、やはり今回はかなり副反応が出た。左手の痛みに始まり、数日後から微熱・悪寒、筋肉痛、そして腰痛。椎間板ヘルニアを患ったこともあり、腰痛は持病だった。なので、ワクチンとは無関係なのかなと思ったが、ネットで調べてみると同じような経験をした人が多く、人によっては歩くのも辛いほどの激痛に襲われる人がいたようだ。持病を持つ人の弱い部分に副反応が出る、ということだろうか。
 接種してから、すでに2週間経過したが、いまだに痛みが残り、夜寝返りを打つと痛みが走る。経験した複数の人の話によると、いずれは治って、再接種の時にはあまり出なくなるという。

 正直言って、コロナワクチンはもう打ちたくないが、自分がインフルエンサーになるのも避けたい。はやく終息して欲しいものだが・・先は見えない。

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国立演芸場2023年1月中席

2023年01月20日 | 落語
 1/16(月)三宅坂の国立演芸場、1月の中席。コロナ感染症が流行してから電車に乗るのも控えていたので、東京へ出るのも久々。コロナ感染症は現在も第8波が襲来中で、医療は逼迫している。なので、十分に注意し、警戒すべきであることに変わりはない。が、すでに3年が過ぎ、文化・芸術活動においても、これ以上中断するのは悪い影響が大きくなりそうだ。特に若い人達は、学校に行って議論したり、あるいは会社での研修活動などが、これ以上停まると社会全体に悪影響を及ぼしかねない。そんな訳で、わたしもワクチンを打ち、状況を見ながら無理のない範囲で活動領域を少しづつ広げていくことにした。

 現在の国立劇場の建物は、今年10月に解体が始まり、建物が分かれている大劇場・小劇場そして演芸場を統合し一つの建物に入れるという。2030年頃のこけら落としを予定していると聞く。今の建物も愛着があるので、個人的には解体せずに補強工事などで継続して使って欲しいとは感じる。それに、工事期間が7年ほどにもなり、その間公演が全く出来なくなるのも不便だ。
 まあ、それはそれとして、この日は落語芸術協会の実力のある中堅・ベテランが揃い、客は多くなかったが皆熱演して、正月公演にふさわしいものだった。やっぱり、落語は生が良い。

 特に印象深かったのは、中入り休憩後の後半に出演した三笑亭可龍、音曲の檜山うめ吉、そして真打の三遊亭笑遊(しょうゆう)。それぞれに、基礎がしっかり出来た実力のある芸人さんだ。三笑亭可龍は、40代半ばというから中堅といったところか。この日の出し物は、間抜けな泥棒が起こすひと騒動を描いた古典落語『締め込み』。演じ分けが見事で、仕草もうまい。このまま続けて研鑽して行けば、三笑亭可楽の名跡を継げるだろう。檜山うめ吉はすでにベテランに近いが、糸の伸びやすい三味線の音のコントロールが見事。この日の下座のレベルも高かった。三遊亭笑遊のこの日の出し物は『蝦蟇(がま)の油』。すでに70歳を超えたベテランだが良い味わいで、今が噺家として最も良い時かもしれない。




 いつの間にか、わたしも65歳以上のシルバー料金1600円で入場出来る年齢になった。まあ、死ぬまで学ぶ気持ちを持ち続けるつもりなので、学生割引と思って受け入れたい。それにしても運賃が値上がりして、それがきつい。最寄りの西千葉から東京までJRで片道650円。そこから、地下鉄などを使うと合計800円を超える。つまり往復の交通費で、演芸場の入場料を超えてしまうことになる。こちらもシルバー割引してもらいたが・・無理だろうなあ。

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2020年イギリス映画『ドリーム・ホース』

2023年01月17日 | 映画
 1/10(土)、千葉劇場にて。監督は、ユーロス・リン。


 以下は、千葉劇場の作品案内より・・
「イギリス・ウェールズを舞台に、片田舎の小さなコミュニティでで起きた実話をもとに描いたヒューマンドラマ。ウェールズの谷あいにある小さな村。無気力な夫と暮らすジャンは、パートと親の介護だけの単調な毎日に飽き飽きしていた。そんなある日、クラブで共同馬主の話を聞いた彼女は強く興味をもち、競走馬の飼育を決意。勝ったことはないが血統の良い牝馬を貯金をはたいて購入し、飼育資金を集めるため村の人々に馬主組合の結成を呼びかける。産まれた子馬は「ドリームアライアンス(夢の同盟)」と名付けられ、奇跡的にレースを勝ち進んで村の人々の人生にも変化をもたらしていく。主人公ジャンを「ヘレディタリー 継承」のトニ・コレット、夫をドラマ「HOMELAND」のダミアン・ルイスが演じた。」

 日本では「イギリス」というが、正式には「United Kingdom of Great Britain and North Ireland」で「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」となる。長いので、英語圏ではUKと略されることが多いようだ。以前は、これにスコットランドとウェールズが加わっていたように思うが、省略されたのだろうか。とにかく、この映画の舞台となっているウェールズ地方は、ケルト色の強い独立気質を持ったところで、ウェールズ語という英語とはかなり離れた言語を持つ所だ。この作品を観て改めてそれを実感した。
 そして案内の中にある「ウェールズの谷あいにある小さな村」は、セリフの中にあったが、貧しく「人にはそこに暮らしていることを話すのをためらう」様な地域。仕事も少なく、自堕落な生活を送る人も少なくない。そうした地域性を頭に入れて観ていると、英国の特殊性が見えてくる。映画としても楽しめる作品だが、複雑な歴史と混迷を抱えたイギリス社会の側面が見えてきて興味深かった。

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ブルースセッション2023/1/7

2023年01月11日 | ライブ
 千葉のライブハウス「ライト」恒例、第一土曜日ブルースセッション。今年、2023年の1回目は7日に行われ、心配された天候も当初の予想ほど悪くなかったので、わたしも参加してきた。

 参加者も、まあまあ多くて結構盛り上がっていた。最近は、参加している人達の傾向が少し変わり、よりモダンなブルースロックに近くなっている。皆さん、テクニックは高く、まとまった演奏を聞かせてくれる。わたしは、相変わらず古いカントリーブルースしかできないので、音使いやコード進行がモダンな人たちと一緒に演奏する自信がない。そんなロック調のブルースを演奏する人達には、わたしの様な古いタイプのものは場違いではないかと危惧したりするが、聴いてくれた人にはかえって新鮮に聴こえるらしく、喜んでもらえているようだ・・ッて勝手な思い込みかもしれないけど・・。わたしも、エリック・クラプトンの演奏などをコピーすればいいのかもしれないが、自分の目指す人達の演奏を追いかけているだけで精一杯。


 込み合った「ライト」のステージ。右端の黒いストラトキャスターを構えているのが、ホストギタリストでギターショップ「ルイジアナギターズ」のマスター斉藤君。様々な曲に対応できる器用なギタリストだ。



 今冬、北国では雪が多く難儀しているとのニュースが多い。お見舞い申し上げたい。こちら千葉では乾燥した晴天が続き、気温は平年並み。自宅近くの公園では紅梅が咲き始めたので、スマホで写真に収めてみた。春は遠くない。

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2023年1月ブルースセッション予定

2023年01月04日 | ライブ
 年が改まり、2023年。わたしは、特に正月だからといって特別なことをするわけではなく、いつものように淡々と過ごしている。正月料理というものも好まないので、ほとんど食べない。ただ、外が静かなので部屋でゆっくりするには良いようで、陰にこもって命を養うようにしている。

 さて、今年も千葉のライブハウス「ライト」では、第一土曜恒例のブルースセッションが予定されている。今年最初のセッションは、1月7日いつものように夜7時半からスタートする旨連絡が入っている。わたしも参加するつもりでいるが、天気が良くなさそうで、予報では雪の可能性もあるとも。ギターを背負って雪の中を歩くのは、結構きつい年齢になった。長く続けるには、無理をしないことも大切だ。



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