11/26(火)、友人夫妻の車に便乗して千葉県市原市の高滝湖畔にある「市原湖畔美術館」に行ってきた。「民俗学者・宮本常一に学ぶ」という企画展が来年1月13日まで行われている。宮本常一(1907-1981)は山口県周防大島出身の民俗学者で、日本全国を徒歩で回り、膨大な資料を残した。著作も多く、特に、今は岩波文庫に入れられている『忘れられた日本人』は、日本の民俗学の遺産、と言ってもいい作品だろう。わたしが最初に読んだのは30年以上前だが、長年探していたものに出会えた、そんな気がしたものだった。
展示内容は、直筆のノートや宮本が使ったカメラなど興味深いものも多かったが、正直言って物足りない気もした。特に写真に関しては、撮影枚数が10万枚を超えるとも云われ、大版に引き伸ばしたものが多数見られると期待していたのだが、実際の展示は少ない気がした。でも、まあ、死後40年近くたってこのような企画展示が行われたことは意義があるのではないかとも思う。
「高滝湖」。ここは、ダムの建設により出来た「ダム湖」。先月10月25日に台風21号が東海上を進んだ際の大雨の時は、この湖の水位も上昇し「緊急放流」が行われる、との報道もなされたが最終的にはそれも回避された。写真手前に流木のようなものが写っているが、おそらく、大雨の時に上流から流れてきたものと思われる。美術館前庭より撮影。
展示内容は、直筆のノートや宮本が使ったカメラなど興味深いものも多かったが、正直言って物足りない気もした。特に写真に関しては、撮影枚数が10万枚を超えるとも云われ、大版に引き伸ばしたものが多数見られると期待していたのだが、実際の展示は少ない気がした。でも、まあ、死後40年近くたってこのような企画展示が行われたことは意義があるのではないかとも思う。
「高滝湖」。ここは、ダムの建設により出来た「ダム湖」。先月10月25日に台風21号が東海上を進んだ際の大雨の時は、この湖の水位も上昇し「緊急放流」が行われる、との報道もなされたが最終的にはそれも回避された。写真手前に流木のようなものが写っているが、おそらく、大雨の時に上流から流れてきたものと思われる。美術館前庭より撮影。