文化逍遥。

良質な文化の紹介。

上総亀山2024/11/24

2024年11月26日 | 旅行記
 11月24日(月)、JR久留里線の終着駅、上総亀山に行ってきた。紅葉で有名な亀山湖があるので、この時期だけ運転本数を増やしている。

 今年の猛暑で、樹々の色づきは今ひとつ、という感じだった。湖の周辺を2時間ほど歩いたが、途中道に迷ったりして、ハイキングコースの目印がちょっと少ない印象だった。コンビニなどないので、行くときには水や食べ物など、それなりの準備をしておくと安心だ。


JR上総亀山駅。千葉から2時間ほど。


無人駅で、スイカなども使えない。乗車する時には「乗車証明書」を機械から打ち出して、それを降車駅で見せて精算する。周辺には、飲み物の自動販売機などもない。


亀山湖。


小櫃川をダムで堰き止めた人造湖。


亀山ダム。

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久留里城2024/11/1

2024年11月05日 | 旅行記
 11/1(金)、思い立って房総半島の中央部を走るJR久留里線に乗ってきた。


千葉駅から40分程のJR木更津駅。左奥に止まっているのが内房線で、奥が千葉・東京方向。ここから右端に止まっている久留里線のディーゼル列車に乗り換えてゆく。こちらも写真奥の方向に向い、この先で線路は右方向に曲がり、内陸に向かってゆく。


JR久留里駅。田園地帯をゆっくりと走り、木更津から50分程。多くの列車が、ここを終点として、折り返しの上りの列車になる。が、終着駅はこの先写真左奥方向に進んで「上総亀山」になる。終着まで行く列車は、日に数本しかない。この久留里線のほとんどは無人駅だが、ここは駅員さんが常駐している。観光地でもあり。駅とその周辺なかなかきれいだ。
 久留里線はJRの中でもかなりな赤字路線で、いずれ廃線の憂き目に合いそう。なので、一度乗ってみたいと思い、出かけることにしたのだった。今回は、ダイヤの都合でここ久留里まで。もう少しすると紅葉の季節なので、近いうちにもう一度出かけて上総亀山まで行き、駅から歩いても行けるという人造湖の亀山湖で紅葉でも見たいと思っている。


せっかく来たので、戦国時代の里見氏の根拠地でもあった久留里城までハイキング。ここは名水の里としても知られ、写真の様に町の所々で湧き水が飲めるようになっている。遠くから汲みに来る人も多いようだ。この日は、気温22度ほどで、歩いていると少し汗ばむ陽気。試しに飲んでみると、のどの渇きもあって、冷たくてわずかな甘みを感じ「うまい」。こんな水に恵まれた土地に暮らす人は贅沢だ、と思った。「この辺りにスタジオ兼別荘でもあればいいなあ」と、夢見たのだった。


お城に上るのに舗装された緩やかな道もあるが、昔日の武士の思いを感じようと、古い登城道を行くことにした。足場は悪く、かなり急な登りで、息を切らして進んだ。裃姿の武士とすれ違いそうな錯覚に陥る。道幅が狭いのは、敵の侵入を食い止めるためだろう。




上の2枚は、天守近くの曲輪(くるわ)から房総の山々を撮影。少し、靄っていたが何とか遠くまで見渡すことができた。ここまでくると空気がきれいで、時間の流れもゆったりとしている。なんとなく、体が喜んでいるようだ。


久留里城。駅から歩いて40分程。昭和に再建された建物で展望施設があるようだが、今は入れなくなっている。少し下った所に入場無料の資料館があり、鎧兜・具足・古文書などが展示されている。


城に向かう途中にある歴史について書かれた案内。

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御宿海岸2024/6/13

2024年06月18日 | 旅行記
 6月13日(金)、古い友人が誘ってくれたので、車に便乗して千葉県の外房、御宿(おんじゅく)海岸などへ行ってきた。



 白い砂浜は、童謡『月の沙漠』ゆかりの地といわれ、写真には写っていないが、右奥に月の沙漠記念像などがある。もう少しして海水浴のシーズンになると、かなりな賑わいになるだろう。道路の混雑状況によるが、ここまで千葉市の我が家から、所要時間は1時間半から2時間といったところ。


 丘の上にある「メキシコ記念公園」より、勝浦方向を撮影。下に見えているのは、岩和田(いわだ)漁港。

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千葉外房2023/2/15

2023年02月16日 | 旅行記
 2/15(土)、例によって友人の車に便乗して小旅行。この日は、千葉外房の御宿町、いすみ市岩船、などへ。


 御宿町の小高い丘にあるメキシコ記念公園。そこにある日西墨三国交通発祥記念之碑。


 同所より、岩和田漁港。写真奥は、勝浦方面。


 いすみ市岩船海岸。岩船地蔵尊より南側を撮影。


 同じく北側で、岩船漁港。

 このような風光明媚な所を訪れると気持ちが落ち着くように感じるが、単に景色が良いだけではなく、人々の素朴な暮らしに触れられるからだろう。お昼には地元でとれた魚をおいしく食べてきたが、人は結局のところ、どんなに技術が発達しても自然の恩恵を受けることによってしか生きられない。
 大切なものは、ごく身近なところにある。地に足を付けて、ゆっくりでもしっかりと歩を進めたい。

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千葉外房2022/10/27

2022年10月29日 | 旅行記
 例によって友人の車に便乗して小旅行。この日は、わたしの父母の生地でもある、いすみ市周辺を回った。お昼にはちょっと贅沢をして、美味しい「なめろう」など地元の魚を使った料理も食べ、かなりリフレッシュ出来た。


 千葉県いすみ市大舟谷(おおぶなや)。


 同じく、いすみ市の矢指戸。

 

 矢指戸の飯綱神社。



 大原漁港。


 太東海岸。数人のサーファーの姿があった。半分砂に埋まっているが、写真下にスロープが見えている。ここは、車椅子を利用する人の専用駐車場も整備されている。

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千葉県長生村一松海岸

2022年07月22日 | 旅行記
 7/21(木)、例によって友人の車に便乗して小旅行。この日は、九十九里の長生村一松(ちょうせいむらひとつまつ)海岸など。





 下の二枚は、いすみ市の大舟谷。九十九里浜からクルマで30分ほど南下した所だが、景色は大きく変わってリアス式海岸になる。ここはまた、わたしの父祖の地でもある。



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九十九里海岸、2022.6.15

2022年06月17日 | 旅行記
 例によって友人の車に便乗して小旅行。この日6/15(水)は、千葉外房の九十九里海岸方面へ。梅雨時でシトシトと雨が降り、気温も低い1日だったが、そんな日の海の景色も又風情がある。


 九十九里浜の中央部に位置する九十九里町の不動堂海水浴場。来月7月から海開きで、海水浴を楽しむ人で賑わいそうだ。ただし、九十九里海岸は潮の流れが速く、安易に沖合まで泳いでいかないよう注意したい。


 延々と続く、砂浜。ゴミが見あたらないのは、地元の人達が定期的に掃除をしているからだろう。都市の生活になれ、惰性でプラスチック製品を使った後の処分をおろそかにしないように心がけたい。


 こちらは、いすみ市の太東岬の下にある太東漁港。雨粒が、少しレンズにかかってしまった。

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安房勝山2022.6.2

2022年06月04日 | 旅行記
 6/2(木)、例によって友人の車に便乗して小旅行。この日は、千葉の内房に位置する鋸南(きょなん)町、勝山漁港を訪ねた。


勝山漁港。ここにある漁港直営の食堂「なぶら」で、お昼をいただいた。リーズナブルな価格で美味しい魚などを食べられる。


漁港から1.1km沖合に位置する「浮島」。

わたしは知らなかったが、この島はそれ自体が神社のようになっており、一般の人が上陸できるのは年に一度、祭礼の日だけという。


漁港とは反対側の入江。


対岸で、神奈川県側。小高く見えているのは、鎌倉辺りだろうか。

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犬吠埼2022.5.22

2022年05月24日 | 旅行記
 5月22日、例によって友人の車に便乗して小旅行。この日は、千葉県銚子市方面に行ってきた。季節も良く、日曜日でもあり、家族連れなどでけっこう人も多かった。かなり、コロナ以前に戻りつつあるように感じた。が、まだまだ油断はできない。


 犬吠埼灯台。


 犬吠埼灯台下より南方向。


 こちらは、北の方向で「君ヶ浜」。夏には、海水浴客で賑うようだ。


 君ヶ浜より犬吠埼。左端に灯台が写っている。


 君ヶ浜の岩場。写真では磯の香りまでは伝わらないが、岩場に来ると独特の空気感があり、リフレッシュ出来る。この上ない贅沢。

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飯高寺、飯高神社、再訪

2022年04月22日 | 旅行記
 4/21(木)、例によって友人の車に便乗して小旅行。この日は、先月(3/24)に訪れた千葉県匝瑳市にある飯高寺(はんこうじ)と飯高神社(いいだかじんじゃ)を再訪。



 飯高神社(いいだかじんじゃ)本殿。建物や周囲に精緻な彫刻が施されている。千葉県の重要文化財だが、保存が悪く、朽ち果てようとしているようにも見える。文化財としての価値も高いので、早急な対策が望まれる。以下3枚は、本殿の彫刻など。








 こちらは、拝殿正面にある彫刻。



飯高神社から2キロメートル程のところにある飯高寺(はんこうじ)。日蓮宗の学問所ということで、奥の建物が講堂。現在の、大学あるいは大学院にあたる。


 同じく講堂で、1651年建立、国指定重要文化財。この日は、たまたま有田焼の作品展が開かれていて、平日にもかかわらず見学者が多かった。
 以下は、千葉テレビのニュース記事より転載。

『有田焼の産地佐賀県出身の陶芸家・葉山有樹さんの作品展が、千葉県匝瑳市の飯高檀林で行われています。 陶芸家の葉山有樹さんは、有田焼で知られる佐賀県有田町生まれで、肥前陶器の伝統に裏打ちされた高い技巧の作品づくりが注目されています。匝瑳市にある日蓮宗最古の学問所・飯高檀林跡の飯高寺の本堂では、青と白の色だけで描かれた高さ2.4メートル、幅18メートルの巨大な作品などが展示されています。中でも「有為転変図」と題された壁画は、人類が自然の恵みを搾取し滅びてゆく一方、自然とともに秩序ある生活を送る姿などをテーマに描いたということです。
 展覧会を企画した実行委員会は、「生命の尊さを再認識し、しばし現実と離れて静かに向き合う場と時間を提供したい」と話しています。陶芸家 葉山有樹さん「ただ人類の文明だけを発展させてゆくことを第一と考えず、私たちの母である地球・自然界があってこそ人類も発展する。そのために特に小さな子どもたちに花を見て美しいと思う心を育ててゆく。そういうことを表現したいと思った」
 この展覧会は、4月30日(土)まで開かれています。』


 こちらは鼓楼。太鼓が内部に設置されており、講義の始まり時など、学僧達を呼集するために打ち鳴らされたという。1720年建立で、こちらも国指定重要文化財。


 鐘楼で、梵鐘は1639年鋳造。やはり、国指定重要文化財。

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千葉県御宿町

2022年04月15日 | 旅行記
 4/14(木)、例によって友人の車で小旅行。この日は、千葉県御宿町の海岸へ。小雨のそぼ降る冷たい日だったが、それもまた風情があるものだ。


ドン・ロドリゴ上陸地と伝えられる御宿町岩和田の田尻海岸。こちら側が北の方向。


こちらは、南。以下は、千葉県のホームページからコピーして貼り付け。
『慶長14年(1609)9月3日、前フィリピン諸島長官ドン・ロドリゴ・デ・ビデロ・イ・ベーラコスが任期を終えて、マニラからメキシコに帰還する途中暴風雨に遭い、乗っていたサンフランシスコ号は岩和田(いわわだ)海岸沖で座礁した。これを聞いて駆けつけた岩和田の村民たちにより、乗組員373名のうち317名が救助され、手厚く保護された。
 当時の大多喜城主本多出雲守忠朝(ほんだいずものかみただとも)も理解ある措置をとり、乗組員たちを岩和田村の大宮寺に滞在させ食料や衣料を与え、ロドリゴを大多喜城に招いた。城主のはからいで、ロドリゴは徳川家康・秀忠に謁見し、翌年6月、ウィリアム・アダムス(三浦按針(みうらあんじん))に建造させた大型帆船により相模の浦賀から一行はメキシコに送還された。
 これが日本とスペイン、遭難当時スペインの属領だったメキシコ修好の契機であり、ロドリゴ一行の上陸地に近い丘の上にはメキシコ記念塔が建立されている。この記念塔は昭和3年(1928)に建立され、「日・西・墨三国交通発祥記念之碑」と呼ばれている。』



同じく御宿町の大波月(おおはづき)海岸。北側で、奇岩は「ロウソク岩」と呼ばれているらしい。


こちらは、同じく大波月海岸の南方向。レンズに雨滴がかかり、写真は全体に水墨画のような感じになった。が、それもまた悪くはない。

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千葉県匝瑳市、飯高寺(はんこうじ)、飯高神社(いいだかじんじゃ)

2022年03月25日 | 旅行記
 3/24(木)、例によって友人の車に便乗して小旅行。この日は、匝瑳市にある飯高寺(はんこうじ)と飯高神社(いいだかじんじゃ)へ。以下は、匝瑳市の観光案内などを参照して書いた。

以下5枚は、飯高寺。

 飯高寺の総門に上がる階段。


 講堂。日蓮宗の学問所(檀林)で、現在の大学・大学院にあたる。1651年建立、間口26.722m、奥行16.225m。国指定重要文化財。


 講堂入口の廊下を横から撮影。奥行きと、建物の広さがわかるだろうか。


 講堂の裏側。写真右に写り込んでいるのは、学寮に続く渡り廊下。


 鐘楼で、これも国指定重要文化財。

 以下は3枚は、飯高寺から直線で2㎞程のところにある飯高神社。

 拝殿。

 同じく拝殿の横。かなり精緻な彫刻が、随所に施されている。建物自体の老朽化で倒壊の恐れがあるのか、添え木がある。


拝殿の奥、こちらが本殿になると思われる。周囲にも精緻な彫刻が施されており、保存処理が急がれる、と感じた。


 閑話休題ーわたしは花粉症だが、森の中で杉の木が多くあるところにいっても、ほとんど症状は出ない。おそらく、花粉だけが原因ではなく、たとえば都市の汚染された空気などが複合的な原因となっているのではないだろうか。都市は、大切なものを切り捨てて成り立っているのかもしれない。

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千葉県外房海岸2022/3/15

2022年03月17日 | 旅行記
 昨夜(3/16)遅く、午後11時半頃かなり大きな揺れを感じた。ここ千葉など関東の広い範囲で震度4。宮城県、福島県などで、震度6強。かなりな被害が生じている。被災された方々には、お見舞い申し上げたい。

 3月15日(火)、いつものように、友人の車に便乗して外房へ。


 下の写真の飯綱神社に行こうとして道を間違えてここに至った。後で調べたところでは、いすみ市南川海岸という所らしい。写真は北の方向で、なかなか風光明媚な海岸。貸別荘のような施設もあった。ここまで、千葉市の我が家から1時間半ほど。ここまで来ると、風の爽やかさを感じる。波が岩に打ちつけられる時にマイナスイオンの様なものを生じさせるのか、あるいは海藻などが酸素を放出するのか。いずれにしろ、森に入ったときとは違う空気の清浄さを感じ、気持ちが軽くなる。


 いすみ市の矢指戸という所にある「飯綱神社」へ上がる階段。矢指戸は「矢差戸」とも書かれて、「やさしど」と読むようだ。


 階段を上がった上にある飯綱神社の本殿。歴史を感じさせる。


 矢指戸より、南側の大舟谷方面。この後、南下して御宿町方面へと向かった。


 いすみ市にある岩船漁港。岬の上にある岩船地蔵尊から撮影。


 同じ場所から南の方向、岩船海岸。

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千葉県いすみ市大舟谷

2022年03月07日 | 旅行記
 3/3(木)、友人の車で千葉の外房にドライブ。この日は、お願いしてわたしの亡父の生家近くに寄ってもらった。


 千葉県いすみ市の「大舟谷」という所。大原町からいすみ市になった今は、地名として「大舟谷」は無くなっている。読み方だが、地元の人は「おおぶなや」と言っていた記憶しかない。が、ここに至る道にあるトンネルを調べたところ「大舟谷(おおふなや)トンネル」となっていた。また、漢字の表記だが、旧バス停なども「大舟谷」だが、この近くの神社の鳥居や千葉県のホームページ内「急傾斜地崩壊危険区域(いすみ市)」では「大船谷」という字を当てている。
 子供の頃は夏休みにここで磯遊びや釣りをしたものだった。すでに、半世紀以前になる。上の写真は北の方向で、遠くに見える集落は「矢指戸」と思われる。

 こちらは、南で御宿町方向。リアス式海岸が続いている。わたしが子供の頃は護岸工事はなされておらず、岩場が延々と続いていた。


 こちらは、千葉県夷隅郡御宿町にある小浦海岸(こうらかいがん)。聞き及ぶところによると、NHKの2021年大河ドラマ『麒麟が来る』で明智十兵衛が織田信長に出会ったシーンはここで撮影したという。


 パンデミックの中で、ヨーロッパでは戦争が始まった。近現代になり、「基本的人権」という理念が尊重されるべきルールとして確立されたが、それが崩れてゆくのを感じる。政治体制に関わらず自分達の利益のためならなんでもする、そんな世界に戻りつつあるようだ。必要以上に悲観的になることはないが、わたしは事態を極めて深刻に受け止めている。

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鹿島神宮

2022年02月10日 | 旅行記
 先週に続き、友人の車に便乗して小旅行。この日2/9(水)は、茨城県にある鹿島神宮へ。武神である武御雷(タケミカヅチ)神を祀る、東国武士の信仰を長年集めた歴史ある神宮。ここはまた藤原家所縁の社でもあり、奈良の春日大社の本家とも言えるところだ。千葉市の我が家から、ここまで1時間少しで行ける。



 下の2枚は、鹿島神宮から東へ3キロ程のところにある下津(おりつ)海岸。夏は海水浴場になる。

 写真右端に写っているのは、鹿島コンビナートの一部。


 この辺りは平坦なところで、砂地が広がり、樹木の生い茂るには適していないように感じる。ところが、鹿島神宮周辺だけはコケに覆われた鬱蒼とした豊かな森になっていて、不思議なほど生命力を感じる。おそらく太古の人達は、そんな生命力を感じた所を、神聖な場所として祀ったに違いない。

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