20日の朝刊で、福島県で見つかったキンクロハジロ(下の写真参照)の死がいから強毒性のインフルエンザウィルスが検出された、と報道されていた。その後、各地で様々な渡り鳥から同様のウィルスが検出されているというが、弱った鳥や死んだ鳥には安易に近づかないように注意したい。また、大量に鳥が死んだり弱ったりしているのを見つけた場合は、しかるべき機関に通報する必要がある。今のところ人間への感染には至っていないらしいが、専門家によるとそれも時間の問題らしい。宮崎では、養鶏場の死んだ鶏からウィルスが検出されたため大量に殺処分したと聞く。その養鶏場の近くにはカモの飛来地があるという。鳥には何の罪のなく、人間の一時的な感情で大事にしたり逆に殺処分にしたりと安易な行動は慎みたいものである。
千葉公園の池に渡ってきた鳥を望遠レンズで狙ってみた。
野生の鳥なので、なかなか鋭い目つき。鴨の仲間で、キンクロハジロの雌。
こちらは、同じくキンクロハジロの雄。どうも鳥は全体に雄の方が色鮮やか。雌の気を引くためともいう。
こちらは、やはり鴨の仲間で、ホシハジロの雄。鴨の類は体が重そうで、長距離飛行には向いていそうにないが、遥かシベリア方面から渡ってくるという。もっとも、鳥にとっては人間の尺度など気にはならないだろうが。
こちらは、ユリカモメ。翼が大きく、飛翔する姿はうつくしい。
というわけで、ユリカモメの飛ぶ姿だが、きれいに飛ぶ鳥を撮影するのは結構しんどい。ピントがいまいちか。
千葉公園の綿打ち池全景。奥に見えるのは、千葉都市モノレール。
野生の鳥なので、なかなか鋭い目つき。鴨の仲間で、キンクロハジロの雌。
こちらは、同じくキンクロハジロの雄。どうも鳥は全体に雄の方が色鮮やか。雌の気を引くためともいう。
こちらは、やはり鴨の仲間で、ホシハジロの雄。鴨の類は体が重そうで、長距離飛行には向いていそうにないが、遥かシベリア方面から渡ってくるという。もっとも、鳥にとっては人間の尺度など気にはならないだろうが。
こちらは、ユリカモメ。翼が大きく、飛翔する姿はうつくしい。
というわけで、ユリカモメの飛ぶ姿だが、きれいに飛ぶ鳥を撮影するのは結構しんどい。ピントがいまいちか。
千葉公園の綿打ち池全景。奥に見えるのは、千葉都市モノレール。
日本海側は記録的な大雪で、かなりな困難が生じているようだが、こちら南関は乾燥した晴天の元日を迎えた。
千葉公園の池で羽を休める渡り鳥達。鴨の類やユリカモメなどだが、今季は例年に比べて数が多いようだ。遠く、シベリアの方から渡ってくるという。ごくろうさま。
浮かれた気分で正月のTVなど見る気にはならないので、本をゆっくり読むことにした。
ダグ・ハマーショルド著、鵜飼信成訳『道しるべ』(みすず書房1967)。
第2次大戦後の混乱と深刻な利害対立の中で、紛争を避けるべく調停に献身した第2代の国連事務総長の手記。不信の渦巻く世界の中で、信を得べく調停にあたる人間の言葉は重く深い。人の尊厳のために生き、そして死んだ人間がいたことを証明する名著。訳出したのはICUの学長をつとめた方だが、言葉に対する慎重さが感じられて名訳と思われる。
千葉公園の池で羽を休める渡り鳥達。鴨の類やユリカモメなどだが、今季は例年に比べて数が多いようだ。遠く、シベリアの方から渡ってくるという。ごくろうさま。
浮かれた気分で正月のTVなど見る気にはならないので、本をゆっくり読むことにした。
ダグ・ハマーショルド著、鵜飼信成訳『道しるべ』(みすず書房1967)。
第2次大戦後の混乱と深刻な利害対立の中で、紛争を避けるべく調停に献身した第2代の国連事務総長の手記。不信の渦巻く世界の中で、信を得べく調停にあたる人間の言葉は重く深い。人の尊厳のために生き、そして死んだ人間がいたことを証明する名著。訳出したのはICUの学長をつとめた方だが、言葉に対する慎重さが感じられて名訳と思われる。